熊本の地震からもうすぐ10日になります。
その間、なんとなく、ブログの更新もできないままでした。
繰り返す地震、避難所という環境で、多くの人との生活。
亡くなられた方も数がどんどん増えてきて・・・なんとも言葉がみつかりません。
被災された方々に、どれほどの困難があり、今後も続くのでしょうか。
何ができるのか、考えても、行動として具体的にできるのは、募金をするくらいです。
ほかにできることとしては、自分の場所の防災をさらにしっかり考えること。
地域で防災を学ぶ機会があったときに、わかったことは、自助共助公助の順番であり、
自助共助のみで、最初の3日の準備は必須だということです。
普段、助けを借りずに暮らせる人は、3日は自分でなんとかしないといけないということを学びました。
公助は高齢の方、障がいをお持ちの方に優先です。
妊婦さん・乳幼児を育てているお母さんは災害弱者です。
ですが、公助はそこに届くのでしょうか・・・
ひだまりクリニックも、もう少し自分の今の仕事(とりくんでいる産後ケア)の見通しがついた段階で、
次は母子救護所としての仕事ができたら・・・と考えています。
災害時、弱者である母子を助ける仕事ができたら、その力をつけられたらというのが、次の目標です。
だから、今何ができるかというと、やはり、今の仕事を確立していく、しっかりしたものにしていく、ということなのだと思います。
備えをして、自然を畏れ、当たり前に暮らせる感謝を忘れずに、できる努力を重ねていくということなんだろうなと思います。
仕事で力をつけて、よりよい支援ができるように、防災減災のための支援も含めていけるように、したいです。
今日も、おっぱいDayでした。
来てよかったと思っていただけるように、スタッフみんなで頑張っています。
来月から、新しい産後ケアサービスも始めます。
行政の助成のものですので、使える人とそうでない人が出てくるのがとても残念なのですが、
できるところから、コツコツと!努力して精進していきます。
いつの日か、出産した誰もがよい産後ケアを受けられて、健やかに幸せな産後を過ごせるように・・・と願っています。
早くお母さんを中心にした国の指針が出ますように・・・
自分の仕事をしつつ、いろいろなグリーフを抱えている人のことを忘れません。
出会う人のみでなく、熊本のこと東北のこと、忘れません。
不安な小さい人のこと、小さい人を抱えて不安な人のことも忘れません
気持ちはエールを・・・ともにいます。
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