ひだまりクリニックでは、出産後の母親が心と身体を休めたり、子育てを自信をもってできるようにいろいろなことをお伝えできる産後ケアを進めて行きたいと思っています。
中野区委託事業としては、順調に周りだしています。
助産師さん保育士さんが活躍してくれています。
ところが、ひだまりクリニックの住所地である杉並区の産後ケアはあまり本格的に稼働していません。
委託事業としての契約はしているのですが・・・
これは、対象者が中野区は実質申し出た人すべてにデイケアの権利があるという中野区と、区が特定した方だけを対象にしている杉並区の違いからくるものです。
本当に不思議なことです。
どちらの区にも困った母子はたくさんいますし、私たちは助けてあげられたらと思っているのに・・・
9月16日の朝日新聞の「はぐくむ」に「産後ケア 母と子サポート」の見出しの記事がありました。
「導入へ国がガイドライン」「心身休めて相談も 広がりに期待」という小見出しもあります。
ずっとやりたかったことです。
そしてそれを目指して2階をオープンするにあたり、ガイドラインがなく、保健所でも困ったものです。
でも、やっとガイドラインが出ました。
産後の母子は、サポートが足りなくて本当に困っているのです。
デイケアであっても数回通ううちに表情が変わってくる方も多いです。
記事には、こうあります。
「モデル事業で市区町村で温度差があることがわかった」
「先進例は首長の判断が大きかった。住民からも声をあげて地域の意識をかえていく必要がある」
隣り合わせの区で、受けられるサービスがあまりにも違う・・・
できることからやっていこう、という気持ちでいますが、複雑な気持ちもあります。
助産師相談のゆったりコースは、このデイケアとほぼ一緒です。
子育て応援券も使えます。
不安でいっぱいで、出かけることすら不安でしょうけれど、少し勇気を出して、助産師さんにいろんなことを教えてもらいにきませんか?
HPのデイケアをご覧ください。