ひだまりクリニック~産んだ後にも母親学級~

杉並区で小児科医がひらいている母子で集えるクラスです。

スポットビジョンスクリーナーでの眼の検査受けてみませんか?

2018-08-31 17:18:11 | クリニックからのお知らせ

以前より、気になっていたスポットビジョンスクリーナーという眼の検査の機械を

試しに借りて試用してみることにしました。

2秒ほどですむ、6カ月の乳児から使える簡単な検査です。

カメラで写真をとるみたいにできるとのことで、

外来小児科学会のブースで手に取ってみて使ってみました。

これで、弱視の早期発見ができるのであれば、確かにいいなと思います。

相談したところ、10日から14日まで貸していただけることになりました。

使ってみて購入を検討します。

10日のはいはいクラスの方は午後にご希望の方に検査を受けていただくことができます。

10日、15時以降

11日、午前と午後3時以降

12日、午後

13日、午後2時以降

14日、午前と午後

予防接種や健診の方に検査を受けていただくことができます。

検査だけご希望の方も予約の合間をみてお受けできると思います。

ご希望の方はお電話かメールでご予約ください。

03-3315-0217

hidamarisalon ☆ yahoo.co.jp  ☆→@

までどうぞ!

 


杉並区要保護児童対策地域協議会 実務者会議周産期部会

2018-08-25 00:02:30 | 日々のできごと

杉並区からお誘いがあって外来小児科学会の前日だけれど、いってみました。

覚えられないくらい長い名前の会ですね~

でも、行って正解!

すごく新しい話が聴けたというわけでもないのだけれど、熱い気持ちになりました。

虐待予防、産後ケア、杉並区の現状、などなどを、地域の関連の方たちと同じ方向を向いて

頑張っていこうと感じられたからです。

地域で働く産婦人科医、助産師、保健師、行政の関連部門のそれぞれの専門家の方々が

数十人集まって、それぞれの立場からのいろいろな話が聴けました。

熱い想いを持って仕事をされている方がこんなに大勢いるというだけでもうれしいことでした。

産後ケアの利用状況の公表もあって、ひだまりクリニックも頑張ってました。

スタッフなしにはやってこれないことなので、次回からはスタッフも参加できたらと思います。

(今回は一人参加だったので)

ショートステイが進まない理由、一番のネックが

一度退院した赤ちゃんは新生児室にあずかれないという問題。

なるほど・・・そうですよねぇ・・・

私からは、すでに杉並区の担当者の方にはお伝えしていることですが・・・

杉並区と中野区で、デイケアのシステムがすごく違っていること。

中野区は申請した人は平等にだれでも使える事業なのですが、

杉並区は区に認定された特定の人しか利用できないのです。

応援券事業で頑張っているので、どちらが頑張っているとかいう話ではないのですが、

産後ケアに関しては、お母さんが利用しやすく助かっているのは、中野区かな・・・と。

どちらのお母さんも、同じに助けてあげられたら・・・と願っている私たちは、

利用のハードルの高さに溜息をつくこともあります。

日本のどこでもだれでも、望む人にはよい産後ケアが受けられる日がくるといいなと思います。

あるだけでもいいといえば、そうなのですが・・・

でも、同じ事業で違うシステムというのは、提供する私たちにはストレスではあります。

もう一つ、災害時の母子支援について、産後ケアの施設や児童館や保健センターが

災害弱者である母子の支援拠点(居場所)になるというのはどうかと考えているということを

お話しました。

防災課の方には相談していることなのですが・・・

妄想レベル?かもしれませんが・・・

 

多くの人が、それぞれの立場で、よりよい支援をと頑張っているんだな・・・と感じられて、

とてもいい夜でした。

明日(あ、もう今日ですが)の外来小児科学会も、力をもらえると思います。

初めてのテーマ「産後ケア」も楽しみ。

いろいろな勉強をしてきたいと思います。