昨日も書きながら、なんとなくモヤモヤ・・・としてて、ですね~
つまり・・・文章で伝えるのは本当にむつかしいということです。
これは、どう伝わるだろうとか、こう書いたら、傷つく人もいるだろうか?
いいきったりするのはまずいのではないか?とか、考え出すときりがありません。
3時間あけないであげていいんだよ、遠慮しない方がうまく行くんだよって伝えたいから書いたんですけれど、
3時間ずつちょうどあいてあげてる人でも、うまくいってる人だっているわけですしね。
産後ケアでおっぱいのことをするのは、おっぱいを何とかしたいという人が多いということと、
そこがうまくいきだすと、とたんに表情も明るくなって自信がついてくる様子がわかるからです。
けれど、努力してもうまくいかない人もやはりいらっしゃるので、そこはとてもデリケートな部分だなとも思います。
最初から、ミルクで全然平気という人もいらっしゃるし。
母乳育児をするか、どう頑張るかは、とてもプライベートなことで、それぞれの思いが尊重されるべきでしょう。
追い詰めることはしたくないけれど、応援もしたい。
また、おっぱいにかける思いもそれぞれだとよくわかるので、お母さんに心残りのないように・・・
というところが一番大事にしたい部分です。
私は、母乳の支援をしたいと思っているけれど、母乳でないといけないとは思っていません。
そこは、母乳育児支援を頑張っている人たちと、少し違っているかもしれません。
苦しい母乳育児にはしてほしくないからです。
私自身が一人目の母乳育児で、とてもつらかったからです。
その辛さというのは、出ない辛さでなく、束縛される辛さでした。
おっぱいがよく出て、子どももおっぱいが大好きで、なのに苦しい・・・という、
贅沢な悩みだといわれたとしても、当時の私には本当につらかった母乳育児でした。
不安だらけで、自信も持てなくて、だらだら欲しがる子に、遠慮してあげてたのは20年以上前の若い(?)母親だった私です。
支えてくれる人はいなかった。
そのときの苦しさが、そののちの子育てにつながり、支えてもらうことの大切さを思い知り、今の仕事に繋がっています。
母乳育児は幸せだからこそ楽だからこそいいんだ、と思っています。
辛くて痛くて苦しい母乳育児だったら、なんとかしないと・・・と思ってしまいます。
だから、母乳率とかいう言葉はきらい。
そこに幸せ度は感じられないから。
母乳育児だからいいんではない。幸せな母乳育児だからいいんです。
そこは、一番私がこだわりたいところです。
努力しても、工夫してもうまくいかなくって、体重増加も悪くて・・・
混合にする方が、赤ちゃんにとってもよい場合は、納得してそうしてもらえればいいなと思います。
これだけ頑張った、おっぱいだって飲んでいる、と。
混合だって、おっぱいをあげてれば、母乳育児です。
ずっとおっぱいを続けることはできるし、離乳食が始まったらミルクをやめることになる場合もあります。
すべての方に、それぞれのおっぱいストーリーがあり、それが自分で納得できるものであってほしいです。
支援によって、うまくいって気持ちよくて幸せな母乳育児になったら一番いいですけれど・・・
文章で伝えたいと思ったけれど、本当にむつかしい。
傷つけてしまう人がいるかもというのが心配で・・・
だから、本当は実際に目の前で様子をみたり伝えたりできるのがいいのですけれどね・・・
このブログで悲しい気持ちになってしまった方がいらしたら、ごめんなさい。
赤ちゃんもいろいろ、ママもいろいろ。
一回一回の授乳が、練習になり、どんどん上手になっていくのですけれど、そこに適切なアドバイスや温かな支えがあるかないかで
大きく違ってくることもあるんです。
私たちが出会う人によい支援ができるように・・・
お母さん、一人一人、どの方にもよい支えがありますように・・・
つまり、日本で産後ケアがどこでも、だれでも、受けられるようになりますようにってことです。
まだまだ、先は長いでしょうけれど・・・