ひだまりクリニック~産んだ後にも母親学級~

杉並区で小児科医がひらいている母子で集えるクラスです。

防災さんぽ・・・お疲れ様でした

2014-02-01 21:59:04 | 車座委員会

車座委員としての活動の一つで防災のイベント「減災ふれあいウォークラリー」が本日ありました。

厳しい季節でしたが、お天気にまずまず恵まれ無事終わった時はホッとしました。

受付担当で本当にバタバタで・・・

民生委員のみなさんの応援のおかげで、なんとかすませることができたという感じでしたので、

本当に反省点がいっぱいあります。

中学生のボランティア達の頼もしかった様子も嬉しかったです。

ひだまりのママとこどもたちが何人も!ブログで見てきました~と参加してくださって、本当に嬉しかったです。

赤ちゃん連れ、小さいお子様連れの方も多くて、感心の高さに逆に驚きました。

そういったママ達の感想に

「実際に逃げるときに、ベビーカーは絶対だめだと実感しました」というのがありました。

狭い道、段差、階段・・・

今回はチームでのラリーだからよかったけど、ということでした。

普段の街を大地震、火事、避難、といったことがあった時の目でみるとこわいこと、わかってなかったことがいっぱいです。

それをまず感じてもらえたらということでしたので、まずは成功かもしれません。

これから、では、どうするのか・・・

考え続けないといけないことです。

まず、自分の、そしてこどもの身を守る。

そして、生き延びる。

もし、次回があったら、今度はもっと良い季節に。ということでした。

多分アンケートの要望には多いと思います。

また、あったら、お知らせしますね。

今日、体験できたことは、車椅子に乗ってみる・街中の防災設備を知る・見知らぬ人と縁があって一緒に協力しあいながら歩く・

AED体験(大人とこども)・三角巾や担架を使ってみる・・・などなど。

おもてなしは、なみすけナミーのお見送りで写真撮影できたり、豚汁とかバルーンアートもいっぱい。

そんな楽しい一日でした。

多くの地域の団体、中学生と先生・民生委員のみなさまのご協力おかげで、事故なく楽しく終われました。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!

 

 

 


車座委員会…社会教育事業推進委員会?って?

2012-03-22 01:17:13 | 車座委員会

車座委員会という活動、知ってはいたけれど、やってみたらと言われていたけど、逃げてたことです。

これに次の任期でチャレンジすることにしました。

社会教育事業推進って、なんて固そうな言葉でしょう・・・。

今日は、今の任期で最後の委員会があって、新委員として参加可ということでしたので、見学に行ってきました。

これが!とっても面白かったです!

固い言葉とは裏腹に、全然固くなくまじめに熱く世の中を語る人々・・・(といっても十数人ですが・・・)

いろんな職業で、いろんな世代で、属性で、考え方で、出会えない人と話している、新鮮な体験でした。

私は小児科医で、出会うのは医療者または若いお母さん。

子どもの母としては、同じ世代もしくはやや若いお母さん。

ご近所のお付き合いもご挨拶程度ですから、出会う人は偏りがあります。

車座委員会では、車座トーク哲学カフェ縁学など、おもしろい取り組みがいっぱいあったのですが、ほとんど知らなかった。

参加したら、きっと楽しかっただろうなぁと思いました。

今日も新委員も仲間に加えてくださって哲学カフェ開催でした。

テーマは「社会教育とはなんぞや?」

社会教育と学校教育・・・

私には社会教育は生きていることそのものだと思えます。

どんなことも学びになり、どんなことも次につながる。(つなげたいというべきか)

学校教育はあくまでもツールであって目的ではないイメージ。

でも、避けては通れない。

私の発言で「こどもには、義務教育なんだから義務だよ。ちゃんと勉強しなさいと言ってる」に、

「ちょっと待った」の一言が。

「義務教育は子どもに義務のある教育ではない。大人に受けさせる義務のある教育で、子どもには教育を受ける権利だ」と。

知らなかった、けど、権利と思って学校に行っている子が日本にどれだけいるのだろうか・・・。

魅力的な教育なのだろうか?

知らないだけなのかな?

それでも、教育に税金が使われて、大人が次の世代に向けてのエールであり、期待であり、手渡ししているものであり。

そういう思いを知って努力しようと思う子どもであってほしいと思ってしまう・・・。

本当は知ることは面白いと思うところからの学びであってほしいけれど、現実は違うような気がする。

社会教育は、人生そのものであり、幸せのためのものということだと思います。

何が幸せか、何に納得できるか、自分らしさって何か、自分が正しいと思うことは何なのか。

そういうことに自信を持って答えることができるようになることだと。

自分に自信があれば、人の意見も違うと思いながら認めることができるというのは実感です。

迷っている間は人の意見が苦しいんですけどね。

揺さぶられたり、否定されてると感じたり、強く拒否したり、そういうことが多いし。

だから、やっぱり「納得」

納得できる人生を目指して生きるわけです。

「生きてるだけで幸せ」

発想の転換で、本当に心からそう思えれば一番いいけれど。

そうは思えない煩悩の塊みたいな人間には、これは難しいかな・・・

4月から任期が始まります。

ここでも、委員会のことや活動のことなど。

ご報告していきます。

自分の活動と関係はなくても、いろんな活動を自分のフィールドでされている方々のお話しは、

きっと刺激的でおもしろいはず。

いろいろな方々とゆるやかに繋がっていきたいし、

それが、私にとっての大きなテーマである「地域の子育て」にも

大きな影響を与えてくれるような気がします。

多くの新しい出会いにワクワクします。