ひだまりクリニック~産んだ後にも母親学級~

杉並区で小児科医がひらいている母子で集えるクラスです。

アンケートのお願いです。

2013-07-25 06:48:44 | クリニックからのお知らせ

本当はこちらを書こうとPC立ち上げて・・・

でも、書き始めたら止まらなくなって・・・

ゆっくり書こうと思ってた凛くんのこと、勢いで書いてしまいました。

続けての投稿ですが、こちらは、アンケートのお願いです。

ときどき、ご案内してます小児医療講座の事に関して、です。

私もたまにすることがありますが、

お母さんたちに正しい情報を伝えたい、知ることで安心感を持ってほしい、自信を持ってほしいという気持ちでお話ししています。

そういう小児医療講座は各地でいろんなところの主催でされています。

その講座を経験されたことのある方にぜひお願いしたいアンケートです。

発表する知ろう!小児医療の方々と外来小児科学会に、このアンケートの集計結果を持って一緒に参加します。

この学会は、私のパワーの源。

もっと頑張らなきゃっていつも行くたびに刺激をもらって張り切って帰ってきます。

子ども達のために熱くなれる素敵なお医者さまがいっぱいですからね。

今年もいろんな刺激をいっぱいもらってきたいと思います。

ぜひ、ご協力をお願いします。

以下が会からのアナウンスです。

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(社)知ろう小児医療守ろう子ども達の会では、子どもの病気に関する講座を
受けたことがある方にアンケートを実施しています。

当会主催のものだけではなく、市区町村、保健センター、児童館、ママサークルなど
実施母体を問わず子どもの病気に関する講座を受けたことがある方、
是非ご協力をお願い致します。

http://goo.gl/zoViO3

なお、このアンケート結果は講座、イベント、シンポジウム、学会などにて
発表させていただきます。
(アンケート:7月31日まで)

毎年外来小児科学会ブースに出展していましたが、今年は未来の小児科医の在り方、に関する
シンポジウムに呼ばれ、そしてその後は会で受診行動についてのWSを行います。
参加された方々とご一緒に、受診行動の現在の問題点と理想の形を
追い求めようというものです。

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 簡単なもので、数分で終わると思います。

よろしくお願いいたします

 


「ランドセル俳人の五・七・五」

2013-07-25 06:11:20 | 日々のできごと

昨日は、35年前に出会った多感な乙女時代を一緒に過ごした友人と13年ぶりに会いました。

子連れで・・・

本当に楽しかった。嬉しかった。

二人とも、この13年は仕事に家事育児に・・・そして、プライベートでもいろいろなことがあって・・・

本当に大変というしかない日々でした。

「必死過ぎて会えなかったね。これからはもっとずっと会えるね」と約束しました。

私は関西育ちで大学まで関西にいました。

彼女は関西にいるので距離的にも、本当に遠いのです。

ここのところ疎遠だった友人と再会することがとても多くなり、そういう年代なのかもしれません。

いろいろあった人生を二人で振り返る・・・は子連れで充分ではなかったですけれど、

それでも、子連れで会えて子ども達も少しずつ打ち解けて最後は楽しそうに二人でいられて

本当に嬉しかったです。

その友人の息子さんはすでにペンネームを持っています。

小林凛さんといいます。

彼は12歳。

そして、すでに俳句の本があります。

ブックマン社からの紹介がわかりやすいと思います。

944gで産まれ、病気がちな時期も長く、

一生懸命育てて、喜びだけでなく悩み苦しみも多い日々だったのだと容易に想像できます。

幼稚園の頃に読み聞かせで出会った五・七・五のリズムは身体の中にしみわたったかのように彼女の話からは聞こえました。

子どもの持つ可能性は無限大・・・

それを見守り育てることは、どうしたらできると簡単に言えることではないでしょう。

私の友人は必死な生活の中で、気付いたらそれができていたということなのでしょうね。

素晴らしいことです。

彼の思いがぎゅっと詰まっている、彼の中から自然に出てきた、小さな句集ですが、本当に素晴らしいです。

どこにでもいそうな、思春期前の少年。

彼の中には、いろいろな経験から培われた優しさ強さと、自然への興味や共感といったものが詰まってるように見えました。

自然の中の自分、自分の中の自然。

どちらも感じられます。

それを彼女は愛おしみ、そして大事に大事にしてきたのだな・・・

そして、立派に育っているのだな・・・

母親の愛ってすごい・・・と

胸が熱くなりました。

ひだまり文庫にあります。

ぜひお出でになる方は手に取ってみてみてくださいね。

そして・・・日々、子育てに奮闘しているお母さんたちへ・・・

お疲れ様

あなたのその日々はあなたを、そしてお子さんを育ててます。

自分はちっとも成長がない、と落ち込まないでくださいね。

そういう日々があなたを大きくしているのですから。

(成長してるなと自覚なんて持てないものです。後で振り返ると今の自分はあの苦労があったからと思えるのだと思います)

必死すぎて、友人のことは後回しになってても、こうやって感動の再開ができる日が来るんですよ~

その日その日を大事に生きていく、それに尽きるのだと思います。

 

 

 

 


子どもの身体を触るということ~小児専門鍼灸師の先生の講座~

2013-07-23 10:27:11 | クラス日記

7月のスペシャルイベントは、小児はりがお得意な鍼灸師の山口あやこ先生においでいただきました。

東京スキンタッチ会で活動されている先生です。

先生は杉並区の児童館でもときどき講座をされています。

お母さんたちにちょっとした簡単なことだから伝えたいと思ってらっしゃいます。

ひだまりクラスのイベントにも来てくださいました。

あまりにお申込みが多くて、でも、私もいい講座になるのはわかってたのでお願いしたら、二日来ていただけることになりました。

8日と22日にめいっぱいの人数でやっていただきました。

児童館と違って10人が限度・・・

熱気むんむんで泣きだしたら飛び火しちゃうみたいな時間帯もあり・・・

(先生は「交信してるのよ」と

先生とはスキンタッチ会の小児医療講座を担当させていただいたご縁で、今回お願いしました。

東洋医療というのは、奥が深い・・・と思いました。

私が、医療講座でお母さんだからできることに「身体を普段から触ること」があるというのはよく言っていて、同じ話なんです。

普段を知っているからこそ、おかしさ(いつもと違うということ)がよくわかるのです。

先生はお母さんの前腕(肘から手への部分)を何回か触っただけで体調(寝不足とか胃腸系の問題とか)がわかってしまいます。

すごいことですね。

多分、そういうことはできないかもしれないけれど、お母さんは赤ちゃんの身体を触り放題なのですから、ぜひともさわってあげてください。

肌のつやや張り、しっとり感、温かさ冷たさ・・・

さらに、触っていると感じる気持ちよさ・・・

その気持ちよさは双方向へのものなんですよね。

お母さんが気持ちいいなと子どもの身体を触っていると、子どももそういう気持ちを感じているわけです。

このふにゃふにゃの感じ、かわいい~気持ちいい~癒される~とママが思ったら、

子どももそう思っているのだと思います。

そういうマニュアルでない、心地よさがとっても大事ですね。

正確なことを言ってないと困るので、スプーンや歯ブラシやドライヤーなどを使った具体的なことに興味があったら、

ぜひとも、直接スキンタッチ会の教室におでかけください。

マッサージは、いろいろなところで教室がありますが、基本は触ること。

それも、気持ちいいと双方に思えるような交流ができるのがまず一番です。

あまりにもマニュアル的なマッサージは敷居が高くて・・・という方にも、触るだけということならできますね。

まずそこから。どんどん触ってあげてください。

さらにいろんなことが知りたかったら、先生の本もお勧め。

「脳と体にいいことずくめのベビーマッサージ」PHPビジュアル実用BOOKSです。

先生のマッサージはよくあるオイルをつかうものでなく、優しくなでてあげるといったかんじのものです。

日本のような高温多湿の気候の場所では、オイルはむしろいらないということです。

私はなるほどと思います。

22日は、「ぞうさん」の歌を使ったマッサージをしました。

歌を歌うと、赤ちゃんも静かになってくれて短時間だしとても手軽ですね!

ママのケアという点では、

8日はママへのケア、ストレッチの話などが多かったです。

手を引っ張ることとか、肩のストレッチを少ししただけで、効果も感じられるのにはびっくりしました。

顔の前で肘をつけて上にあげる、ただそれだけのことの変化が5~6分のストレッチ前後であるのです。

22日はお話しが多かったです。

東洋医学的には、親子は陰陽・夫婦も陰陽なんだそうです。

だから、母としての陰・妻としての陰・・・いつも子どものいる生活だと陰ばかりで大変になっちゃうのだとか。

だから、実家に帰って母親に陰をしてもらい陽の立場にさせてもらったり、でかけていって陽になれる場を探すのが大事だとのこと。

(ひだまりも陽の場になれるといいな)

先生は、自分が良い状態でいないといい治療ができないということもおっしゃっていて、本当に私自身も同じです。

これは、母親すべてに言えることなんですよね。

母親はケアする仕事だから。

自分が良い状態で幸せで充実しているということが、子どもの幸せにつながるのです。

だから、子どものためにも自分が生き生きといい状態でいないとね。

甘えてるんじゃないか、自分はもっとちゃんとしなくっちゃいけないんじゃないか?という考え方だけでは息詰まる日もありますね。

すり減ってる感じがしてませんか?

自分のケアも大事ですよ~

 

いつもの子どもの身体を五感で知るということ。

これはとても気軽、そして、自分の自信にもなると思います。

おむつ替えのときでも、抱っこのときでも、電車の中でも、どこかで待ってるときでも・・・

気軽に触ってあげて、さらにアイコンタクト。

素敵なことだと思います。

そして、お母さんは、自分のためにも子どものためにも家族のためにも大事な自分へのケアもお忘れなく・・・

 

珍しく写真を撮ってみました。

素敵な写真がいっぱいですので、ちょっとご紹介・・・

 

お母さんの手の力って大きいんですよ~って話だったかな?手の話してるみたいですね(いいかげん

 

  

お母さんも赤ちゃんも二人とも楽しい、二人とも嬉しいって時間になるといいですよね。

しなくっちゃ!やってあげなきゃ!ってなるんじゃなくって、できるときに楽しく、向き合える余裕を大事に・・・

かけてあげる時間じゃない、しっかり気持ちを向けてねってことをおっしゃってました。

 

お母さんが数分マッサージした後で、おなかの様子が変わる子もいるのですって。

そして、それを感じるお母さんもいます。

 

こんな風に一歳過ぎていろんなものに興味を持って、お人形と遊ぶ方がいい~って時期になってても、大丈夫。

このときは、ちょっと面白いものが他にあってできなかったけれど、お家に帰ってからはいろんなタイミングでできますよ。

お着替えのとき、おむつのとき、ねんねのとき・・・ちょっとした隙間時間にさわってあげて、アイコンタクト。

やりとりできるようになってからの楽しさもありますよね。


MMRワクチンを個人輸入することに決めました

2013-07-14 06:44:18 | クリニックからのお知らせ

ひだまりクリニックは予防接種と健診と母親学級だけのクリニックです。

そして、かなり小さなクリニックです。

でも、丁寧に説明して納得して医療を受けていただくことを大切にしています。

小さい規模だからこそできることにこだわっているともいえます。

小児科ですから、過密予防接種のスケジュールの赤ちゃんの受診が多いです。

現在、去年から風疹の流行が続き、先天性風疹症候群の子どもの出生が相次いでいます。

一人・・・また一人と増えて、今13人にもなっています。

これは先進国の中では桁外れな数で、今、日本渡航は注意報が出ているほどです。

まだまだ、流行はコントロールできているとは言えません。

日本の子ども達(特にこれから日本に生まれる)の命を考えると、小児科医が率先してする風疹予防は大切だと考えて、

これまで、成人のMR接種を積極的にしてきました。

(この騒ぎの前までは成人の接種はほとんどインフルエンザの時くらいでした。)

けれど、最優先は一歳になったばかりの子ども達です。

誰がどう考えても、です。

これは小児科医としては絶対譲れません。

で、今の現実・・・

すでに卸の会社からはMRワクチンを届けてもらいにくくなっています。

7月は全く届かなくなってしまいました。

今後の見通しも教えてもらえません。

連休前から成人のMR接種を勧めてきましたので、なんとか今までなっていたのですが、今後はそれもできにくくなってきました。

不活化ポリオのときは決意できなかったのですけれど、

今回は、個人輸入をしてMMRの接種を勧めていこうと思っています。

希望される成人の方にワクチンがないからとお断りするのは避けたいと強く思うからです。

流行をなくしていくためにも、なるべくMR接種をしてもらいたいと思っていたので、MRワクチンを今まではかなりの低価格で接種してきました。

が、今後は、個人輸入ということをすること、そして、助成の対象者にならない方には低価格をということをしたいので、

いろいろ悩みましたが、価格を改定させていただきます。

助成の使える方(妊娠希望の女性。妊娠中の女性のパートナー)には今までとおり国産のMR接種をします。

これは、杉並区では国産ワクチンでないと助成不可能だからです。

この価格は10500円です。

杉並区では10500円まで助成されます。

助成の使えない方には、輸入したMMR接種をします。

この価格は7000円です。

助成の対象者、受ける方法などはこちらをご参考になさってください。

なお、まだMMRワクチンは届いていません。

届いて予約がお受けできる体制になったら、またこちらでお知らせします。

国は供給体制は整ってきたと報告していますが、まだまだ厳しいのが現実です。

8月には状況は変わるのでしょうか・・・。

場合によっては、小児の二回目の定期接種、年長時期に受けるMRワクチンも、少し後にしてくださいとお願いする場合も出てくる可能性があります。

以上のこと、悩み抜いて(大げさ?)決めました。

ご理解いただけますように、よろしくお願いいたします。 

 

 

 

 


8月のひだまりクラスの予定 土曜日オープンの日

2013-07-07 06:35:41 | クリニックからのお知らせ

8月は、一回お休みをいただいて、7日・12日・26日の予定です。

一か月前になったら予約開始できます。

午後から予防接種や健診などもできますので、ご希望の方は予約時にお願いします。

一人だけなら、9時にきていただき、クラスの前にすませることもできます。

お昼を食べないで帰りたい方はそのようにできます。

お昼の後のおしゃべりがまた楽しそうですけれどね。

私は別室で、計測・予防接種・健診などしてますので、一通り終わった後に、また参加しますが・・・

いつものように

03-3315-0217

hidamarisalon☆ybb.ne.jp(☆→@)

で予約をお願いします。

8月の土曜日は10日に予約できます。