ご近所の児童館においていただいてるものです。
実は、強力なサポーターの一人につくってもらったものです。
素敵でしょ?
そして、今日は講座のたびにお世話になるあまちゃんとパソコン仕事。
みんなに支えられて、少しずつひだまりができあがってきます。
ありがたいことだなぁ~
参加費無料のチラシに変えたので、これを児童館に持っていって置かせてもらいます。
ご近所の児童館においていただいてるものです。
実は、強力なサポーターの一人につくってもらったものです。
素敵でしょ?
そして、今日は講座のたびにお世話になるあまちゃんとパソコン仕事。
みんなに支えられて、少しずつひだまりができあがってきます。
ありがたいことだなぁ~
参加費無料のチラシに変えたので、これを児童館に持っていって置かせてもらいます。
今後、ひだまりクラスは前回もそうだったのですが、無料にしようと思います。
いろんなところで、お話しさせていただいてきて、主催が自治体だったり(それも社会福祉協議会だったり保健センターだったり児童館だったり)、子育てサークルだったり。
「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会だったり、時には企業だったり。
で、仕事としてお金をいただき、やりたいことができてお金をいただけて、ありがたいことです。
人前で話すのは好きでなく(特に講義形式は苦手)、でも、お母さんたちに伝えたいという気持ちがあってやっています。
伝えたい、それだけでいいのかな?と最近思います。
場所も用意してお茶も出して、そんなにしなくてもいいんじゃない?
医師ならしっかり堂々と自分の資格に責任を持つ分支払われるものがあってもいい、とアドバイスもいただきました。
それはそれで、わかる。
でも、私の原点に立ち返ると。
「母親を支えたい」
だから、ひだまりクラスはそれでいいのかな?と思うようになりました。
私がやりたいことを私がやりたいように。
ひだまりクリニックはひだまりになりたいのです。
手さぐりで試行錯誤で泣きそうになりながらも子どもを守っているお母さんが肩の力を抜いて温まるひだまりになりたい。
知ることで安心できる場所。
知った上で納得できる場所。
お母さんが幸せでいることが断然近道で確実な子育て支援だと思っています。
お母さんの笑顔が子どもの笑顔につながるのだと。
それでいい、と思います。
クラスに来てくださった方の中から、こんなところで予防接種や健診を受けられたらいいなと思ってくださる方がいたら嬉しいです。
そんな風に思っています。
よその場所にいってお茶もらってタダはいごこち悪いと感じられるかな?
それなら「ひだまり基金」でも作って、大震災の復興に役立てる何か?子育て支援に役立つ何か?に使うとか?
まずは、知ってもらって、きてもらって、が進まないと・・・
お申込みはhidamarisalon☆ybb.ne.jp(☆を@に変更)
または03-3315-0217ひだまりクリニックまで・・・
前回やってみたのですが、午前はひだまりクラスに参加して、その後健診や予防接種というのもとても良いなと思いました。
定期接種は23区と三鷹市は相互契約していて無料で接種できます。
任意接種の助成は杉並区との契約をしています。
6か月健診と9か月健診は都の事業ですので、無料券が使えます。
一歳半の健診は杉並区の事業で、区との契約をしています。
川崎の講座のあと、本当だったら一緒に伺った会員のお友達とランチをしたいところだったのですが、残念。
日本橋であるフォーラムに参加すべく、すぐに戻りました。
以前お知らせした、研修していた病院でのボランティア活動の記念フォーラムでした。
長期療養…どのくらいだと思いますか?
私が働いていた当時は長い子は年単位でした。
そのような子に遊びや学びは大きな力になります。
それは分かっていても、医師にも看護師にも、仕事をするだけで余裕はないのが実情で。
子どもやお母さんのニーズでどんどん活動が大きくなったのだと思います。
私は最初の数年のことしか知らないのですが、
遊びのボランティアの活動を初めて20年の節目なのだそうです。
本当に狭いプレイルームがあって、点滴をしながら治療をしながら、それでも、気分のよいときは遊びたいのですね。
痛みも不自由も受け入れて、さらに、遊びたい、何かをしたい、そういう気持ちがいっぱいの子ども達です。
子どもって受け入れる天才だなと子育てしていても思いましたっけ。
お母さん達にも、ボランティアの方が子どもといる時間は、束の間の子どもと離れられる時間だったのだという話がいっぱいありました。
ちょっと買い物、戻ってお風呂に入る、そういうことも付き添い入院のお母さんには難しいのです。
お母さん達の、不安を受け止める役もされていました。
今は、いろいろな病院に広がっているそうですが、ニーズにはまだまだ足りないと思います。
研修医だった頃、部長だった先生に
「白血病が治るなんてことはまずない時代が長かった。良い時代になったものだ。」と言われました。
診断されても、半年以内にどの子も亡くなっていたそうです。
それでも、治りにくいタイプのものや、再発例、脳腫瘍などの悪性疾患はまだまだ治療が奏功しないことも多い時代でした。
このフォーラムでもパネリストとして登壇された小児科医はこの頃、一緒に働いた方で、ずっと子どもの重い病気とともに仕事を熱心にしてきた人です。
去年、その人から「ここ数年、子ども達をお見送りしたことないんですよ。」と聞いたとき。
そんな時代になったのかと、本当に感動しました。
新しい薬の開発だったり、薬の使い方の工夫だったり、無菌室の改良だったり、いろいろな場所でのいろいろな人の努力の積み重ねの上の結果です。
子どもを見送るという辛いことがしばしばあった時代を知る私は涙が出ました。
医療ってすごいと素直に思います。
「隔世の感」ですね。
最近、患者の立場で病院の入院病棟に行っても、いろいろな工夫がされていると感じました。
さらに、医療者の治したいという熱い思いを感じるとき、本当にありがたいと思います。
その気持ちがわからないときは不安で辛いだろうなぁということも。
よい結果がでないこともある医療の現場では、こじれることもあるだろうなと感じます。
「治したい」医療者と「治りたい」患者の気持ちが通じあうように・・・と思います。
信頼するために必要なことは疑問を残さないことだと思うけれど、自分自身も勉強して理解して、というのは患者には難しい話でしょうか。
ある程度わかっていないと、話が理解できないことも多いだろうなと感じます。
義務教育の中に、もっと人体の勉強を入れたらいいのに・・・
いのちの営みは本当に神秘的だと思います。
正常な身体の解剖や働き、食事や睡眠や環境の大切さ、病気にならないために必要なこととか、禁煙、麻薬、性教育含め妊娠や出産のこととか。
人体を知るといのちの不思議・奥深さを知ることにつながり、もっと自分を大事にするのじゃないかなと思うのですが。
また、話がとっちらかってる
川崎市で久しぶりの講座がありました。
知ろう!の会に依頼があっての共催講座です。
以前、会の主催の「復職前講座」に参加くださった方が、暮らしている場所でと働きかけ下さって実現しました。
今回の講座は共働き家庭向けです。
DEWKというのですね。
double emmployed with kidsでDEWKなんですって。
小児救急ホームケアガイド「こんなときは、どうするの?」を利用してお話ししたのは二回目です。
いつも自作の資料でやっていたのですが、やはり、カラーでイラスト入っててとても見やすい。
頭にも入っていきやすいと思います。
そして、なにより、スタンダードなことをきっちり話すのに、漏れがなく、時間配分もしやすく、たぶん聞きやすいかと思われます。
いつも、講座で使い方を含め紹介しているOS1(経口補水液)の会社が提供してくださいました。
子どもの事故の分野での第一人者・山中龍宏先生の監修で、小児救急看護の専門家達が編集執筆している小冊子です。
こういった読みやすい冊子がすべての出産直後のお母さんに手渡されるといいなと思います。
#8000や#7119の情報とともに。
理想は、退院するときに
「おめでとうございます。
生まれてすぐの赤ちゃんはお熱を出すことはすくないのですけど、もしもお熱をだしたら、3か月未満の場合は小児科医に受診してくださいね。」
と声をかけながら#8000の情報もきちんと伝えるのが理想だと思います。
「小児科受診ノート」も本当に基本的なことがきちんと書いてあっていいとおもうのですが、
日本宝くじ協会?手に入れる方法がわからない??
さて、今回の講座はそんなわけで、私にしては時間配分に成功。
予定よりも質疑の時間がとれました。
やはり出た!
不活化ポリオ問題。
この話題への関心というか、広がり方は定期的に講座をしていると本当によくわかる。
一年前は知らない人の方がずっと多かった。
半年前は30%くらい。数か月前は50%。そして、今回100%。
もちろん、講座に出かける熱心な父母の集団ということを差し引かないといけないけれど。
そのひろがり、お母さんたちの不安は健診でもよくわかる。
質問にも多いし、すでに不活化ポリオを受けている人も一割弱。
お母さんと一緒にもう一度、生と不活化のメリットデメリットを確認して、集団生活に入るなら(保育園)何もしないではよくないということもお話しする。
その上で、不活化の定期接種化を待ちたいという人には、予防接種率が下がるのは全体で考えるときにはまずいが、個人レベルではそれもありかと
いうことも。
この話は11日に予防接種セミナーでも一番時間をかけて質疑応答でした。(別で記事にします)
本当に悩ましい問題です。
パパに向けてのお話しをすればよかったなぁ~と今回の反省はそれです。
ママを支えてほしい
家事や育児の負担を分かち合うこともとっても大事なことだけど、一番大事なのは精神的な支えですよ、という話。
今のパパは分かっているのかもしれないな・・・と思いつつ、ついつい老婆心、です・・・
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
外来小児科学会に先週末行ってきました。
夏休みの最後の週末と毎年決まっていて、例年現実逃避ぎみにでかけよい刺激を受けて帰ってくるのです。
今年はちょっと家族にトラブルがあって、ぎりぎりになって行くことを決めバタバタでした。
そのため、セミナーでもWSですら居眠りするという情けないことに・・・
もちろん、毎年出会う方とお話ししたり、初めての方に教えていただくことがあったり、会の仲間とおしゃべりしたりは楽しかったです。
初めての方、という中に患者会のフロアーで出会った肝ったママ達がいました。
肝ったママ、というのは先天性胆道閉鎖症(やその他の肝疾患)の子どもを持つママのことです。
先天性胆道閉鎖症は・・・
生まれつき胆管がつまっていて、小腸(十二指腸)に肝臓から胆管を通って胆汁が流れていかない病気です。
一万人に一人。
女の子に男の子の二倍多い。
母乳性黄疸よりも黒っぽい肌の色の黄疸が続き、「灰白色便」がでる。
おしっこも濃い色になる。
手術するしか治す方法はなく、その手術も早いほどよい。遅いと手遅れになることも。
生体肝移植しか方法がなくなってしまうことも。
などの知識しかなく・・・
以前、一人だけ診断した赤ちゃんがいました。
一か月健診直前だったと記憶しています。
確かに黒っぽかったし、母乳性黄疸とは違うような元気のなさがありました。
ご両親は微熱のため風邪ではないかと心配されてました。
採血をして黄疸の種類から診断できました。
私は便の色の変化は最初は黄色でも悪化すると治ることなく白っぽくなる一方なのだと思っていましたが。
肝ったママ達の話によると、
「うんちの色は黄色に戻ったり、また白っぽくなったりする」
「母子手帳には灰白色ってあったし、灰色じゃないしそんな病気とは違うと思った、レモン色だった」
「うちの場合はうぐいす色っていうの?薄い緑だった」
「一か月健診で母乳性黄疸ですよ、って言われた」
いろいろでした。
一番衝撃的だったのが、
「母乳性黄疸で大丈夫と言われた後で、突然痙攣をおこして、救急車で病院に行き、脳出血だと診断され、そのまま亡くなった。体重の増えもよかったし、元気だったのに」
というものでした。
私だって、見落としてたかもしれない・・・?
その方は、最初救急外来で、虐待を疑われたそうです。なんてこと!
こういった不幸をなくすために、肝ったママ達は母子手帳にうんちカードを入れてくださいという活動をされてます。
うんちカードはこういう色のうんちは心配!と実際に病的なうんちの色を示しているものです。
このカードは自治体によって母子手帳に採用しているところが少ないけれどあるのです。
東京都では残念ながら採用されていません。
全国一律に採用されるよう、そして、病気のことが広く知られるようにと活動されていました。
最近も厚労省に母子手帳に入れてほしいとお願いに行かれたそうです。
本当に母子手帳って統一の内容の部分と自治体独自の工夫のある部分があっていろいろなんです。
大きさだってまちまち。
情報量もまちまち。
予防接種の予診票が一緒になってるのもあったり・・・。
必要な情報がわかりやすく、そして、全国統一であるといいのだけれど。