ひだまりクリニック~産んだ後にも母親学級~

杉並区で小児科医がひらいている母子で集えるクラスです。

母性って種みたい

2014-03-31 00:50:07 | 母親への支援

かなり昔・・・

やっと、自分らしい子育てができるようになってきたな、と思ってた頃に書いた文章をここに書いてみます。

私の、一番大事にしている部分です。

お母さんを支えること。

それが子どもに対しても結局はよいことになっていくということ。

頑張ってるお母さんを応援したいなと、そのころからずっと思ってきました。

やっと念願かなってひだまりクリニックで仕事ができるようになったのは、この文章を書いた11年後でした。

仕事のことで悩むお母さんは多いけど、まだまだこれから!いろんなことができるってことですよね。

妄想、大事です。私も11年温めていました。

このころの文章の内容、基本的に全く今と同じ気持ちです。

二人目でお世話になった産婦人科医院の子育てサークルの会報に書いたもの・・・

お母さんへのエールになったらいいなと思うので、ここにも・・・

     「母性って種みたい」

私は、自分の経験を通して、育児のためには、まず納得できる幸せな出産ができるように考えるところからだと考えています。

そして、それを伝えたいと思っています。

一人目は夫の勤める病院で、切迫早産で10週間の点滴入院をした後に出産しました。

痛いと言ってもまだまだと一人にされ、自分もぶざまな恰好をさらしたくないういいかっこしい(見栄っ張り)で、

助けを求めないまま限界まで我慢した挙句、介助が間に合わず、ひどい会陰裂傷になり、一週間後に手術を受けました。

自分のことで精一杯で子どもに心が向かないような不自然な感情に悩まされました。

「知識は健康を作らない」ということを日野原重明先生(聖路加国際病院名誉院長)がおっしゃっていますが、まさにそのとおりの育児でした。

小児科医なんて恥ずかしくて誰にも言えないひどい育児でした。

親としての自信は何もなく、ただ人の目や平均というものが気にかかり、

ありのままの子どもを受け入れず、どうしてこの子はこうなんだろうと悩む日々・・・・

私の不安や悩みを反映していたのでしょう。とても不安定で神経質でよく泣く子でした。

(今、優しくて明るい子に育っています)

小児科医として復帰して、子どもを持っていたからこそ気付いたのは、自分の育児のおかしさでした。

ある拒食症の女の子との面談で、その子が口にした言葉が私を大きく揺さぶりました。

人間が生きる上で乳幼児期の「自分はかけがえのない存在だ。愛されているんだ」という実感がいかに大事かよくわかったのです。

病気とつきあいながら20歳になった彼女は、

「親が私を愛していなかったのではないのは頭ではわかるけど、私には、愛は伝わらなかったんです」

といいました。

愛していても伝わらない・・・なんて悲しいことでしょう。

このままでは母親としても小児科医としても中途半端なままで後悔すると思い、

今度こそちゃんとお産と向き合おう、納得の子育てにしていきたいと思いました。

念願かなって二人目を授かり、

もう納得できない疑問ばかり残る出産はもういやだという一念でさがしあてたのが産婦人科医の大野先生でした。

妊娠中の精神状態はよいものではなかったのですが、今度こそは納得できるお産をしたいという気持ちはいつも強く持っていました。

また、そのための努力も自分なりにしました。

多くの人に見守られる中、迎えた自宅での出産は、本当に多くのことを教えてくれました。

あたりまえで本質的で大事なこと、だけど、便利で効率重視のこの世の中で、忘れられがちなことでした。

それまでの苦しさゆえに学んだとも言えるし、それゆえにたどりついた幸せだとも思います。

こういうと、一人目は否定されてかわいそうとか、一人目でできなかったことを二人目で取り戻そうとしているみたいといわれることがあって

辛いのですが、苦しかったことをも認めるところから、一人目の子との新しい関係に踏み出せたのだと思っています。

それには、一人目の時の妊娠出産をしっかりふり返り理解する必要が私にはありました。

二人目の納得できる幸せなお産のあと、当時の自分と小さな赤ちゃんを思いだし、どれほど泣いたかわかりません。

支えられていない私がかわいそうでかわいそうで。

だから、育児に悩むお母さんは、私にとってほとんど分身、本当に切ない存在です。

納得できるお産は自然な母性感情の第一歩だと思います。

赤ちゃんを産んで抱けばだれでも母性を本能的に感じるかといえば、これは否でしょう。

自然な場から離れて生活し、便利なものに囲まれ、知性を持った人間は、動物的な感性を忘れていて、母性を感じにくいのではないかと思います。

私のように自分の身体や心の傷で辛い人・納得できない思いを抱えている人は、自然な母性が育ちにくい状態だと言えます。

経済的な不安、家族からの支えがない場合、孤立、夫からのDV・・・子どもや自分の病気・・・などなど、悪条件はいくらでもあります。

もちろん、個人の資質の問題も大きいし、周りのサポートは大きな因子でしょう。

でも、まず最初の満足できる納得できるお産と医療の場の温かなケアは最初の大きなポイントです。

母性って種みたいだと思います。

人がいろいろであるように、種にもいろいろあります。

固くてなかなか芽がでないものや、とても芽がでやすいもの。

育つのに時間のかかるものやら、すくすく育つもの。

夫の愛情や支えという肥料がとても芽を出しやすくしたり自分で大切に育てることが出来たり。

この場合、蒔かれた大地というのはお産そのもの、産む場所での温かい介助ということでしょうか。

最初に水をあげて手入れをするのは、お産に臨む自分と介助者でしょう。

そして、赤ちゃんと出会ってからは、赤ちゃんに鍛えてもらうこともあり、夫や家族、友人や先輩、素晴らしい本との出会いが肥料になることもあります。

赤ちゃんが母親に託されているということは、種の蒔かれた大地におひさまが当たっているということのように思えます。

試されているというか・・・頑張りなさいという天からのメッセージのような気がします。

幸せは簡単には手に入らない。

でも、あなたのいるその場所で、毎日一日一日を一生懸命生きてごらん、焦らなくても大丈夫。

そんな声がやっと聞こえてきたなぁと母親になって8年目にやっと思えるようになってきました。      

 (2012・2 あすかネット 9号から一部改変)

 

懐かしい・・・若い母親でした。

でも、お産に対する思い、母親を支援しなきゃって思いは全くかわってないですね~ 

この時と変わっているといえば、もう少し緩やかな感じになっているかと思います。

思っているのと違うお産になる場合だってあります。

どんなに努力してても、どんなに順調な経過であっても・・・

誰にだって、それは起こりえます。

どんなに医療が進歩してもです。

だから、そうなったときのことも考えてほしいということをより強く言うようになったかなと思います。

理想と違っても・・・預かった命を元気にこの世に生み出すのは母親にしかできないこと。

誇りをもって、その命を丸ごと感謝して受け入れてほしいという気持ちがより大きくなっています。

あたりまえです。帝王切開だって、吸引分娩や鉗子分娩だって。

望んでた立ち合いにならなかったとしても。

早産でも、病気がわかっても・・・

命なのですから。

自分が生み出した命を丸ごと感謝して抱きしめてほしい。

よく来たね、頑張ったね。ありがとうと・・・

そういう気持ちに母親がなるようにどこまで頑張れるか。

どこまでお母さんを大事にできるか。

それは助産師さんはじめとして、産婦人科や小児科の医療者の支えで左右されることもある。

医療者の努力で、お母さんのスタートは大きく変わることもある。

それぞれの精一杯で、母親を支えるのは医療者の大きな仕事ですね。

そんな意識を忘れないでいたいと、私も改めて思いました。

 

 


人生には・・・こんな試練も用意されている

2014-03-30 19:34:15 | 日々のできごと

 前回の記事と一転。

穂波先生の素敵な講座の翌日に、それはびっくりするようなショッキングなことがあって・・・

信頼していた人との関係性の問題なのですが。

でも、大丈夫です。

どうすべきかわかりました。

きちんとできると思います。

ちゃんと誇りをもって仕事をしていきます。

誠実に・・・自分にも他人にも。

支えてくださる人もいっぱいいます。

そのことを長い文章にしましたが、今は公開できないので、公開しません。

でも、決意表明なので、その文章は、ちゃんと保存しておいて、公開できるようになったら公開します。

数日泣き暮らしてきたけれど、四日目にあかりが見えました。

ちょうど、春休みになっててよかった。

ひだまりも少し気分を変えて、模様替えをして・・・また、元気に仕事をします。

私にできることを、きちんとやっていきます。

私の周りの誰に対しても、胸を張って誇れるような仕事にしていきたいです。

私の最大限で、お母さんと赤ちゃんたちに愛と応援を伝えられるように、与えられた道を感謝して歩きます。

自分自身の枯渇に気をつけてバランスをとってコントロールしながら。

心配しないでね、大丈夫です。

試練も感謝できます。

苦しいのも悲しいのも切ないのも・・・生きているからこそですからね。

私は、そう言い聞かせながら、苦しさ悲しさ切なさを今までも乗り切ってきました。

そう言い切れるのは年をとったからなんだな・・・と思いますけど。

年を取るのは単純にはちょっと嬉しいことではないのだけれど・・・

辛い時期もあったけど、乗り切ってきたよと若いお母さんたちに話せるのは、いいことだね。

よく頑張ってきたよね、自分。

だから、今回も大丈夫。

ちょっと、今回のような悲しいことは、もうこれっきりでありますようにと願うばかりですが・・・

 

 

 


吉田穂波先生のクラスがありました

2014-03-30 07:04:26 | クラス日記

毎月いろいろ考えてスペシャルイベントをするんですけど、今月は3月26日に吉田穂波先生をお迎えしました。

時間がないからなんでもできる」の超スーパーワーキングマザーです。

実はすでに復帰中なのに、時間を工夫してくださって、私も多くのお母さんと直接お話できるのが楽しみっていってくださって、遠くから赤ちゃんと重い荷物を抱えて(すっごい華奢なのに!)来てくださいました。

その荷物の重さにびっくり!

でも、自分が普段持ち歩いているものばかりなんでしょうけど・・・

(すごい重い内容ぎっしりの手帳とか、その内容まで惜しげもなく見せてくださって)

スペシャルイベントの時は、ゲストにお話しをしていただいて、私は託児したり、いろいろなことのサポートに周ります。

それが、また全体を見回せてとても勉強になります。

あ~こんな風にお話しするといいのだな・・・と思うことがいっぱいありました。

そもそも、本当に穂波先生はお話しを聴くのが上手です。

最初の自己紹介のときから、すごいなぁと思いっぱなしでした。

人に伝えたいなら、その人のことを受け入れてから・・・を実践されています。

優しいまなざしでまっすぐに話をしている人の方に向いて・・・

聴きますよ~というオーラがありました。

私も聴く専門家でいなきゃって思ってるけど、私にはできてなかったかな?

参加者の方は今回は、まさに数日後に復帰を控えた人がほとんど。

その緊張と不安とで押しつぶされそうなママ達でした。

それぞれに、自分にぴったりのポジティブなメッセージを胸に、前向きな気持ちになって帰られたと思います。

穂波先生はとっても素敵な方だけれど、参加者のみなさんも、本当に素敵な方々だと感心しました。

こどもはかわいい、大事にしたい。母親として大事にしていきたいこと、丁寧にしたいこともある。

でも、ママという自分も大事にしたい。自分も社会に出て行きたい。職場に戻って、生き生きと働きたい。

その中での葛藤・・・本当に本当によくわかります。

私も、ずーっと悩んで苦しんであきらめたりもして、でも、一つの納得に向かったように思います。

子どもの力を信じることなんだなって。

祈りながら見守ることなんだなって。

その距離は、小さい内は近いけれど。

だんだん遠くになっていく。手を放していく。

応援してるよ、頑張れる力があるんだよ。

私の子は、22歳・15歳・11歳です。

当然のことながら上の子たち男の子はひだまりクリニックに寄りつきもしません。

下の女の子も、開業当初はクリニックにきて、ときどきはママ達とお話ししたり、赤ちゃんを抱っこさせてもらったり

(クリニックなのに変ですね。でも家庭的ってことで

その子も、最近は寄り付かなくなってます。

だんだん、私の手から離れていきます。

子育てはそういうことの連続かな・・・

断乳とか卒園とか卒業とか・・・嬉しくって切ないこと、そういう連続ですね。

それぞれの子ども達が、いろんなところに歩いていく背中に向かって念じてます。

「いってらっしゃい。いろんな経験をしておいで。そして、頑張ってね。応援してるからね。お母さんはここにいるからね。戻りたくなったらもどっておいで」

そう思いながら、こちらを振り向きもしない子の背中を見つめたりしてます。

だから、今年はしなかったけど、復職講座ではいつも言ってます。

「働くことを納得して決めたら、くよくよ考えない。前向きになろう!」って。

「お母さんは頑張るんだよ!君もね!」って思おうねって。

信頼できる保育士さんに任せたら、その時間を自分にできる一番の仕事ができるように切り替えようよということです。

穂波先生は落ち込む時間ももったいない・イライラする時間ももったいない。

だからどうしていくか…という話をいっぱいしてくれました。

私は・・・なんだか混沌として、日々に追われながら、悩みながら子育てしてきたのかと思うけれど・・・

穂波先生のようでは全くないのですが。

でも、私にとっては、できる精一杯をしたという変な自信というか開き直りはあるので・・・まぁ、それぞれの持ち味ってことでいいよねとしようかな。

一番心に残った先生の言葉は・・・

「困難は、はじめないから困難なままなのである」でした。

内容充実の手帳に何枚もはさまったメモがあって。

大好きな大切にしたい言葉を書き溜めてるってことで紹介されたものだったのだけれど、それを以前の手帳から切り離して今も持ち歩いているそう。

その中の一つの言葉でした。

いつ手帳に書いたもの?と尋ねたら、2007年のものとのこと。

留学を決めたばかり、試験勉強を始めようという時期のものだそう。

その後、努力の甲斐あって、みごとに合格してハーバード大学に留学されるのだけれど・・・(それも三人の子連れで)

でも、そういうことはすべて私の表層的なことと言い切る穂波先生。

そう、中身の核は一人の優しくて日々一生懸命に子どもに向き合うお母さんで、そこのところはみんなと一緒。

熱い気持ちで取り組みたい仕事があって誠実に仕事に取り組みたいと願っている人。

私も一緒。

いろんな部分が何層にもある、とっても素敵な方でした。

人の役にたてることが私の喜びと心から言い切る人・

そのパワーがみんなにシャワーのようにふり注がれた一日だった・・・

 

さらにスペシャルだったことには、堀ノ内の百音(もね)さんのお弁当をみんなでいただくことができたってことです。

このお弁当も、育休中のお母さんであるあずみさんが作ってくださったスペシャルでした。

スペシャル!がダブルでした

 

あまりに人気で、もう一日、4月28日にしてくださることになりました。

今回は復職の方中心にするために変更してくださった方もいました。(ありがとうございました)

復職はまだだけどって方にも、復職はしないつもりって方にも、本当に素敵な講座です。

一人一人に愛が注がれるような、素敵なお話しでした。

私も愛をいただきました。

嬉しいことに、穂波先生にも楽しい一日だったそうです。

ご参加のみなさん、ありがとうございました。

 

残席は少しです。

ご希望の方はお早めに申し込みを・・・

いつものように・・・03-3315-0217

または、hidamarisalon☆ybb.ne.jp(☆→@)です。

 

 

 

 

 


絶対お勧め! 知ろう小児医療守ろう子ども達の会のメルマガ

2014-03-21 06:07:14 | 医療情報

ブログで一番多く登場する「知ろう小児医療守ろう子ども達の会」という活動は、とても素晴らしいものです。

この会には本当に最初のころから参加して、小児医療講座をしてお母さんたちに伝えたいと思っていたことをお話する機会をもらいました。

そして、私が知ってもらいたいなと思っていることは、やはりお母さんも知りたいことなんだと思うようになり、多くの励ましをもらって開業しました。

会も本当に大きく成長したな・・・素晴らしいな…と思います。

知ることが安心につながるようにという気持ちでやっています。

そう考えると、私も講座の内容がより安心できるものに・・・となってます。

以前は、いろんなことを伝えなきゃってがんばって、割と珍しい、でも見落としてもらいたくない怖い病気のことなども詳しくいってたりしたのですが、

そういう病気のときに起こる子どもの状態・症状を伝えることを重点的に伝えるようになりました。

「怖い病気を見落とさないようにしなければ・・・!」という緊張でなく、

「ここを見てれば私にも見分けられるはずだな」という安心感を持ってほしいとおもうからです。

知ることが安心につながり、無理して救急外来に行かなきゃよかった・・・ということがそのおかげで減るといいなと思います。

けれど(ここは大事!)、心配なのに救急外来に行くのを、コンビニ受診といわれちゃう?とか怒られちゃう?とか思ってやめたりしないでねとも言います。

心配なら行きましょうねと。

でも、いつまでも心配なままではいやなはず、自信を持って子どもの身体や病気に向き合いたいはず、だからこそ知ろうね!という活動です。

そして、納得できる医療を受けることにつなげよう、納得できる医療にするには、自分でも知る努力が大事で、医療との信頼関係やコミュニケーションも大事です。

これは、関西にあるCOMLという「賢い患者になりましょう」という活動ともとても通じるものだと思います。

そして、お母さんが知ること、医療との距離を縮めること、そして、小児医療をとりまく環境をよりよいものにしていきたい、

子どもが受けられる医療とその現場をよりよいものにしていきたい、という願いのこもった活動です。

協力医は日本中に40人くらいいてくださって、順番にいろんな話題で原稿を書いてくださってます。

会員(ほとんど子育て中のお母さん・ときどきお父さん)のメルマガチームの方がまとめてくださって、いろんな情報が月に一回届きます。

このメルマガはとってもお勧め!です!

知ろう小児医療守ろう子ども達の会(長い!)のHPには、他に「こどもからだメモ」という、お医者さんにかかるときにとても役にたつツールがあります。

お医者さんもありがたいと思います。このメモを作って受診のときに見せてもらうと診療がスムーズです。

お勧め情報なども盛りだくさん。

ぜひ、子育て中の方は知ろう小児医療守ろう子ども達の会のHPをご覧くださいね。

小児科学会監修のこどもの救急などもお勧めです。

両方、お気に入りにいれておくと、いざというとき安心ですよ~

 

 


お母さんたちへ、そして、これからお母さんになるかもという人へ・・・(風疹ワクチン助成の話)

2014-03-19 22:48:34 | クリニックからのお知らせ

今月で助成が終わってしまいます!

急いで急いで!

赤ちゃんを育ててる人は、妊娠中の検査で風疹の抗体価を調べてると思います。

母子手帳に結果を書いてくださる産婦人科医は少ないですが、検査の結果を渡されていると思います。

その紙から風疹抗体価を調べてください。(HI抗体を調べていると思います)

16以下では確実に低いです。32でも安心できません。

年々下がっていくからです。

赤ちゃんのいない人、検査してない人も風疹ワクチンが必要な人がいっぱいいます。

風疹ワクチン接種歴のない人不明な人は特に必要です。

今月3月で、成人の風疹ワクチンの助成は打ち切られてしまいます。

ぜひ、ワクチンを受けましょう。

将来妊娠したときに、風疹の抗体価がないととっても心配です。

(でも、妊娠中にはワクチンは接種できません。)
 
働いている方にも接種しやすいように、21日の祝日も接種可能ですので、ご利用ください。
 
ご希望が多かったら22日23日も対応します。
 
ひだまりクリニックで接種しているMRワクチンははしか(Measles)と風疹(Rubella)の混合ワクチンです。
 
助成のあるうちに。
 
将来の赤ちゃんを守るために。
 
社会から流行を減らし、先天性風疹症候群の赤ちゃんが産まれないようにするために。
 
予約は03-3315-0217かhidamarisalon☆ybb.ne.jp(☆→@)までお願いします。