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Untersee-Boot

あるいは感想記として

『ナンだ!?』 1/18 仁志敏久ってナンだ!?

2007年01月25日 | ナンだ!?
今シーズン、巨人から横浜へ移籍した仁志選手。
今季から中日のコーチに就任した川相さんがVTRで、「(移籍が決まって)本当におめでとうございます」「(移籍は)仁志本人にもすごいプラスになると思うし、プロ野球界にも素晴らしい移籍だったと思う」というメッセージを仁志選手に贈っていましたが、これは、なんやかんやありながらも巨人から中日に移籍した川相さんだからこそ言える、含蓄ある言葉でした。
南原 「いろんな面から野球見れたんでしょうね」
栗山 「ジャイアンツから離れて分かることって、たぶん多いんですね、きっと」
と、二人が言ってましたが、川相さん自身、中日に移籍したことで得たものが大きかったからこそ、ああいうメッセージになったんでしょう。
仁志選手も、「巨人の仁志にこだわるのではなく、野球道を一本通さなきゃいけないんで」と言ってましたので、横浜での活躍を楽しみにしたいと思います。

で、"仁志敏久のマニアック守備講座"は、文字通りマニアックで、スタジオで実演して大感心してた南原さん同様、私もテレビの前で大感心でした(笑)。
それから、栗山さんがまるで南原さんの保護者のようだったのが可笑しくて、ちょっと笑ってしまいました(笑)。
仁志選手に「ナンチャンに投げてもらっていいですか?」と言ってみたり、「ね、ね、ナンチャン、「セーフ」って言えないですよね」と、南原さんに確かめてみたり。
あと、実演してる南原さんの後ろで何も言わずにニコニコしてたり(笑)。
栗山さんは、南原さんが感心&大喜びしてるのが何よりも嬉しい、お父さんのようでした(笑)。
そんなお父さんな栗山さんだからこそ、キャッチボールの時の基本的な足の位置についての仁志選手の話でも、
南原 「栗さん、こういうの知ってました?」
栗山 「基本的には・・・」
と、南原さんが、ちょい失礼な発言をしても笑って、いや、何故か申し訳なさそうにしていたのでした(笑)。
南原さんが、仁志選手から教えてもらった背中からのグラブトスに成功すると(ちょっと微妙で南原さんは曖昧な顔でしたが・笑)、「おぉ~カッコいい~」と、これまたお父さん、いや、親バカっぷりを発揮してた栗山さんでしたが、三奈ちゃんからは「仁志さん(はグラブトスする時投げる方向を)見てないですから」と、バッサリ。
う~む、三奈ちゃんは栗山さんとは違い、厳しいお姉さんでした(笑)。

肝心の守備講座についてはほとんど書いてませんが、ものすご~く長くなりそうなので全面的に割愛します。
ただ、気になったことを二つほど。
仁志選手が、トリッキーな動きの曲芸キャッチを練習でやってるのは、グラブのどこでボールを捕るのかをイメージするためだそうで。
この話を聞いて、イチロー選手が練習で背面キャッチをしてるのは、遊んでるわけでも曲芸を披露してるわけでもなく、「目を離してもボールを捕れるようにするための練習だ」と話していたのを思い出しました。
仁志選手は、大リーグのR.アロマー選手のトリッキーな動きの練習を見て「それ(曲芸キャッチ)が出来るから、ああいう(素晴らしい)プレーが出来る」と思ったそうですが、超一流の選手は同じようなことを考えて、同じように実践しているのが面白いところですし、だからこそ超一流の選手になりえたのでしょう。

それから、仁志選手はセカンドで捕球する時、基本は左足が前ですが、それだとファーストへ投げる時に左足が邪魔になるしグラブをはめてる左手も動かしにくいので、敢えて左足を引いて捕ることもあるそうで。
う~む、理に適ってるな~、と、大いに納得の話です。
で、
南原 「だから、何が基本かね、実はもう一回考え直した方がいいっすよね?」
仁志 「そうですね、基本・・あの、僕も子供に教える時もそうなんですけど、なるべく"基本"って言葉を使わないようにしてるんですけども」
南原 「なるほど」
仁志 「基本っていう言葉で片付けるっていうことが、いちばん横着なんですよね」
(スタジオ・どよめき)
南原 「なるほど!」
とのことでした。
私もテレビの前で、南原さん以上に「なるほど!!」と大きくうなずいてしまいました(笑)。
仁志選手の「基本っていう言葉で片付けるということがいちばんの横着」という言葉は、今年のウラ流行語大賞に早くも決定していいんじゃないっすかね(笑)。
いや、ホントに。
けだし名言でした。

・・・割愛すると言いながら、長々と書いてしまいました(笑)。
失礼しました。
久し振りに『NANDA!?』的なおもしろさを満喫した『ナンだ!?』でした。