ひょんな事がきっかけで、ちょこちょこ頂くようになったレトルトカレー。
それがオリエンタル・マースカレー。
KALDIに売ってるものだから、気軽にいつでも有るって思っていたのに。
ある日、今日はオリエンタルね!。って決定していたのに、たっまたま品切れていた。
再入荷の予定が分からない。え?なんか・・・。嫌。どうしてもオリエンタル・・・。
そこで必殺技。オリエンタルのネット通販で取り寄せに踏み切ったわ。
マースカレーも無事注文、到着、その傍らに、一緒に注文してみたこれ。
昭和20年創業の㈱オリエンタルの創業者の星野益一郎氏は、カレーを手軽に家庭で
作れない時代に、手間を掛けずカレーが作れるルウを作ったのでした。
それが愛知県での出来事。その繋がりの「なごやめしセット」。
面白そうだから、カレーと一緒に購入してみたのだ。紹介しよう。
4種類のなごやめし。そして・・・あれ?集合写真に入って無いぞ。
まあ、気にしない様に。この4種の他に、オリジナルのカレースプーン(シルバー)が
お供に付いてくるので、とってもお得な、1,200円(税抜)セットなのだよ。
そのスプーンがこちら。
決して可愛いとは言い難い。しかしながら、かくかくしかじかの事情から、
どうしてもと欲したオリエンタルのキャラクター。可愛くないけど・・・好き。
さ、まずは「どてめし」。
これは一度、KALDIで頂いた事があるのだ。それはここクリック。
今回は2回目だし、たまたまオリエンタル様からのメルマガで、アレンジレシピが届いた。
名付けて「簡単☆どて炊き込み」。
”名古屋どてめし”、洗った米2合、3倍濃縮のめんつゆ大匙2、鶏がらスープの素小匙1。
それに水。2合炊く時の要領で、普通に炊き上げるのだ。
炊飯器の場合、早炊きモードは使ってはいけないらしいが、うちは土鍋なので、
そんなものは無いし、何の事だか分からないが、一応お知らせしておく。
そうして炊きあがったら、サクッと混ぜて出来上がり。
豚モツが煮込まれて広がって、付着の脂が融けて染み渡り。どて炊き込み、美味しい!
このままで食べたら、味が濃!って思ってたこれも、流石、お米の国の智恵だわ。
ご飯が美味しい。脂を吸い取られたモツも、忘れた頃にやってくるこんにゃも、
素晴らしいバランスで、このレシピは素晴らしい。紅生姜を添えても良いと思うさ。
「名古屋カレーうどん」。
カレーにも東西があると聞く。東日本は豚肉で、西日本は牛肉だとか。
両親の出自もなにもかも、西日本なんだけど。家カレーで牛肉ってあったっけ?
うちはただの貧乏かしら?カレーのお肉は・・・・まさかの鶏肉なのであった。
そして、この名古屋カレーのお肉、まさかの鶏肉やん!
けれど、その貧乏故って言うのではなく、「三河赤鶏」。
そんじょそこらの豚やら牛よりもお高級なのではないかしら?そんな名古屋カレー。
レトルトだからね。一生懸命温めて、湯掻いておいた1玉のうどんにかけるだけ。
なのだけど、ネギと蒲鉾は独自で盛りました。はい。パッケージのように。
結構入ってる。ちゃんと目視出来るそれは、自然豊かな三河山間部で平飼いされた三河赤鶏。
生育に時間がかかり、その分絶妙な食感とコクがあり、柔らかい仕上がり。そんなお肉。
鰹節といりこだし、そこに三河赤鶏が入ってくるのか、円やかな感じに美味しい。
もう1滴も残らず食べきりたいって、食べ尽くしても良いっていう安心感。
カレーを飲みながら饂飩を食べながら進めていっても、後で残るカレー部。
もうしゃ~ないなぁ。喜んで白ご飯投下!そうなりますね。美味しいよ。
で。「(名古屋発)あんかけスパゲティーソース」。
これが一番、名古屋らしい気がする。こういう・・ケンミンショーででも出てきそうな。
名古屋が誇るご当地グルメなのだと。
肉や野菜のコクと旨味が溶け込んだピリ辛ソースに、もっちり極太麺を絡める。
茹で麺をソースで和えるのではなく、先にラードや植物油にくぐらせるのが特徴とか。
さ。作るよ。真っ先にスパゲティを茹でてオリーブオイル等で炒めるのですわ!
玉ねぎ、ベーコン、ピーマンを茹でてパスタと合わせ、そこに温めたソースを。
出来上がりよ。ラードとかじゃない分、ご当地よりヘルシーな仕上がりかも。
早い話がトマトソース。この箱に書いてた召し上がり方の分量は、乾麺100g。
普通に絡めながら頂いてもソースが残る。美味しいのよ。適度に付けながらだと絶対残る。
と、箱に書いてあるわ。オムレツやご飯にかけても良しと。この後、オムライスを作ったさ。
さて、殿(しんがり)は、「肉味噌カレー」。
またこれも。カレー肉は三河赤鶏なのだな。そして名古屋っぽいのは八丁味噌!
そしてその八丁味噌は、愛知県の観光ガイドにも記載されてる「カクキュー」の味噌。
江戸時代から続く老舗味噌メーカー。本社屋と資料館が国の有形文化財に登録され、
その資料館は仕込み用の蔵を利用、昔ながらの味噌づくり工場見学もできるとか。
そんな八丁味噌、八丁味噌とカレーが調和するとか。
三河赤鶏の挽肉なれど、粗く挽いてあるのか、肉の食感も残ってる感じで良いわ。
その中に、人参や竹の子、その存在がしっかり残るような野菜が使われてるので、
温めるだけのレトルトでも、しっかり野菜の食感があって食べ応えがあるのね。
カレーって辛さではないけど、許せる感じ。八丁味噌の甘さがカレーに挑んでる。
これは、って、これも万能だわ。ご飯にかけるっていう型にはまった使い方だけで無いわ。
パスタOK、お、ピザソースとしてアレンジしてもOK~。チーズにも合うわ。
無限大に広がるオリエンタルのアレンジレシピ。可能性の宝庫のようなセットであった。
名古屋めし、なっかなか面白いし、なごやめしセット、大いに楽しかったよ。
オリエンタルさん、どうもありがとうでした。ご馳走様でした。