秋分の日に参加した、日帰りバスツアーでのお話、第3話。
信楽焼きの村で、近江牛・瓦焼き御膳を頂いて、向かったのは京都。
漬物屋さんの駐車場にバスを停め、歩きました~。自由時間はたっぷりありますから。
バスからも見えました、大きな大きな鳥居がど~~~ぉん!!
平安神宮は、1985年(明治28年)、平安遷都1100年を期に、市民の総社として創建されました。
平安京の正庁、朝堂院を模した朱塗りの社殿で、雅な宮廷建築を偲ばせるもの。
この大鳥居は、昭和3年に昭和天皇の御大典が京都で行われたのを記念して、
平安講社が同4年3月25日に造営したものらしいですわ。とにかくデカい!!
さ、随分歩くんですわ。傍らの広場では、何?ワンちゃんのイベントをやってた模様で、
ワンコさん連れの方々が大勢いらした・・・。って、ワンコ可愛いわ
全京都市民で結成された平安講社で執り行われる時代祭は、ここで行われるもの。
京都三大祭りの一つとして、広く海外にまで知れ渡ってるとか。
これからですね。秋の風物詩。年10月15日の参役宣状祭から10 月23日の後日祭まで
行われますので、興味のある方は是非・・・・(駐車場が無いから要注意!)
應天門(おうてんもん)は重要文化財。
傍らには、伏見のお酒がずらりと並んでいたのだけど・・・入ってるんかな?でへへ。
その朱塗りの門の向こうは・・・・広!!写りきっていなかった全体像なのだけど。
結婚式場もあって、入れないけど、美しい新郎新婦がいらしたわ。
そうね、この日、秋分の日は大安吉日でしたもの。晴天ではないものの、雨降らなくって良かった~。
左右に、手水舎・・・じゃないか。手水鉢がありました。
蒼龍
そして、白虎
どちらも下の鉢の部分は、明治28(1895)年の平安神宮創建時の奉納されたもので、
上の石像は、昭和30(1955)年に奉納されたものらしい。
何が悲しいって・・・。異国の方々が、何を思ったのか、柄杓で手を清めるのではなく、
石像にばしゃばしゃ水をかけた揚句、お互いに水をかけ合いっこしてぎゃ~ぎゃ~騒いでいたこと。
注意してみたのだが・・・・日本語が通じなかった
そして同じく左右に、竜宮城にでも建っていそうな重要文化財。
こちらが蒼龍楼。
反対側には白虎楼。
明治28年、裏松固禅(うらまつこぜん・本名は裏松光世、法号が固禅。江戸時代中期の公卿で、
有職故実研究家)が記した内裏図考証などを参考にして、木子清敬と伊東忠太の設計で、
平安京の様式を模して造営されたもの。
そしてこれも。左右にあるの。
左近の桜。
桜の名所として名高い平安神宮。明治28(1895)年3月に奉納された「左近の桜」は、
京都御所の紫宸殿前の左近の桜の実から育てた桜なのだそうです。
平安神宮の左近の桜と、京都御所の左近の桜は、一体分身の赤芽山桜って、素晴らしいな。
敷島の大和心を人とはば 朝日ににほふ山ざくらばな By本居宣長
そして、右近の橘。
平安神宮創建時に植栽された初代の橘は、昭和36(1961)年の大寒波(三六豪雪)で
残念ながら枯れてしまい、現在の「右近の橘」は同年5月に新たに植え替えられた二代目。
冬になると、厳しい京の冷え込みから守るために小屋で覆われるって。
橘は蜜柑の仲間で唯一の野生種。その実は古くから『常世国』(とこよのくに)の
不老長寿の妙薬として珍重されたそうな。
さつき待つ 花橘の香をかけば 昔のひとの 袖の香そする 古今集より
はい、そしてここ。本殿だと思ってたら、違ってたわ~~。なんて間抜けなのかしら。
本殿は、これの裏の内拝殿の裏にあるそうな。みんなこの奥まで行ってたっけ?分からん。
とにかく、ここは、大極殿(外拝殿)でごじゃったよ。
平安神宮のご祭神は第50代桓武天皇、そして第121代孝明天皇。
ご創建由緒は、まるで時代小説を思わせるようなドラマが有った模様です。
ご興味のある方は、こちらをどうぞ、拝読してくださいませ。
平安神宮
京都府京都市左京区岡崎西天王町97
TEL 075-761-0221
さて、この日お世話になっておりますバスは、お漬物屋さんの駐車場です。
お漬物屋さん、寄って行きましょう。京都のお漬物は美味しいのです!
珍しいお漬物も多数あって、ちょいちょいっと試食もさせてくれてお茶もいただいて。
自家用&お土産用に、お買い上げしたお漬物ラインナップは、
玉葱、赤かぶら、山芋、浅牛蒡、生姜、千枚漬け。
どれも美味しい。皆さん、大量にお漬物買ってたけど・・・・。塩分摂り過ぎには要注意だな。
駐車場をお借りした上に、お土産の小袋まで頂きましたよ。
大安(たいあん)の日の、大安(だいやす)での出来事でした。ありがと~~ぉ
京つけもの 大安 本店
京都市左京区岡崎南御所町45
TEL 075-761-0281
そしてバスはまだ見ぬ京都の新名所へ・・・・。