松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

綾南の滝、水の汚れの原因を調査しています

2016年08月03日 | 市政
 綾南の滝で循環している水は、水道水を入れて、ろ過装置でろ過する工程ですが、ろ過がうまく機能していない状況です。
 学校のプールなどは、大きなフイルターで人間の垢などを集める方式ですが、綾南の滝は人が頭から潜ることはしないので、水質基準も緩やかです。
 滝のろ過方式は、①ろ過*原水はポンプにより下方から上方へ圧送され、浮力により圧密されたろ材層を通り、きれいな水となります。 ②ろ材の洗浄*ろ材に目詰まりが起き、ろ材効率が落ちたり、洗浄時期になると、自動的にポンプが停止し、水流攪拌により、ろ材を洗浄します。 ③汚濁物とろ過の分離*洗浄されたろ材は、きれいになって元の位置に戻り、汚濁物質は沈殿分離します。 ④洗浄排水*沈殿した汚濁物質は、排水弁を開き排出します。
 このように自動的に管理される方式ですが、公園が作られ機械も古くなっています。
 電気設備管理業者に、2年に一度設備の点検を委託しています。前回の点検で塩素剤の自動投入装置のポンプが故障している事が明らかになり、綾南公園を管理している業者が重いフタを専用の工具で開閉して、塩素を投入しています。
 市に設備の点検項目の調査をお願いしました。設備点検ではモーターが回るだけでなく循環する汚れた水がきれいに、ろ過するまでの委託内容になっているのかをお願いしました。
 ろ過装置の点検間隔は、2年に1回でなく毎年夏前に行う事を検討して欲しいとお願いしました。
 その後の市の説明では、前回の設備業者の点検で、ろ過材の交換時期を指摘する報告書が提出されています。市の判断でもう少し利用出来ると考えたが、水が濁ってきたので早急に交換作業を依頼する予定です。

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