7月2日・3日の両日、基地対策特別委員会の行政視察で北海道帯広市に行って来ました。
時間の関係で初日2日の午後は、帯広市の公共施設見学を計画し、帯広市が運営している「ばんえい競馬場」を行いました。
帯広市議会議長の歓迎挨拶と帯広市の概要説明は、ばんえい競馬場の会議室で行われました。
3日の午前は、市役所会議室で、陸上自衛隊帯広駐屯地について、陸上自衛隊帯広駐屯地と帯広市との関わり合いについて説明を受けました。
国からの国有提供施設等所在市町村交付金(基地交付金)が、2018年度予算で2億1726万2000円でした。
交付金対象施設は、帯広訓練場(敷地面積134ha),十勝飛行場(40ha)の合計174ha。
尚、駐屯地の94haは交付金対象外との説明でした。
飛行中の墜落や部品落下事故の報告は無いそうです。
その後、自衛隊基地内の視察を行いました。
陸上自衛隊北部方面隊は北海道を管轄しています。
北部方面総監部(札幌)の下に、第2師団司令部(旭川)、第7師団司令部(東千歳)、第5旅団司令部(帯広)、第11旅団司令部(真駒内)の4つに分かれています。
第5旅団は、道東地域の5市・34町・3村の合計42市町村の区域内に、帯広駐屯地、釧路駐屯地、別海駐屯地、鹿追駐屯地、美幌駐屯地、足寄分屯地,標津分屯地が分かれて配備されています。
帯広駐屯地には、旅団司令部、連隊・特科隊・後方支援隊・施設隊・飛行隊・通信隊・高射特科中隊・化学防護隊・音楽隊・対戦車ヘリコプター隊などが配備されています。
見学は最初に、防災資機材の見学、武装を外した特殊車両の試乗、資料館では屯田兵から海外派遣・国内災害応援などの展示(以前配備されていたヘリ―の搭乗も)、自衛隊内の売店、大食堂での昼食(事前に食事代金を支払い)。
これまで行って来た他の基地視察では、戦闘機の配備状況や爆音被害の影響範囲の確認などを確認していましたが、帯広駐屯地は常時の配備はパンフレットによるとヘリ部隊です。