松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

バングラデシュの海外協力㉒

2022年01月11日 | 日記

 首都ダッカの下町の市場を一人で歩いていたら、ひとりの若者が私に違和感を持って、お前はどこから来たのかと聞くので、ジャパンと答えたら違うと言う。お前はチャクマ(ビルマ近くの少数民族)だろうと言うと、20~30人の群衆が囲みウソを言うな、俺は日本人を知っているが日本人は色が白い、お前はチャクマだろうと非難の声が飛び交い、どれだけ説明しても日本人には認めて貰えませんでした。例えるとアメリカ人が日本に来て俺はアメリカ人と答えているのに、違うお前は熊本県の人間だと東京で認めて貰えないようなことです。
 取り囲んでいる人たちが私を日本人として認めて貰えないので、強引に人垣から逃げ出しました。確かに当時、ダッカの事務所前で日本人も含めて7人程で写した写真が本に使われていましす。20年程前に皆さんに見て貰いました、私は何処にいるでしょうとクイズを出すと他の人を指さし、最後には写っていないと言われます。当時の私を知らない人は全員が私をベンガル人と思います。
 市場を離れて歩いていたら、10代の子どもが歩いていたので会話しながら移動していたら、ラッキーバヒ二(大統領親衛隊)の駐屯地の門の中に入って行いました、同時に大統領親衛隊の私服の兵士を含めて集まって来て駐屯地内で話を聞きたいと言っていますが、中に入ると抹殺される恐れがあるので、大きな声で道路を歩いている人たちに演説を行いました。俺は道路を歩いている日本人なのにラッキーバヒ二に連れて行かれると叫んでいたら、何事かと野次馬がどんどん集まり、親衛隊の私服の人間が団体名や住所を尋ね帰って良いと言われましたが、私が事務所に帰るまでついて来て所在地を確認されました。当時、ヨーロッパのボランテイア団体のメンバーが消息不明になっていますが、私が親衛隊の駐屯地内に入っていたら、スパイ容疑で拘束され行方不明になっていたと思われます。

 


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