バングラディシュは2つの大河とそれ以外の多くの河川が集まってデルタ地帯が作られています。
ヒマラヤ山脈の南西部のからインドを経由してバングラディシュに流れているガンジス川とヒマラヤ山脈を北のチベット地域に流れ大きく右に曲がってインドを経由してバングラディシュに来ているプラマプトラ川、2つの大河が合流してベンガル湾に流れています。それ以外の中小の河川もベンガル湾に流れたデルタ地帯です。
1年間滞在しましたが石や砂を見かける事はなく土しか見ません、建設資材は土を焼いたレンガとレンガを砕いてセメントと一緒に接合部分に使っています。
人件費が安いので、毎日レンガの山に腰かけてレンガを人海戦術で砕いている現場に出くわしました。
香辛料などをすり潰す石板は輸入なのか山岳部から持ち込んだものかは不明ですが、ダッカや周辺部には石や砂を見ることはありませんでした。
バングラディシュに滞在中に通貨の変更が急きょ行われました。
政府が急に発表して、数日間の猶予期間中に新しい紙幣に切り替えると発表。市民にはある一定額までしか交換されないと発表され大変な騒ぎでした。
現在の三ヤンマーとのヤミ貿易を行っていた人たちは、国境近くの川にどんどん紙幣を捨てて使えない紙幣が川に流されたとの噂もありました。
その前からバングラディシュの紙幣タカの力は弱く、外国人と接触出きる人はヤミでドルと両替しているとの話も聞きました。ドルとタカの交換ルートは正規レートの3倍との話を聞きました。外国との貿易や外国人と接触する高級レストランなどでは、ドルとタカのヤミ両替が行われているとの話がありました。
たくさんのお金を持っている人たちは、貴金属やドルで財産を確保していますが、タカで財産を確保いた人は打撃だっと思います。
日本では新しいお札が発行され、自然な流れで新しいお札が変わって行きますが、バングラディシュで体験した切り替えは、数日以内に切り替えないと古いお札は使えなくなる、市民の交換上限が決まっていましたので、タンス預金が明らかになりました。