20-21には生活クラブ生協で森づくりをしているグループ11人が泊りがけで滞在。イモの収穫をT農場へ見学、北限のブナ林のガイドをして来ました。
トラクターに取りつかられたディカーという作業機でイモを掘り起こし、ピッカーという自走式のイモを拾い上げ、大きな袋に収納します。有機農法なので畑には大きく一緒に育ってしまったツユクサなどがあります。それらや雨で団粒化した土も一緒に拾い上げてしまうので、拾い上げるローラーに一人がかかりつけで、除去します。小さいイモや痛んだイモを取り除く3人も乗車。ピッカーは方向を変えない限りゆくりと移動していますが、作業は集中力が要り、長時間続きます。
「おイモの収穫ってこんなにいろいろな機械や人が関っているんだ」
と参加者の感想。 消費地の人達に生産現場を見てもらうことはとても大切なことだと思います。 「食育」は、自分で作るだけでなく生産現場を直接見ることから始まるような気がします。イモ掘り体験もいいけれど、それだけじゃあないと思うんだなあ。