煙山さんをゲストに迎えたセミナーの一日目。KEM工房の木のおもちゃには、我が家の実の子どもたちが赤ん坊の頃に使っていたものもありました。20年ぶりにその作者ご本人とお会いしている。なんて素敵なことなんでしょう。
木育めざすもの(木育のパンフレットより)
木とふれあい、木に学び、木と生きる。
五感とひびきあう感性
木と触れ合う、つくる、考える経験をとおして人や自然に対する「思いやり」と「やさしさ」を育む
共感できる心
身近な人と気で遊び、木に学び、モノをつくる体験を通じて楽しさや喜びを共感し、地域や社会、産業への関心をつなげる
地域の個性を生かした木の文化
地域の森や木の良さを見直し、気が身近にある北海道ならではの暮らしや文化を提案する
人と自然が共存できる社会
循環利用が可能な資源である木の可能性や、森や木に携わる仕事の素晴らしさを伝え、持続可能な未来に向けた社会をめざす。
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木を素材にした楽器にふれ、雪のブナ林をあるき、ブナの小枝で「つまようじ」を小刀を使ってつくり、黒松内の和菓子屋すずや の和菓子を頂く・・そんな木と触れ合う半日を過ごしました。私は、先が薙刀型のものを作りました。
夜の交流会では、煙山さんを囲んで三十路前後の若者達と 生き方暮らし方の話となりました。先行きが不透明なグローバルな資本主義経済社会、社会保障、食、教育、安全安心がゆらく世の中で、「未来」を語るには、自らの生き方を語る他ありません。
「豊かに暮らす」には・・・まずは心許せる信頼できる仲間が必要です。そして、時には 我が身をかえりみないくらいの一生懸命さも必要です。