高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ねおすの経営哲学③ 原則その2

2007-09-21 22:52:25 | 主義・主張
中頓別駐在事務室というのでしょうか・・ねおすのYCNのデスクがある10畳ほどの部屋にぶなの森自然学校のBNB,中頓別観光協会のSBEと町内のN氏が集まり、私の周りで4人が明日の川プログラムの準備をしています。 雨で川が増水したため、予定のプログラムから大幅変更したためです。 環境教育系ゲーム活動の道具づくりで、絵を描いたり、紙で大きなサイコロを作り、川の生き物のクイズ問題を考えております。 

まさに、経営哲学③ 相互協働の原則どおりの様子であります。

では、ねおす経営エコロジーの8原則のその2

◆持続可能の原則
事業は、一過性のものではなくその後も継続するものである。
あるいは、未来に対して現在より良い方向性を与えるものである。

 プログラムは、ある日ある人に、その時だけに実施する一過性のイベントではなく、プログラムを持続的に実施できる事業の仕組みづくりが伴うべきである。

ある地域、ある団体に企画提案する場合は、言いっぱなしの提案だけで終わらずに、それを実行に移すことができるかが常に問われる。 自分ができないような提案はしない。有言実行がモットー

私たちはTHINK-TANKではない、DO-TANKである。計画が万全でなくとも、やってみてから立ち止まって考える、必要があれば、走りながら事業を修正することもいとわない。(原則6を参照)
計画 → 実行 → ふりかえり そして、また計画 → 実行 →・・と事業自体が体験学習の循環過程を実践する。(原則8を参照)

***

この原則はとても重要なのですが・・・、
だから・・ 
大きな収入を期待できる事業であっても・・
それは・・今はお金になるけれど、意味ないだろう・・・

持続させるために毎晩遅くまで仕事をするハメになる・・・

なんて・・・ことにもなる天秤な原則であります。

しかぁ~し、
「原則は、こうなんですが・・・、今回は・・」
なんて やっていると
NPOでなくて、営利会社にすればよくなってしまう。

8原則の中でも上位性が高い。

***
余談ですが・・・
この経営原則のお陰がどうか・・・

○○○○円が足りないと・・真剣に悩むと、ほんとに○○○○円の仕事しか現れないとことが過去何度もあったなあ。

重要ですが、実にやっかいな原則でもあります。

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増水で奮闘中

2007-09-21 18:39:54 | 日記


中頓別町に来ています。
ねおすより駐在中のYCNは、町内に顔を広めて知り合いが随分とできたようです。地域情報を発信する懸案のHP,「つながルーラル中頓別」も立ち上がっていますので、どうぞご覧下さい。

http://www5.plala.or.jp/tsunagarural-n/


昨夜から大雨で川の水が増水しています。明日から町内の子どもを対象に「川の生き物」をテーマにしたプログラムを そうや自然学校のメンバーが実施する予定なのですが・・・、

町や観光協会との打ち合わせも順調に進み、来年度もなんらかの形で関わってゆくことになりそうです。 本年度に残念ながら閉校予定の中頓別農業高校も見学しました。校長先生自らご案内を頂き2時間くらいかかりました。現在10名の学生さんだけなのですが、ほんとに広い。都会の普通高校が3つくらい、寿都高校なら5つや6つくらい入ってしまい

昨日はキレイな水、川原も良い場所であったのですが、一夜明けるとコーヒー牛乳のような濁流が水かさをあげています。小魚達は激流の中で奮闘どころか、必死にもがいていることでしょう。 一方、スタッフ陣も予定プログラムを変更せんと、必死に知恵を絞って奮闘中です。

私も水生昆虫じゃんけんを発案。 糠平のカリスマガイドO氏のネタである、マッチョかわげら、トビゲラ爺さん、カゲロウねえさんのキャラクターを使わせて頂いて、ジャンケンをするのです。ひとり気に入っておりますが、果たして子ども達に受け入れらるか・・・

はたまたアイディアだしをしているうちに妙案があがり、名づけて「私は誰でしょカルタ」を「水の生き物カード」を使ってすることになりました。問題を考えなきゃきゃあ・・・・。

明日のお楽しみ。
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