高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

ねおすの経営哲学①

2007-09-18 20:53:56 | 主義・主張
秋ですね・・・ 本日は白井川小学校が代休、ゲストもいないので すっぽりとスタッフ全休としています。 ひとり静かにデスクワークをしていると・・、OSK君がひょっこと現れました・・洗濯に来たと思うのですが、ソファに座っとりますが・・・

◆ねおす活動のエコロジー8原則
なるものを 1997年4月30日に私は作りました。それからそれを行動原則として ねおすを引っ張って来ました。 その上で、「ねおすを複雑にできるか?」という次の命題を持って、10周年を迎えた2002年度に 複雑系経営の知への獲得へ舵を大きく切り、組織の分化を図ってきました。

秋になったことだし・・・、私達の仕事もちょっと夏の超繁忙期から繁忙期に移り、冬が来るなあと思いつつ 来年のことを考える時期となりました。このブログは、人生にお悩みのスタッフ諸君も読んでいるでしょうから、改めて ご参考までに つれづれに 経営哲学を書き綴りますね・・。

スタッフ向け 公開型通信教育であります。

まずは、ねおす10周年を期に、通信誌が季刊となりました。その季刊ねおす第1号の巻頭言を 書きます。(たぶん 2002年の秋に書いたものをちょっと一部改編)

◆ 季刊ねおす創刊にあたって
 「ねおす」を複雑にできるか!? 

組織を複雑化すると、新しい性質を獲得し、
【いのち】が宿る・・・
「システム・ねおす」をそこまで・・・進化させてゆこう
なぜなら、それが生命(いのち)の本質だから。

 ねおす活動10年を経て、ねおすは、今大きなターニングポイントにある。しかし、途中からねおす活動に関わった多くの人には、その実感がないかもしれない。また、ねおすに「あるひとつの性質」だけを求めている人は、これからの変化・変容を望まないだろう。一方、「職員人材は、同一色を求めない」ことを経営原則にして来たので、徐々に複雑化は始まっており、組織に新しい性質が現れ始めているのも事実である。

 私一人で始めた活動は、異なる多くの異質の仲間との出会いとつながりから進化してきた。 「生命」とは何だ?と問いかけながら仕事を進めて来た。 生命のシステムには、己の存在とは異なる「多くの異質なものとの 出会いとつながり、そして別れと離脱」の原則がある。 顕微鏡レベルの細胞であっても、その集合体である臓器のレベルであっても、人間という個々のレベルであっても、集団・コミュニティというレベル、国家・地域というレベル、国家間であっても・・・・宇宙でもそうだ。

ところが、進化は徐々にする場合もあれば、時には大きな変化をする場合もある。大きな変化の前には佇(ただず)める、安らげるようなインターバルも必要だ。しかし、安心できる「同じもの」だけとなったり、同質のものだけを求めるようになると、進化は止まる。また、新たなものを求め、走りすぎても、生命は消滅してしまう。

「システム・ねおす」の活力を高め、社会に貢献できる生命が宿るシステムに進化させるために、次の10年に必要な方向性は何か・・・・

それは・・・、

「個人が成長できる仕組み」と「心地よく身を休める仕組み」

このふたつを合わせ持つことだ。

経営原則である ねおすエコロジーの8原則の加減を、スタッフ各人が理解し行動できるようになると・・・

次なる 組織の複雑系が稼動するはずだ。 そこで獲得する知とは・・

「全体性の知」、「創発の知」、「共鳴場の知」、「共鳴力の知」、
「共進化の知」、「超進化の知」、「一回性の知」だ。

果たして、これら複雑系の知を、ねおすは獲得できるのか・・・!?

いったいどうなってゆくんでしょうかあ!
こうご期待の 次の 10年へ突入!!

****
と書いて・・、 早、5年が経過しました。

それを検証するためにも、次回は、改めて ここまで来た、ねおすの経営原則であるエコロジー8原則について 述べますね。

みんな・・・
ちゃんと読めよなあ・・・
コメント (5)
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