高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

東アジア自然共生型社会・地球市民村2014 in 上海

2014-03-09 00:26:29 | いろいろシゴト

3月7日の夜遅くに、三木師匠と上海の宿に到着しました。 「自然共生型社会」をテーマにしたフォーラムです。中国版SNSで「自然教育」のグループを作ったのが2年前の秋、成都でした。そこでは、中国のNGO山水自然保護中心と北京大学の持続可能な社会創造を目指す研究所がネットワーキングを全国に開始する現場に立ち会うことができましたが、それから1年半で、そのネットワークは急速に非常に広いもの発展しているとじっかんできました。

今回は。「自然共生型社会」と銘打っただけで、約200名の方が中国全土から集まりました。なかなかの熱気です。 このフォーラムをバックアップする一般社団法人アクトビヨンドトラストの理事長 星川淳氏からのご挨拶から始まり、http://www.actbeyondtrust.org/about/ 半農半x研究所の塩見直紀氏から「半農半xという生き方」という演題での講演。塩見さん本は台湾、中国でも翻訳されて販売されています。急速な発展にある中国においても、土と共に生きるという暮らし方は注目を集めています。

その後、日本、中国の実践者から事例や「仕事と人生観」といったテーマでの分科会が続き、私も現在進行中の自然療育活動をテーマに、どうしてそこに行き着いたのか、お話をさせて頂きました。 すでに自然学校や農的な活動をしている人、これから考えている人、その熱気はすごく、質問もたくさん受けました。

夕方からはバスで1時間以上かけた上海郊外の農村へ視察。 30軒の都市からの子育て中の家庭が過疎が進む集落に移住をして、自産自給のまさしく半農半Xの暮らし方を始めている地区です。 自然学校や生態系再生保全をしているNGOもいます。 エコビレッジ認定も受けたそうです。

移住者に案内をしてもらいました。 

自然学校が利用している大きな農舎の前には、教育農場が広がり自然学校NGOが子ども達や企業研修を受け入れています。コメを作り地域内で販売もしている人もいます。

我、黒松内ぶなの森自然学校と寿都・渡辺農場と組んで作ってゆきたいような理想的な農場が広がっています。

夜は地元の方々の料理を頂き、伝統的な音楽や日本からの参加者や中国の演奏者による伝統的、スピリッチュアルな音楽コンサート、焚き火を囲んでの即興輪踊りなどをして、参加者と交流を深めました。 

皆さん、なかなか声を一緒に出したり、踊らないんだなあ。こういうことに慣れていない様子。 三木師匠と私は踊って、大声出して、お酒は一滴も飲まずに(お酒がない!)盛り上げ役になりました・・・。

宿に戻ったのは11時半・・・。 本日もくたびれました。

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