高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

男子会・・・

2014-03-01 14:03:15 | コラム風味

ついに行政関連機関が、男子青年の心を動かそうと??と、男子会の企画。 いいことだと思いますが、やはり、事態はそこまで来たか、とう感じもなきにしにあらず。

男子青年の「これからの生き方を考えよう」という企画です。なかなかいいね。

https://www.facebook.com/events/392628684214255/

女性はいろいろなコミュニティの中で鍛えられて社会的に育ってゆきます。それは、子どもの頃の女子仲間、子育て期間のママ友であり、町内近所付き合いであったり、PTA活動、会社の中でといった異なるコミュニティを否応なしに経験させられる・・・とその結果として、集団の中で上手に振舞う・ソーシャルスキルを徐々に身につけてゆくのだと思う。女が女を結果育てている。30、40、50、そして60代と女性の生き方、暮らし方はドンドンとハツラツと元気になってゆく。 

それに比して、男どもはそうもいかない人々が多い。

 札幌市のとある高齢者施設の職員さんから、「町内のばあちゃんたちの生活・行動はわかるが、おじいちゃんはとてもわかりにくい」との話を聞いたことがある。

男は、単一の組織の一員として行動する、一匹狼のように生きるケースが多いだろう。男は社会の異なるコミュニティを複層・重層的に生きるのが苦手・下手くそな生き物だと思う。だから、昨今の急激な社会の変化に順応することが難しいのだろう。なんだか元気なさそうな男子青年が多い。 

共感力の問題かもしれない。 女性の感性は、とりあえず(すいません・・)相手に共感の態度を見せてから・・、状況に応じて拒否する。つまり、状況変化に対応力が一般的には男性より高いと思う。

若者も女性が元気だ。女性は自身を変化することにおいて、生物的に男性より順応力が高いんだと思うな。 

団塊世代の次にいるアラウンド還暦世代のアタシ達「断層の世代」の男が弟分の40代と時代の変化を共に生きてこなかった責任もあろう。 しかし、30代にイキのいい複合型生き物が現れているとアタシは感じている。20歳前後の男共は、そんな新しい兄貴分の考え方や行動から学べる、気づけることがあると思うよ。 

アラ還オジさんはエールを送るよ!!

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藤田先生逝く

2014-03-01 11:16:05 | 日記

2月28日 環境教育の師匠であり人生の大先輩の藤田先生のご葬儀に参列しました。

お病気治療で退院された昨年、札幌で偶然にお会いして立ち話をした以来でした・・・・・。

あの自然ガイドの三木師匠にして、「藤田先生は生き字引だ!」と唸らせたほどの、博物学・自然科学の知識をお持ちで理科教育に情熱を傾けられていた。  飲み会の席で・・・生命の話をし

「人類は、雌雄同体化してゆくのではないか」と私が話すと・・・

ポンと膝をたたいて、

「そう思うか、実は私のそう思っている」と言った藤田先生。 地質・化石がご専門で太古から未来まで、まさしく環境教育が教育目標としている時間的・空間的視野をとてつもなく広く持っている方でした。

お世話になりありがとうございました。 安らかにお眠りください。 合掌。

ここ、1,2年は、師匠、仲間が逝くことが多くなってきた。

お葬式はご生前の感謝とお悔やみ申し上げると共に、自らの今を見つめ襟を正す、佇みの時であると、感ぜられる歳になった。

先生のご意志を不肖ながら・・、私ができることだけでも繋げて行きたいと思います。

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