高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

NEAL 研修の必須

2014-03-15 17:21:49 | プログラム 研修、講演等

これまでの自然体験活動リーダー(CONEリーダー)研修が、国立青少年教育振興機構と連携した資格講習・自然体験活動指導者養成講習(NEALリーダー)に変わった、もっとも大きな点は、「青少年活動における体験活動」と「学校教育における体験活動」のふたコマが増えたことにあります。

本年度から完全実施されている教育指導要領には、「自然体験活動」を学校教育手法に取り込むことが奨められています。 特に、後者は農山漁村地域における体験学習の機会が増えることに地域側、民間教育事業機関である私達にとって期待される点です。

今日の最後の討論ワークは、教育指導要領に書かれている教育目標・めあてに合った体験プログラムの企画です。7グループに分かれて、与えられた与件の「体験型学びの手法」を皆さん、頭を絞っています。

実際の学習指導要領から抽出して演習ができます。 例えば・・・・

・様々な食料生産が国民の食生活を支えていること、食料の中には外国から輸入しているものがあること←それらが自然環境と深いかかわりをもって営まれていることを考える(小学5年社会)

・単位量当たりの大きさについて知ること。←異種の二つの量の割合としてとらえ数量について、その比べ方や表し方を理解できるようにする。(小学5年算数)

・流水の働き 地面を流れる水や川の様子を観察し、流れる水の速さや量による働きの違いを調べ、流れる水の働きと土地の変化の関係についての考えをもつことができるようにする。

黒板と自然を行ったり来たりしながら学べる学校が現れますように・・・・。

 

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NEAL 研修2 日目

2014-03-15 15:17:01 | プログラム 研修、講演等

本日の研修コマは、

①応急手当 

この研修は北海道の各地で実施しており救急救命講習が必須です。アウトドアリスクマネージメントについて考え方・概論は事故の軽減、事前予防につながりますが、実際に目の前で事故が起こったときの対処は重要スキルです。 最近では研修開催地の消防と連携して、心肺蘇生法と子どもの活動で起き得る怪我の応急手当についての3時間講習。

②対象者理解

「対象者理解と自己理解」は、最近私が、特に力を入れている講習テーマです。今日は1時間半という短い時間なので、じっくりとワークをする時間がとれません。中心話題は、「対象者理解のためには、まず自己理解必要」、他者とのコミュニケーション力をつけるためには「自己の開放も必要」。 コミュニケーションの幅を広げる方策としてのひとつの概念「ジョハリの窓」を体験的に理解できる自己紹介「財布の中身」という活動は、私がとても気に入っている手法です。

財布や名刺入れに入れて持参しているカード類を使っての自己紹介。 これはなかなか優れた活動でお互いのコミュニケーションが進みます。 終わった後にふりかえり。「なぜ?進んだのだろう?」

ここに、自己理解・他者理解を促進する大きなヒントがたくさんあります。

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3月14日(金)のつぶやき

2014-03-15 04:55:30 | 日記

■「笑顔が神聖なものであり、みんなと分けあうべきものであることを、いかなるときも忘れてはならない。」【チェロキー族】


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