高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

磯の達人

2007-07-02 21:52:49 | 日記
 朝から快晴の夏空で爽快。絶好の海と磯のワークショップ二日目となりました。
ではありましたが、午前中は魚の生態や形態を考えて空想の魚を作るという室内での活動。 お昼前より再び海へ。 

 子ども達の活動でよく行く、日本海に突き出た弁慶岬の小さな港、政泊港(まさとまり)へ。OTKさんの指導でプランクトンの採取。透明な海水の中にたくさんの浮遊生物がいることにビックリ。 はたまた、海草が生えている藻場(もば)にも小さな魚がたくさん泳いでおりました。 そして、なんといっても、緑色したエビを捕獲!!! 本日も小さな感動続きでありました。

陸上を案内するガイドは増えましたが、身近の海や磯を案内するガイドはまだまだ少ないでしょう。 小さい頃から磯や海で遊んだ原体験があくさんある人が水先案内人として登場すると、アウトドアーの世界が広がるだろうなあ。

***
本年も、政泊港の防波堤から飛び込みを成功しました。
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磯と海のワークショップ

2007-07-02 09:45:56 | 日記

公開型のスタッフ研修として年8回の予定を組んでいる「自然学校スタッフ養成セミナー」の第2回目。「北海道うみの学校」の大塚さんをお招きしての二日間です。私の都合で日・月の変則的な日程となってしまったのですが、それでも私達を入れて10数名で密度濃く、遊びながら学んでいます。 

10:00 導入活動(オリエンテーション」

10:15 自己紹介とアイスブレイキング(参加者同士の親和性を生み出す活動)
 「水のことわざ」という活動を自然学校風に味付けをしました。水に関わることわざが一人ひとつずつあたり、それを絵にして当ててもらうというクイズ風の活動。 頭をひねって楽しむ適度な頭の準備体操となりました。
 
10:50 体験学習のプログラミング
  体験学習をプログラムする際や事物事象の解説(インタープリテーション)の仕方の基本的な考え方や用語を改めて確認。

11:15 海と磯についての講義
  海や磯についての基礎的知識 (陸地と海の比較、海流、干満、生き物など)。海についての知識が乏しい私にとってはとても新鮮な話しが次々とされて興味深かった。

12:30 磯の観察
  お弁当を持って、満潮になりつつある寿都の磯へ。今日は大潮。波が上げているので水中がのぞきにくく、また流れも速いためか磯ガニなど生き物が見つけにくい状態でしたが、それでも専門家がついて解説をしてもらえると見えないものが見えて来て、とても楽しいひと時となりました。
 コシダカガンガラ、ヘソアキクボガイ、タマキビ、ユキノカサ、イトマキヒトデ、エゾヒトデ、ワレカラなどなど・・・ 

16:00 ふりかえり活動
17:15 温泉と夕食
20:00 夜の磯の観察
 昼間と同じ磯へ懐中電灯を持って夜の観察へ。 干潮になっているので、磯溜まりがあちこちに出来て、ライトで水中に映し出される磯の様子は、これまた面白さ倍増。昼間仕掛けたトラップにはたくさんの磯カニが集まり、ウミウシ、ヒトデや魚類も昼間以上に見つかり、あちこちをのぞいているうちに、あっという間に夜の10時近くになってしまいました。

                  

 自然ガイドになりたての頃、師匠のMKTGについて森を歩いていた時、それまでに、あれほど登山をしていたのに、気づいていなかった花や鳥を発見した時の楽しさと同じような瞬間が海でもありました。 いつも行っている磯なのに、見ているようで見ていなかったのです。 じっくりと見始めると、そこには知らない世界が広がっている。小さな感動の連続でした。 少年に帰ったような 夜でした。


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新実習生

2007-07-02 08:44:43 | 日記


 中頓別町より1ヶ月間の実習生ABEさんがやって来ました。身長2m05cmという見上げるほどの男性です。お父さんと子どものようであります。 スタッフ研修、定例の子ども体験活動イエティくらぶ、幼児と親子の森のようちえん、80人の体験学習プログラム、大人のエコツアー、長期村の準備など びっしりと実習して頂きます。
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