◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

聞き間違いか、言い間違いか。

2008-05-10 12:07:52 | ディクテーションについて
                     う~ん、「ぢ」だな
 (1)「ば」と繰り返し発音する音声を聞いて、「何と言っていますか?」「ば、でしょう」、次に、男性が「だ」と繰り返し発音する映像と一緒に先ほどの「ば」の音声が流れる、「何と言っていますか?」「だ?」。でもね、私は、映像はじーっと見ていたのですが、「ば」としか聞こえなかったのです。確かに、唇の動きに違和感があるとは思いましたが、それで「だ」と聞こえるということはありませんでした。( ̄口 ̄)ダァ~
 (2)中性的な整った顔の写真が2枚、上下に並んでいて、「男性はどちらでしょうか?」「上でしょう」。でもね、私は「分からない」と答えました。(←テレビに向かって独り言だよ)だって、左半分は上が男性だけど、右半分は下が男性だと思ったからです。さて、正解はというと、私の答えが正解でした。人の顔を見るとき、右脳・左脳の働きの違いにより、主に左半分(こちらから見て左であり、見られる側でいうと右半分)を見ているということらしく、通常、左半分の印象で上が男性と答えるのだそうです。(^ ̄)ホンネハ?
 それで、何を言いたいかというと、私の脳がだまされなかったということなのですが、(←自慢してるだけ?)「ば」と「だ」のテストは、長い間、音声のみで言葉を聞き取り文章化する仕事をしたからだまされなかった、ということでしょうか。顔のテストは、最初から、単純にどっちが男性ということではないんじゃないかと疑ったから、でしょうか。
 言葉をちゃんと聞き取るというのは大変な作業で、変なことを言ったら、今のは聞き間違いかな? と疑って、話の流れを整理してから聞き直したら1回めとは違って聞こえた、なんてことはよくあります。語尾をはっきり言う人は少ないですからね。でも、最近は本当に変なことを言っているから、そのまま文章化するだけでは文章にならないわけで、ディクテーションというよりリライトに近いでしょうね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 知らない言葉は聞き取れない。 | トップ | 「ある」なのに「ない」と聞... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ディクテーションについて」カテゴリの最新記事