日経新聞のWEBサイトを見ていたら「40代になったら 夫が知っておくべき妻の『がん』」と言う、記事があった。
ご存じの方も多いと思うのだが、日本人の死亡原因の第1位は「がん」。
男性の2人に1人、女性の3人に1人が、がんに罹患すると言われている。
だから「がんは怖い病気だ」と決めつける傾向が有るのだが、その実日本における「がん研究」は、とても進んでいる。
私自身乳がんという病気になったコトで初めて知ったのだが、早期発見・早期治療ができれば、高い確率で完治すると言われている。
乳がんを例にとると、私の様な「0期・非浸潤癌(リンパ節転移ナシ)」で有れば、98%以上で完治が見込める、と言われている(ただし乳がんの場合、術後10年~20年に再発するケースがあるため経過検診などは、長期的にする必要がある)。
治療法についても、手術から放射線治療や化学療法(分子標的薬や抗がん剤による治療)など、病気の状況や患者のライフスタイルや年齢、体力的なコトを考え、患者自身が選択できる時代にもなっている。
しかし、テレビドラマの影響だろうか?未だに「がん=死の病」というイメージが一般的だろう。
患者としてはとても残念な気がするだけでは無く、この様なイメージが、がん患者の就労などを難しくさせている、と感じている。
最近では「がんは治療しない方が良い」という考えの医療者の方の本が、ベストセラーになることも、患者としては懸念している。
「がんは治療しない方が良い」というのは、相当進行・転移した状態の場合だと思われるのだが、この様な本のタイトルだけを見て「がんは治療しない方が良いんだ」と、断片的な情報で判断する怖さも、知られていないように感じている。
そして今回記事として取り上げられた「女性のがん」だが、意外なコトに奥様が乳がんや子宮がん(「子宮頸がん」と「子宮体がん」の2種類)に罹患されると、夫である男性が受けるショックが大きい、と言われている。
場合によっては、患者では無くパートナーである夫が「がん鬱」になってしまう、と言うケースもあるという。
それだけでは無く、手術によって乳房や子宮が無くなったコトで、奥様を女性としてみることができない、と言う男性も多いと言われている。
その理由の一つが、女性のがんの代表である「乳がん」と「子宮がん」は、罹患年齢が30代~50代前半、と他のがんよりも若年期が中心だからだ。
女性として一番充実した生活を送れる世代が、「がん注意世代」なのだ。
だからこそ、男性にも女性の病気のコトを知って欲しい、と多くの女性は感じているのではないだろうか?
その意味で、日経新聞という男性読者が主体の経済紙にこの様な記事が掲載されたコトは、大きいと思う。
ちなみに「乳がん」の場合、100人に1人の割合で「男性乳がん罹患者」がいる、と言われている。
男性だから「乳がん」は関係ないと思わず「変だな」と感じたら、甲状腺外科や内分泌外科に行かれるコトをお勧めしたい。
ご存じの方も多いと思うのだが、日本人の死亡原因の第1位は「がん」。
男性の2人に1人、女性の3人に1人が、がんに罹患すると言われている。
だから「がんは怖い病気だ」と決めつける傾向が有るのだが、その実日本における「がん研究」は、とても進んでいる。
私自身乳がんという病気になったコトで初めて知ったのだが、早期発見・早期治療ができれば、高い確率で完治すると言われている。
乳がんを例にとると、私の様な「0期・非浸潤癌(リンパ節転移ナシ)」で有れば、98%以上で完治が見込める、と言われている(ただし乳がんの場合、術後10年~20年に再発するケースがあるため経過検診などは、長期的にする必要がある)。
治療法についても、手術から放射線治療や化学療法(分子標的薬や抗がん剤による治療)など、病気の状況や患者のライフスタイルや年齢、体力的なコトを考え、患者自身が選択できる時代にもなっている。
しかし、テレビドラマの影響だろうか?未だに「がん=死の病」というイメージが一般的だろう。
患者としてはとても残念な気がするだけでは無く、この様なイメージが、がん患者の就労などを難しくさせている、と感じている。
最近では「がんは治療しない方が良い」という考えの医療者の方の本が、ベストセラーになることも、患者としては懸念している。
「がんは治療しない方が良い」というのは、相当進行・転移した状態の場合だと思われるのだが、この様な本のタイトルだけを見て「がんは治療しない方が良いんだ」と、断片的な情報で判断する怖さも、知られていないように感じている。
そして今回記事として取り上げられた「女性のがん」だが、意外なコトに奥様が乳がんや子宮がん(「子宮頸がん」と「子宮体がん」の2種類)に罹患されると、夫である男性が受けるショックが大きい、と言われている。
場合によっては、患者では無くパートナーである夫が「がん鬱」になってしまう、と言うケースもあるという。
それだけでは無く、手術によって乳房や子宮が無くなったコトで、奥様を女性としてみることができない、と言う男性も多いと言われている。
その理由の一つが、女性のがんの代表である「乳がん」と「子宮がん」は、罹患年齢が30代~50代前半、と他のがんよりも若年期が中心だからだ。
女性として一番充実した生活を送れる世代が、「がん注意世代」なのだ。
だからこそ、男性にも女性の病気のコトを知って欲しい、と多くの女性は感じているのではないだろうか?
その意味で、日経新聞という男性読者が主体の経済紙にこの様な記事が掲載されたコトは、大きいと思う。
ちなみに「乳がん」の場合、100人に1人の割合で「男性乳がん罹患者」がいる、と言われている。
男性だから「乳がん」は関係ないと思わず「変だな」と感じたら、甲状腺外科や内分泌外科に行かれるコトをお勧めしたい。