日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

見方が変わりますね・・・-テレビ番組とヒット曲-

2005-05-24 13:21:47 | 徒然
昨日のエントリーで、「ノーネクタイ、ノージャケット」について書きました。
そうしたら・・・今日の定例記者会見で細田官房長官が、「お試し」されたようです。

今日の讀賣新聞から気になる話題を二つ。
一つは、NHKの「プロジェクトX」についての、「プロジェクトX」事実と違う、取材された高校が抗議と言う記事。
暫く前、「コーラス」というフランスの映画が話題になりましたが、その日本版みたいですね。
映画は、ある程度フィクションと言うか脚色されていても、見る側も納得しているところがあるのですが、NHKの「プロジェクトX」って、ドキュメンタリーの再現と言うのが「売り」だったのでは?
確か、以前にも問題になったことがあったように思います。
でも、人気番組なんですよね。
支払い拒否を続けている我が家に、NHKの方が来られての押し問答のキメ台詞は「プロジェクトXのような、優れたドキュメンタリーを見てください。大河ドラマとニュースがNHKではありません」ですから。
でも、見る気にはならないんですよ。
どこか「誇張された匂い」があって。
それに、ある種の「宣伝」でもあるんですよね。
「みなさまのNHKが、宣伝をしても良いのか?」と思うところでも在ります。

もう一つは、ビートズと英国。
BBC調査の『英国人の好きなロック』について。
英国が生んだスターバンドと言えば「ビートルズ」なんですけど・・・。
それが、「キンクス」だとは!
「ユー・リアリー・ガット・ミー」という楽曲は、現在アサヒ飲料の「若武者」で使われいるので聞いたことがある人は多いとは思いますが、「ビートルズナンバー」のような親しみはないのでは?
でも、考えてみれば「ビートルズ」の成功は、アメリカ進出と言うかアメリカでの大ヒットがあったから。
「ビルボード誌」や「キャッシュボックス誌」と言った「ヒットチャート」を総なめにしたからといって、それが、英国での人気とは結びつかないと言うことでしょう。
個人的に懐かしかったのは「デビット・ボーイ」と「クィーン」かな?
今では超カッコ良い中年男性の代名詞となっている「デビット・ボーイ」ですが、当時はオレンジ色に髪の毛を染め、山本カンサイの衣装を身に纏い、中性的な魅力で売り出していました。
多分、女装っぽい格好もしたことがあると思います。
「クィーン」も、やたらと煌びやかな衣装が印象的で・・・まさかその後タイツ姿のフレディーマキューリーを見ることになるとは、思いも寄りませんでした。
どちらも、その強烈な個性で一つの時代を創りあげた、素晴らしいアーティストであることには代わりませんが。
もしかしたら、英国民が「ビートルズ」ではなく彼等の名前を挙げた最大の理由は、そこにあるのかも知れません。