浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2020-11-02 00:06:37 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       恩師のご著書「講演集」より

             講演集、 二

       「故郷」の歌合唱――心の調和の為に


今回もう一つ嬉しいことは、お話に先立って皆様に心を調和していただく為に、
Fさんのお譲ちゃんのUちゃんにバイオリンを弾いていただくことになりました。
Uちゃんは西宮から来ていただいております。
このお母さんがいろいろと信仰の道をたどられて、
この子もややこしいところに連れていかれて随分反発していたのですが、
ご縁を頂いてすばらしいお子になっていただきました。
私にとって可愛い可愛いお子でございます。
ではお願いいたします(拍手)。

――バイオリン演奏――「ユーモレスク」他一曲、続いて「故郷」の歌合唱(拍手)。

Uちゃんが途中で泣き出して、バイオリンが止まってしまいました。
ありがとうございました。
すばらしいバイオリンの響きです。
特にお願いをして「故郷」を弾いていただきました。
この歌の中に「こころざしを果たして、いつの日にか帰らん、山は青き故郷、
水は清き故郷」とあります。
私たちはあの素晴らしいふるさとから、この地上の世界へ自らの志を果たす為に、
魂の修行をしに招いていただいております。

いつの日にか志を果たして、あの素晴らしい魂のふるさとに
帰っていかなくてはならないのです。
いま歌わせていただいたこの歌は、単に学校で習った唱歌と思っておりましたが、
この世のほんとうの志を果たして、ほんとうの光り輝くふるさとに帰ることを、
このように表していただいた歌ですね。
思わず涙がこぼれてしまいます。
毎回お話に先立って、高橋信次先生の残して下さいました心の行い、「心行」の
朗読をさせていただいております。
どうぞよろしくお願いします。
――「心行」の朗読――


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