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はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(152)      流しのギター弾き 和さん   横須賀

2014-02-15 00:30:24 | 日記
みなさん 「流し」 て知ってますか
はげまるが若い頃は「流し」 と言えば
「流しのギター弾き」さんの事であった

35年ぐらい前、まだカラオケが存在していない時代
伊勢佐木町の裏通り、福富町や清正公通りの
ネオン街でギターを抱えたおじさんの姿を
何人か見た思い出がある


そんな流しのギター弾きのおじさん、
今ではその存在があった事さえ
若い人は知らないだろうなぁ


当時のスタイル、流しのギター弾きのおじさんは、
現在ではもうほとんど見られないと思う
一度、生で、
流しのギター弾きのおじさんの音を聞きたいなぁ
なんて思っていた・・・



参考資料

 <流しは、ギターと歌詞本を持って(アコーディオン、ヴィブラスラップなど、
 その他の楽器の場合もある)飲み屋を回り、客の歌の伴奏を務めたり、
 またリクエストに答えて歌を披露する。
 1960年代頃まではカラオケが全くなかったため、流しはとても人気があった。
 最盛期には新宿だけで100人を超す流しがいたといわれる
 カラオケの飲み屋への普及とともに「流し」は急速に減った。>


 <北島三郎、五木ひろし、渥美二郎などが、「流し」からプロの歌手になった一例である。
 また遠藤実は「流し」から歌手となり作曲家になった>



 

先日友達の誕生日会が、横須賀の「シェル」という店であった
「シェル」は昨年、エディ幡さんとふたりでライブをやったところでもあり
焼き鳥から海軍カレー、海軍ハンバーガー、
なんでもありの飲み屋さん


その日はちょうどライブの日と重なっていて
沖縄の空気満点の素晴らしいバンド(オンドロンゴ)や
友達のジャズピアニスト(三好ちえこ)とフルートとドラムのバンドや
ベリーダンスなんかもあり
楽しい誕生日会になったのである






(オンドロンゴ)




音色が素晴らしい(オンドロンゴ)のギター長澤さん 






御機嫌なフルート (名前は酔って忘れました) と三好ちえこ(ピアノ)さん




ここでである


ば~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん








現役の「流しのギター弾き」さんのステージを見た






名前は 和さん
横須賀でただ一人の現役の流しのギターさん

かなでるギターの音色は懐かしき昭和の香りを
店の隅々まで溢れさせ、
歌う昭和歌謡がたまらなくいい
高音の声量は生き生きとして素晴らしい





ギターの玄巻あたりをみたら
なんと12弦ギターだが、
弦は6本しかついていなかった






昭和の香りを出すためにモノクロの6x6版風
正方形写真で撮影






素晴らしい昭和の音色に満員状態の客席も
静まりかえる






知らず知らずに、ギターの弦巻あたりにチップの
千円札が挟まれて行く
はげまるも、そっと千円札を挟んだ

二曲ほど昭和歌謡の流しのオジサンの
歌とギターをしたはげまるは、
ステージが終わって和さんと少し
お話しをする事が出来た

今でも横須賀の小さい飲み屋さんを流しているそうである
歳を聞いたら66歳で、はげまるとほとんど同年代

流しのギターのオジサンを見て感動したはげまるも
しっかりと、オジサンになっていた



和さん、


ありがとうございました。




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