はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散策(194)    「がま親分」 日の出町  iphone6 のカメラ撮影(3)

2014-10-31 06:59:04 | 日記
この計画は2年ほど前から計画が練られていた
仲間とふたりで決行する予定であったが
なかなか決行する機会が訪れず
先日覚悟を決めてひとりで決行する事になった







夜7時頃、はげまるはその場所に向かって
京急日の出町駅のガード下方面を
とぼとぼと歩いて行った

目指すはホルモン焼き肉の店
「がま親分」
2年越しの計画としてはかなりオーバーではあるが
そうホルモンを食べるのである

この店を初めて知ったのは今から3年ほど前の事である
真冬であったので入り口のドアは締められており
なにやら店内が真っ白であった
ガラス越しに中を見てみると
ぬぁんとぬぁんと 焼肉の白煙であった
もくもくと煙る白煙の中に人影がぼんやりと見える

う~~~~~~~~~~~~~~ん
完璧だ
白煙のなかに紛れ込んでその中でホルモンを喰らう、
白煙のカーテンだ、
う~ん  いいぞいいぞ
おね~さんと手を握り合いながら
裸でホルモンが食えるぞ~
考えただけで口元がニンマリとなる
(あほ)




「がま親分」さんであります







時間がまだ早いせか店内には4人の客しか見当たらない






おまけに入り口のドアが全開であり
これでは煙が店内にこもらないではないか~

入る前から盛り上がり度がガクンと低下する

おね~さんと鼻の下をのばしながら食事をはじめたとたんに
突然おね~さんが

「ごめんなさい
 明日、朝が早いので今日はここで帰りますはー」

と相成り
のっけから盛り上がり度がガクンと下がる感じだ

この「がま親分」さんは数人の友達から
肉がうまい 安い 煙が凄いと聞いていたのであるので
この感じでは、
白煙のカーテンの中でホルモンを喰らう事は
無理みたいである

しかたがねぇ
自分でホルモンをガンガン焼いて煙でも大量生産するか~





盛り上がり度がガクンと下ったしょぼくれた顔をして
「がま親分」に入った

「いらっしゃ~ぃ」

店長の指示で入り口横のテーブルに座った





はげまる
「あの~  煙が沢山出る焼き物ください」
と言いたかったが、ぐっとこらえて
おとなしく、角の水割りとキムチを注文した





ホルモン二人前も注文した





さてと煙りでも作るか~
(何しに入ったんだ)






大好きなタマネギも注文した





右横の壁に貼られているお品書きが油と煙で
べっとりと汚れている

この感じがいいんだよなぁ
と相変らず変なところで感動する






カウンターの下に貼られているメニューも豊富である






テナ事でひとりホルモンパーティが始まったのである
隣の席でひとりで飲み食いしている若いおじさんが、
しきりに携帯カメラで撮影する本物中期おじさんのはげまるを
チラチラと見ているのが分かる





お~~~~~~~~~~~~~~
いい感じで煙りがでてきたぞ~






3杯目のウィスキーの水割りを飲んでいる頃になると
七輪の炭も油まみれになった網もいい感じになってきて、
煙ががんがんと立ち登るようになってきた

いいぞいいぞ~~  行け行け~~
(かなり興奮してきたな)






ぼわ~~んと
肉とタマネギ全体が炎につつまれる

わ~~~~~~~~~~~~~~~ぃ

玉や~~~~~~~~~~~ 鍵や~~~~~~~~~~~






ひとりホルモンで無我の境地に陥るはげまる



おことわり
隣の若いおじさんは驚きもせずもくもくと
自分の時間を楽しんでいる様子でありました
(あほにかまっている暇はねぇんだ みたいかもな)





壁に設置されている換気扇が
ぐわ~~~~~~~~~~~~~~っ
と音を立て忙しく回っている






会計を済ませて外を撮る







くっそ~~  覚えてろよ~
今度は先が見えないくらいの煙の中でホルモン食べるぞーーー

 
   はげまるは心で捨てセリフを吐いて野毛に向かって歩いて行った。


  

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