はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  B級横浜散(433)  壇原照和「白い孤影 ヨコハマメリー」

2019-01-26 08:04:02 | 日記


先週の日曜日、神田神保町のコラソンゲートで
開催された壇原照和
「白い孤影 ヨコハマメリー」
の出版記念トーク×座談会に
参加してきました

トークで檀原さん
講談で田辺銀治さん
ポスターの真ん中には
ははげまるが撮った唯一の
メリーさん写真

撮影場所 関内ベースターズ通り
今ではもうないクラブオリーブ横
撮影時期 不明であるが
平成になってからすぐあたり、
フイルムカメラ(ポシ)





ビルの地下がイベント場所の
コラソンゲートである

毎度のへろちゃんに忙しい中
お願いして同伴してもらった
(いつも暇こいでいる、なんて噂はあるぞ)





檀原さんの顔が右手に見える

会場は椅子が足りなくなり
スタッフが忙しく動き回っている
大盛況状態





今日の最初の出し物は
講談みたいであり
赤い釈台(しやくだい)が置かれていた



田辺銀治さん、、
田辺一鶴(たなべいっかく)一門の
お弟子さんであるが
ぬぁんとぬぁんとぬぁんと
女性の講談師であり
びっくりしたなぁ〜もぅ


田辺一鶴さんと言えば
はげまるが20代の頃
テレビで見た時の印象は
デカイ黒縁のメガネ、
なんたって鼻毛と髭を一緒に
混ぜたような様相が
たまらなく面白かったものである





ほれ、今見ても
鼻毛も髭に絡ましているみたいだぞー






さて、
田辺銀治さんの講談が始まった、
(撮影不可との事で写真は撮れなかった)

銀治さん
釈台をパンパン叩きながら
新作のメリーさん話を息もつかせず
流暢に進めて行く
これがまた、凄くうまい

落語や講談、スキー射撃その他
くだらない雑学、
おね〜さんの扱いあたりに
至るまで人より抜きん出ている
(あはははははは)
へろちゃんも
「若いのにうまいね〜」
なんて申しておりました






田辺さんの講談の後に檀原さんの
トークが始まった





檀原さんの本に書いて無い事や
メリーさんの故郷岡山まで行って
知り得た情報やら写真などを
沢山スライドで見れたり
盛りだくさんのトークショーで
ありました









神田神保町と言えば本屋の街であり
中学生の頃なんかは
さいとうたかをさん
なんかが中心であった劇画ブームであり
その出版社が神田神保町に多くあり
何度か通ったもんである




今でも裏路地あたりに
その時の面影みたいな建物も
少しは残っている










コラソンゲートの帰り際に
神保町の通りで
ふと、高級な天ぷら屋さんの暖簾に
創業昭和6年の文字が目に留まった




老舗の天ぷら屋さんである




下の写真に目をやると
記念みたいなモノクロ写真があった
右側に昭和廿七年二月 例会と書いてあり
ずらりんこと人達が写り込んでいる
そして廿七會
東京作家クラブの文字も見える





作家の名前がずらりんことならんでいる
江戸川乱歩さん
2枚目俳優の佐野周二さんの顔もみえる
なんか戦後の昭和の作家やら有名人ばかり
みたいである
へろちゃんは物知りだから
何人か名前を知っていて
「あ〜 この人、あ〜この人
知ってる知ってる」
なんて話していた

昭和27年と言えば
はげまるがまだロクな食い物が無かった
4歳の頃である
天麩羅屋さんでその時代の有名人が
酒のツマミで天麩羅食べながら
楽しい時間を過ごすなんて
いつの時代にも上流階層の人々が
いたのであるな

こちとら下流子供→下流庶民→下流中年
→下流老人
あ〜 それそれ
パンパンパンパン
(釈台を叩く音)









入り口あたりに貼られていた
のんびりしていた昭和の映画のポスター

美空ひばりさんやら若い頃の勝新太郎さん
なんかの顔も見える

昭和も生きた
平成も生きた
下流老人は次の時代も
気楽に生きていくのである









おそまつ








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