前回新山下にあった昭和の銭湯「山下館」の続編
この写真は山下館の前にある
クリーニング屋「きみつや」さんの二階から撮った
昭和３０年の写真
現在の山下館があった跡地の様子
あ〜
ついに新山下に銭湯は無くなったのである、
昭和はどんどん遠くなりけり
はげまるのハゲ頭も
どんどん光が無くなってくるのである
(これはウソ なんか光が増してきたみたいだ)
「きみつや」さん
「きみつや」さんのご主人の話によると
「昭和15年頃に山下館が建てられてねぇ〜
この写真はねぇ〜
昭和30年頃に新しくなった
山下館をうちの二階から撮った
ものなんだよ〜」
なんて写真をはげまるに
貸してくれたのである
このご主人さん
はげまるより一回り年上であが
異常に元気なのが素晴らしい、
新山下を戦前から知っていので
たまに新聞社の人が取材に来たりするそうである
その山下館の隣あたりにあった
昭和のアパートも解体工事真っ最中
ここんとこ横浜の町並みの景色が
加速して激変してきているみたいである
そのアパートの路地あたりの昔の写真
よく早朝あたりなんか
猫ちゃん達が集会を開いていたもんである、
はげまるが顔なんぞ出すと
猫ちゃん達が
「あ〜 またハゲおじさんが来たぞニャ〜
まあ害はないからシカトするかいニャ〜」
なんて目ではげまるを見ていた
またまた古い写真
前回も、ちらっと書いた山下館の
少し手前にあった新山下で唯一の
立ち飲みコーナーがある酒屋
「千葉屋酒店」さん
ここの店の奥にあった神棚が凄かった
ぬぁんと、ぬぁんと
戦前からこの場所に飾られていた、
と店主さんが話していた
30年前ぐらいの近所のおばさんに
聞いた話しであるが
なにしろ新山下のこの辺りは
アメリカの爆弾が落ちてこなくて
代わりにパラシュートで缶詰類が
落ちて来たとの事である
おばさんによると
捕虜収容所と間違えていたみたい、
(本当の話しである)
千葉屋酒店さんが壊される時の写真
新山下最後の立ち飲み屋さん
さようなら
山下館の隣あたりにある
「ダイナマイト」さん
写真にはマスターのヤスさん
やはり新山下で残っている最後の
魚屋さん兼定食屋さんの
「千葉屋」の
奥さんと娘さんも相変わらず
元気である
ところで
きみつやクリーニングさんも
無くなってしまった千葉屋酒店さん
そして魚屋さんの名前も千葉屋さん
何故か千葉関係の名前が多い
(きみつやクリーニングさんは
千葉の君津から新山下に来たそうである)
きみつやクリーニングの主人に聞いたら
新山下のこの辺りは
埋めたられた昭和の始めの頃
千葉方面からかなりの人がやって来た
そうである
いろいろあるなぁ〜。
