この計画は2年ほど前から計画が練られていた
仲間とふたりで決行する予定であったが
なかなか決行する機会が訪れず
先日覚悟を決めてひとりで決行する事になった
夜7時頃、はげまるはその場所に向かって
京急日の出町駅のガード下方面を
とぼとぼと歩いて行った
目指すはホルモン焼き肉の店
「がま親分」
2年越しの計画としてはかなりオーバーではあるが
そうホルモンを食べるのである
この店を初めて知ったのは今から3年ほど前の事である
真冬であったので入り口のドアは締められており
なにやら店内が真っ白であった
ガラス越しに中を見てみると
ぬぁんとぬぁんと 焼肉の白煙であった
もくもくと煙る白煙の中に人影がぼんやりと見える
う~~~~~~~~~~~~~~ん
完璧だ
白煙のなかに紛れ込んでその中でホルモンを喰らう、
白煙のカーテンだ、
う~ん いいぞいいぞ
おね~さんと手を握り合いながら
裸でホルモンが食えるぞ~
考えただけで口元がニンマリとなる
(あほ)
「がま親分」さんであります
時間がまだ早いせか店内には4人の客しか見当たらない
おまけに入り口のドアが全開であり
これでは煙が店内にこもらないではないか~
入る前から盛り上がり度がガクンと低下する
おね~さんと鼻の下をのばしながら食事をはじめたとたんに
突然おね~さんが
「ごめんなさい
明日、朝が早いので今日はここで帰りますはー」
と相成り
のっけから盛り上がり度がガクンと下がる感じだ
この「がま親分」さんは数人の友達から
肉がうまい 安い 煙が凄いと聞いていたのであるので
この感じでは、
白煙のカーテンの中でホルモンを喰らう事は
無理みたいである
しかたがねぇ
自分でホルモンをガンガン焼いて煙でも大量生産するか~
盛り上がり度がガクンと下ったしょぼくれた顔をして
「がま親分」に入った
「いらっしゃ~ぃ」
店長の指示で入り口横のテーブルに座った
はげまる
「あの~ 煙が沢山出る焼き物ください」
と言いたかったが、ぐっとこらえて
おとなしく、角の水割りとキムチを注文した
ホルモン二人前も注文した
さてと煙りでも作るか~
(何しに入ったんだ)
大好きなタマネギも注文した
右横の壁に貼られているお品書きが油と煙で
べっとりと汚れている
この感じがいいんだよなぁ
と相変らず変なところで感動する
カウンターの下に貼られているメニューも豊富である
テナ事でひとりホルモンパーティが始まったのである
隣の席でひとりで飲み食いしている若いおじさんが、
しきりに携帯カメラで撮影する本物中期おじさんのはげまるを
チラチラと見ているのが分かる
お~~~~~~~~~~~~~~
いい感じで煙りがでてきたぞ~
3杯目のウィスキーの水割りを飲んでいる頃になると
七輪の炭も油まみれになった網もいい感じになってきて、
煙ががんがんと立ち登るようになってきた
いいぞいいぞ~~ 行け行け~~
(かなり興奮してきたな)
ぼわ~~んと
肉とタマネギ全体が炎につつまれる
わ~~~~~~~~~~~~~~~ぃ
玉や~~~~~~~~~~~ 鍵や~~~~~~~~~~~
ひとりホルモンで無我の境地に陥るはげまる
おことわり
隣の若いおじさんは驚きもせずもくもくと
自分の時間を楽しんでいる様子でありました
(あほにかまっている暇はねぇんだ みたいかもな)
壁に設置されている換気扇が
ぐわ~~~~~~~~~~~~~~っ
と音を立て忙しく回っている
会計を済ませて外を撮る
くっそ~~ 覚えてろよ~
今度は先が見えないくらいの煙の中でホルモン食べるぞーーー
はげまるは心で捨てセリフを吐いて野毛に向かって歩いて行った。
仲間とふたりで決行する予定であったが
なかなか決行する機会が訪れず
先日覚悟を決めてひとりで決行する事になった
夜7時頃、はげまるはその場所に向かって
京急日の出町駅のガード下方面を
とぼとぼと歩いて行った
目指すはホルモン焼き肉の店
「がま親分」
2年越しの計画としてはかなりオーバーではあるが
そうホルモンを食べるのである
この店を初めて知ったのは今から3年ほど前の事である
真冬であったので入り口のドアは締められており
なにやら店内が真っ白であった
ガラス越しに中を見てみると
ぬぁんとぬぁんと 焼肉の白煙であった
もくもくと煙る白煙の中に人影がぼんやりと見える
う~~~~~~~~~~~~~~ん
完璧だ
白煙のなかに紛れ込んでその中でホルモンを喰らう、
白煙のカーテンだ、
う~ん いいぞいいぞ
おね~さんと手を握り合いながら
裸でホルモンが食えるぞ~
考えただけで口元がニンマリとなる
(あほ)
「がま親分」さんであります
時間がまだ早いせか店内には4人の客しか見当たらない
おまけに入り口のドアが全開であり
これでは煙が店内にこもらないではないか~
入る前から盛り上がり度がガクンと低下する
おね~さんと鼻の下をのばしながら食事をはじめたとたんに
突然おね~さんが
「ごめんなさい
明日、朝が早いので今日はここで帰りますはー」
と相成り
のっけから盛り上がり度がガクンと下がる感じだ
この「がま親分」さんは数人の友達から
肉がうまい 安い 煙が凄いと聞いていたのであるので
この感じでは、
白煙のカーテンの中でホルモンを喰らう事は
無理みたいである
しかたがねぇ
自分でホルモンをガンガン焼いて煙でも大量生産するか~
盛り上がり度がガクンと下ったしょぼくれた顔をして
「がま親分」に入った
「いらっしゃ~ぃ」
店長の指示で入り口横のテーブルに座った
はげまる
「あの~ 煙が沢山出る焼き物ください」
と言いたかったが、ぐっとこらえて
おとなしく、角の水割りとキムチを注文した
ホルモン二人前も注文した
さてと煙りでも作るか~
(何しに入ったんだ)
大好きなタマネギも注文した
右横の壁に貼られているお品書きが油と煙で
べっとりと汚れている
この感じがいいんだよなぁ
と相変らず変なところで感動する
カウンターの下に貼られているメニューも豊富である
テナ事でひとりホルモンパーティが始まったのである
隣の席でひとりで飲み食いしている若いおじさんが、
しきりに携帯カメラで撮影する本物中期おじさんのはげまるを
チラチラと見ているのが分かる
お~~~~~~~~~~~~~~
いい感じで煙りがでてきたぞ~
3杯目のウィスキーの水割りを飲んでいる頃になると
七輪の炭も油まみれになった網もいい感じになってきて、
煙ががんがんと立ち登るようになってきた
いいぞいいぞ~~ 行け行け~~
(かなり興奮してきたな)
ぼわ~~んと
肉とタマネギ全体が炎につつまれる
わ~~~~~~~~~~~~~~~ぃ
玉や~~~~~~~~~~~ 鍵や~~~~~~~~~~~
ひとりホルモンで無我の境地に陥るはげまる
おことわり
隣の若いおじさんは驚きもせずもくもくと
自分の時間を楽しんでいる様子でありました
(あほにかまっている暇はねぇんだ みたいかもな)
壁に設置されている換気扇が
ぐわ~~~~~~~~~~~~~~っ
と音を立て忙しく回っている
会計を済ませて外を撮る
くっそ~~ 覚えてろよ~
今度は先が見えないくらいの煙の中でホルモン食べるぞーーー
はげまるは心で捨てセリフを吐いて野毛に向かって歩いて行った。