はげまるのぶら~り日記

横浜の渋い空間散策日記

異国情緒あふれる港町  横浜(332)     新橋ガード下と 文化劇場ロマン劇場閉館(2)

2014-07-25 00:15:01 | 日記

「新橋文化劇場およびロマン劇場がJR高架下の耐震補強工事に伴い、
 8月31日をもって閉館する。」

のニュースからはじまった前回からの続編であります






文化劇場は、昔のフィルム映画の名作を
上映している

「名画特選上映」なんて書いてある






文化劇場のお隣ロマン座
ロマン座の方は、ぐっと砕けた色モノ関係の
フイルム映画を上映している感じである







お~~~~~~~~~~
上映映画のポスターが貼られている
う~ん、色モノ関係三本立て
「桃色冒険奇譚」週間
あまり聞いたことが無い週間みたいであるが、
その場の思いつきで、桃色と、冒険と、奇譚を
まとめてひっつけた感じは否めない


本日限りの文字も見えたりする
この「本日限り」のフレーズはいいなぁ

定説であるが一般大衆は、
「本日限り」の文字に弱いそうである
「本日限り閉店セール」とか
「本日限り在庫一掃大出血放出セール」とかはもちろん
「本日限り先着100名特別プレゼント進呈」
少し考えただけで沢山出て来る

そうなのである
横断幕に、
「本日限り、閉店在庫一掃出血大放出先着100名様特別プレゼントセール」
と書いてあり
さらに店の前で呼び込みのおじさんが、
拡声器のデカイ声で、

「え~~~ 今ならタイムセールでもれなく、
 さらに皆様にオマケ付き~」

なんて場面に出会ったら、夢遊病者みたいに、
中にふらふらと入って行きそうである


特に色モノ関係の「本日限り」の文字は
吸引力が強いと言われている
(はげまるが言っている)

じじぃになってくると特に
本日しかねぇんだー
今やらなきゃー 明日はねぇんだー
なんて、手のひらが、じとっと汗ばんでくる





お~ 映画の題名が
赤い文字で
ぬぁんと、ぬぁんと 「少女地獄」
ぴゃーーー

題名が、なんか怪しく刺激的で、
禁断の少女の危ない映画
はげまるのような変態ハゲじじぃが
泣いて喜びそうな題名であるな

だが、う~~~~~~~~~~ん 、
まてよ、
ポスターに大きく写っている女性は
どう見ても、少女には見えない
題名の 「少女地獄」から、
少しかけ離れている気がしないでもない

せめて 「元少女地獄」
とかに題名を変えて欲しいものであるが、
まぁ、これが昭和フィルム映画の醍醐味、
のんびりとした時代の楽しさである


昭和の裏ビデオ大繁盛の時代には、
題名が 「女子高生危ない放課後」
なんてあって、買ってみたら、
太ったオバさんがセーラー服を着て登場したりする
なんてよくあったそうである
(おらーよく知らねぇがね)

そう考えてみると、このポスターは良心的であるな、
初めから
「そんなに期待するなよ~ 人生こんなもんなんだ~」
的であり
映画を見てもないのに、
妙に納得したりする







「少女地獄」のポスターの下のあたりに、
いかにも、怪しい洋館が描かれている
沢山のコウモリが洋館から飛び立つているぞ~

今日の使命は、文化劇場の中に入って、
館内の様子を記録として撮影する事であるが
ロマン座に入って
洋館の中で、おばさんじゃねぇ、
少女がどんな事になるのかを見てみたい気がするが、
見ていて、あまりの凄さに時を経つのを忘れて、
最終映画まで観てしまう恐れもある


仕事で横浜まで戻らなくてはならない
しぶしぶ、いやいやながら隣の文化劇場の方に
向かったのである

(ほんと、しぶしぶ、いやいやね)






・・・・・(無音)





・・・・・(無音が続く)





ほ~~  (投げやりだな)






ほ~~






ほ~~  ほけきょ

真面目な名画のポスターを見ていると、
先程まで盛り上がっていた気持ちも、
落ち着きをとりもどしていったのである
(流石です)












はげまるは券売機でシニア800円の入場券を買って、
名画座の中に入っていた


  なんか盛り上がらねぇなぁ~

     続く。















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