赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

4月11日(水)のつぶやき

2018-04-12 03:03:35 | Weblog

鬼門撃破

2018-04-12 02:30:06 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2017 season 7th sec.
Kobe 2 v 3 Urawa @Noevir Stadium Kobe, KOBE(AWAY)

仕事を中抜けして職場近くのネットカフェにしけこみDAZNで観戦、マウリシオの逆転弾には思わず声を上げそうになってしまいました。それくらい大きな連勝だと思います。スタメンが発表された時点では4バックか3バックかわからずも蓋を開けてみれば大槻暫定監督はこの試合でも3バックを採用し、ルーキー橋岡を右WBに抜擢。神戸さんも将来有望な若手選手が多くスタメンに名を連ねていました。というわけで顔ぶれはフレッシュな対戦でしたが、双方ともチームの出来としては芳しくない印象でした。浦和はその橋岡を積極的に使い右サイド中心の攻めを展開しますが、ビルドアップもまだまだ不安定なところがあり神戸さんの不出来に助けられた部分は少なからず。

そんな中24分にショートカウンターから興梠のグラウンダーのクロスをバイタルで受けた武藤が1度GKキム・スンギョ選手に防がれながらも最後は押し込み先制に成功するも、後半、というか30分過ぎくらいからやはり足がぱったりと止まる今季の浦和の傾向はこのタイトな連戦の中でそう易々と改善されるはずもなく次第に左WB菊池のところを中心にぐいぐいと押し込まれ気味になっていきます。後半に入り55分にCKからFWウェリントン選手に決められ、63分には神戸の18歳のFW佐々木選手に飛び込んだマウリシオがターンで、そしてそのフォローに入った青木が切り返しでそれぞれ華麗に交わされて逆転ゴールを許してしまいます。

逆転を許しさすがにそうそううまくいかない、さすがにこれは厳しいかなとも思いましたが、逆転を喰らった直後に大槻監督は青木に代えて柴戸を投入。何と遠藤をボランチに上げ橋岡を右STに下げ、ボランチが本職の柴戸を右WBに配置する奇襲策。橋岡は前半終了の時点でへろへろにも見えましたが最後まで攻守にわたりその貢献少なからずで、柴戸も慣れないポジションだろうに攻守であちこちに顔を出して活躍し、両者とも立派なJ1リーグ戦デビューを飾ってくれました。そして72分に柏木の蹴ったCKをファーにいた岩波が頭でCKキム・スンギュの頭上を超えるヘッドで古巣相手に同点ゴールを決め、そして1度はCKからのヘッドをそのキム・スンギュ選手にスーパーセーブされたマウリシオが終了間際に再びCKからヘッドで叩き込み遂に逆転に成功して大きな大きな連勝となりました。

それにしても、浦和がセットプレーでのゴールで2点取り逆転というにはミシャさんの時代を思えば遠くに来たもんだと言う感じもします。双方若手の活躍が目立ちましたが、浦和では橋岡や柴戸のがんばりが非常に大きく、大変勇気づけられました。神戸さんではGKのキム・スンギュ選手のセービングもお見事を言わざるを得ませんでした。まとまりませんが時間も遅いのでこの辺で。

J1第7節 神戸2×3浦和@ノエスタ