赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

春暑し

2017-04-16 17:01:41 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2017 season 7th sec.
F.C.Tokyo 0 v 1 Urawa @Ajinomoto Stadium, CHOFU(AWAY)

ミシャ浦和としては珍しくポゼッションで相手に上回られた点にひとつ象徴されるとおり、まさに「這う這うの体」という感じのやや不格好な勝利ではありました。しかも、対戦相手のF東京さんとはここ数年すこぶる相性がよく、加えて彼方は大久保やウタカという得点王経験者だけでなく高萩といった主力選手を負傷で欠くといういわば「飛車角落ち」といったチーム状況。ただ、とはいえ浦和としても、ACLの大一番上海上港との激闘から中4日であるのに対し、対戦相手のエフトーさんは1週間まるっとお休みだったインターバルの差もありました。また、一足早く夏が来たかのような過酷な気候でしたので、こうした諸々の条件もふまえれば、クリーンシートで勝ち点3確保というのは望外と言える結果ではないでしょうか。

浦和はラファがスタメン復帰(シャドーのようにも見えましたが)、右WBでは関根がベンチスタート、駒井はベンチ外で何と菊池がスタメン抜擢されました。その他はいつものメンツという感じでした。F東京さんは4-4-2で、キックオフから積極的に浦和のバックラインにプレッシャーをかけてきてキックオフ直後にはあわやという場面も作られましたが、チャンスらしいチャンスを与えることなく浦和が平常運転で押し込んだ前半。先制は14分にカウンターから、ラファからのスルーパスを受けた興梠が倒れながら左足でゴール右隅に流し込んだもので、本人は試合後「不細工なゴール」みたいに言っていましたが、何をかいわんやの見事なシュートでした。リーグ戦初スタメンの菊池はプレー選択や連携面でまだまだという場面が多くあえなく後半開始早々にお役御免になってしまいましたが、繰り返し申し上げているとおりここは少し長い目で見てあげたいところです。

ただ、後半に入るとやはりというか、むしろ予想以上に浦和の選手たちに疲労が色濃く出てきました。F東京さんにほぼ終始押し込まれる展開になりましたが、MF橋本選手のミドルシュートと、東選手のFKがそれぞれポストを叩いて難を逃れた場面を除けば決定機らしい決定機を与えることもありませんでした。他方、攻撃面では先制点同様カウンターからラファ浮き球→興梠が体を捻って左足で放ったアクロバティックなシュートをGK林選手にセーブされる惜しい場面があった他は終盤のカウンター散発くらいでほぼノーチャンスという感じでした。それでも、菊地→関根、ラファ→青木、興梠→李と選手の入れ替えを行いつつ、へろへろになりながらも何とか逃げ切ってH仙台戦に続いてクリーンシート達成。日程面で大変苦しい状況でよく踏ん張ってくれたのではないかと思います(特に代えの利かないバックライン、ボランチの皆さんと宇賀神さん)。

J1第7節 F東京0×1浦和@味スタ

4月15日(土)のつぶやき

2017-04-16 01:54:35 | Weblog