赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

無慈悲

2017-04-08 02:17:52 | Urawa Reds
J-league Div.1 - 2017 season 6th sec.
Urawa 7 v 0 Sendai @Saitama Stadium 2oo2, SAIATAMA(HOME)

職場でいきなり重い宿題をもらってどうなることかと思いましたが、土曜が丸一日潰れる憂き目に遭うことは確実にはなったものの今日も何とか桜満開の埼スタに足を運ぶことができました。昨年までの仙台さんのイメージで勝手に接戦を予想していました。しかし、今季から新たに浦和と同じような3-4-2-1システムをはじめたという仙台さんの守備が、前節の神戸や甲府(といっても4点取ってるのか)に比べれば、新しいシステムがまだ馴染んでいないのだとは思いますが、それにしても思いのほか「ゆるゆる」で、浦和としては望外の大勝劇になりました。中3日の来週火曜にACLのホーム上海上港戦を控える浦和は、興梠がその上海戦で出場停止ということもあってか負傷明けのラファに無理はさせずベンチにも入れずで昨シーズン恒例だったメンツ。仙台さんは活躍中のFW石原が浦和とのレンタル契約上出場できないこともあってか奥埜選手が1トップ、というか0トップのようなメンバー構成でした。

開始20分に右WB関根が相手DFを交わして左足でクロスを上げ、これを興梠が見事に叩きつけるヘッドで先制に成功すると浦和は前半のうちから畳み掛けます。27分には武藤の動き出しに着いて前に出た仙台左STの選手の裏に関根がマーカーをかわして走り込み、そこへ森脇が見事なスルーパス。これを受けた関根がグラウンダーで中央に入れたボールを興梠が合わせ、関根→興梠のホットラインによる2ゴール目をあげます。29分には武藤が左サイドからドリブルで仙台ゴール真正面に侵入してそのまま鮮やかなミドルシュートをブチ込み3点目。毎年恒例武藤さんの古巣への無慈悲な鉄槌はいつまで続くのでしょうか(笑)そして前半終了間際、自分がトイレに立っている間に浦和がPK奪取。これを興梠が決めて興梠は何と前半でハットトリックとなり4点リードで折り返します。前半途中で関根が痛んでそのまま駒井と交代して心配しましたが、どうやら大過ないようです。むしろ上海戦に向けてよい休息になればよいのですが。



仙台さんは後半頭から遅ればせながら(というか最初から後半投入のつもりだったのでしょうね)ブラジル人FWのクリスラン選手を投入しますが焼け石に水という感じで仙台ボールになってもあっという間にボールを掻っ攫う浦和の猛攻が引き続きます。開始早々に武藤の縦のボールを受けたチュンソンがGKとの1対1を落ち着いてまた抜きシュートで5点目を奪うと、65分にはCKからオウンゴールにより6点目(最初阿部のゴールというアナウンスがありましたが、すぐに訂正されてしまいました…残念)。ロスタイムには後半途中に宇賀神に代わり左WBに入り、いいクロスを上げるも興梠のミスショットで初アシストをふいにしていた菊池が「2度目」の正直、これまた鮮やかなクロスで柏木のゴールによる7点目をアシスト。菊池については昨年の駒井のように徐々に浦和ミシャ式に馴染んで行ってくれればと思って少し長い目で見ていますが、まずは初アシストおめでとう!



終了間際にハイボールからあわや失点という場面はありましたが、そんなわけでとにもかくにも凌ぎきって、文化シヤッター様を長らくお待たせしてしまいましたが今季リーグ戦初のクリーンシートを達成しての大勝となりました。さて、次は中3日で迎えるACLの大一番。アウェイでやられているので心情的には是が非でも勝って一泡吹かせたいところですが、最低限勝ち点1を確保できればGL突破に向けて大きく前進ということになりそうですから、気負わず浦和のサッカーを見せつけてやって欲しいものです。最後に、南側で見ていたせいもあるのでしょうが、ベガルタサポの皆さんがアウェイの地で大差でリードを許す展開にもかかわらず最後まで声を張り上げて応援している姿が個人的には印象的でした。そんなことを評価されても嬉しくないどころか腹立たしいくらいかもしれませんが、ファン・サポーターたるものああありたいと思わせてくれるお姿でした。

J1第6節 浦和7×0仙台@埼スタ

4月7日(金)のつぶやき

2017-04-08 01:52:48 | Weblog