赤い彷徨 part II

★★★★☆★☆★★☆
こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

「情熱」の行方

2008-07-18 01:38:49 | Urawa Reds
J1第17節 浦和3×2東京V@埼スタ

明日が地獄になるのを覚悟で定時で会社をでて、北門でバスを降りて赤くライトアップされたバックスタンドを見上げたところでファーストインプレッションズが聞こえてきた。エジミウソンが出場停止で、山田がベンチ、左WBには相馬が入り、中盤の底には細貝が復帰。結果として、指揮官が所信表明で言葉にした『情熱』とやらを幾ばくか感じさせてくれる数少ない選手がピッチに増えた。また、闘莉王FW起用という報道をみたときはさすがに開いた口が塞がらなかったが、冷静に考えてみれば運動量の少ない選手が中盤の底にいるよりは「まし」と言え多少は活性化されたのかも。何より「勝ちたい」という気持ちは大分の時よりは遥かに強く感じられたのは進歩と言えば進歩。その結果として勝ち点3を得た。



しかし逆に言うとそれだけが収穫とも言え、これから浦和の進む道が明るい道とは現時点ではとても思えないわけで。闘莉王のハットトリックはお見事だったし、リスペクトもするし拍手も送るが、しかしこれに指揮官が味を占めてまた彼をバックラインに戻す時期が遅れるのであればそれはそれで不幸なことのようにも思われ複雑・・・。そういえばここのところ闘莉王へのチャントが聞こえないなと思ったら、「この試合」でまでチャントなし。また何かあったんだろうか。さすがにハットトリックしたのだから歌ってあげればいいのにな(そういえば闘莉王を終盤で下げたのは指揮官の進歩?)。



それにしても時折脅威となっていたブラジル人選手が途中で引き上げてくれたのは助かった(闘将はフッキに握手をシカトされてたようだが)。しかしその選手たち(と糞審判)との対峙の結果、次節川崎戦にはもはや浦和の魂とさえ言える阿部と、細貝、ホリが出場停止。こりゃまたタフな試合になりそうだ、いろんな意味で・・・。とにもかくにも、ファイトして「情熱」を感じさせてくれるヤツが見たい。今日出場機会を与えられなかった彼も。


しかし西村主審はまるで成長しないっすね。安定して下手糞。