赤い彷徨 part II

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こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

歴史を訪ねてトラベリングゥ~(15)

2008-07-01 01:07:47 | ぶらりアウェイの旅
(前回からのつづき)

何だかんだ言ってやっぱり美しい姫路城。特に城ヲタでもないつもりのオレでもまあ撮ったわ撮ったわバシャバシャと。そんなわけであちこち立ち止まっちゃあ写真を撮りつつも、時折パラつく雨の中順路を進んでいく。まずは下の写真の手前に見える西の丸の渡櫓へ。



要はワの櫓から中に入り、いくつかの櫓を結ぶ百間廊下という、薄暗くて細長い廊下を延々と歩いていくわけだが、この段階で既に混雑は始まっており前後をぴったりと家族連れに挟まれながらの行軍となりゆっくりとは見ることはできず。それでも途中には狭間(さま)と呼ばれる射撃用の穴や、石・鉄砲などで攻撃するための石落しなどが見られて要塞らしい側面を見せてくれた。



化粧櫓。江戸時代に入って少しして本多忠政がこの城に移ってきた際に有名な「千姫」のために建てた櫓とか。薄暗い櫓のなかで妙に色白な人形がやや不気味・・・。



内側から見ると百間廊下はこんな感じ。前述のとおり、狭くて薄暗く、しかも混んでいる空間をずっと歩いていたので外に出たときは言い様のない開放感。しかしまだまだ本当の地獄はこれから待っていたのだった・・・。



(つづく)