赤い彷徨 part II

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こんにちは、アジア王者です。↑お星さまが増えました。

半島横断(2) ソウル哀歌

2007-10-07 01:26:41 | ぶらりアウェイの旅
前回のつづき

とりあえず時計とカメラが必要ということで、ソウルの街をぷらぷらしてみるものの、秋月(チュソク)の影響でさすがの明洞も午前中は営業しているお店もまばら。この期間(今年は9月24~25日の3日間)韓国は旧盆で、いわば日本の正月のようにみんな都市部から実家に帰ってしまういわば帰省ラッシュの時期。そして、この25日(火)はいわば1月2日のようなものだから、まあさもありなんというところ。


地下道に下りる階段にはモトローラ携帯の宣伝のベッカム様が(ちなみにベッカム様上半身裸のセクシーショットは両乳首の部分が削られていて、やはりどこの国にもそういうヤツはいるのだなと・・・。ちなみに今後写真は使い捨てカメラの写真を現像したものをさらに携帯で撮影したものゆえ画質落ちます。ええ、ブロガー必死ですw)

ビエンナメガネの店長さんによれば、それでも明洞なら午後にはぼちぼち店が開くと思うとのことだったので、仕方なく空いていたスタバで時間を潰すことにする。そういえば、このソウルの明洞だけでなく、韓国の街全体、少なくとも都市部は結構歩道にゴミが散らばっていて汚ねーなという印象が残った。

そして客もまばらなスタバでキャラメルマキアートで一服しながら作戦?を練る。それまで実はデジカメでも買おうかと思っていたのだが、冷静に考えるとここでデジカメを購入すると高い上に説明書から画面まで全部ハングルというとんでもないものを買うことになる。完全に思考能力が低下していたせいか、そんな当たり前のことにここでようやく気づき、とりあえず使い捨てカメラを買うことにする。また、安ホテルで部屋にアラームどころか時計さえない状況なので、翌朝の全州(チョンジュ)行きのツアーバスの集合時間に間に合うためにはアラームつきの、しかも持ち運び可能な時計が必須となるので、これは「ソウルのアメ横」こと南大門市場(ナンデムンシジャン)で購入することにする。


ソウルタワー

このうち使い捨てカメラはコンビニで易々とゲット。しかし同じ使い捨てカメラでも明洞のコンビニでは数千ウォンで買えたものが後で訪れた慶州(キョンジュ)では1万ウォン以上と、結構値幅があった。カメラ付携帯を使うようになってからというものの、使い捨てカメラなどついぞ使っていなかった、恐らく数年ぶりだと思う。その後、とある食堂(シクダン)に入って韓国人に囲まれながら辛いものオンパの昼飯を済ませてヒーヒー言いながら南大門へ向かう。

南大門市場もさすがに営業しているお店の方が少ない感じだった。いきなり「独島は民族の自尊心」という横断幕がかかっていて吹き出しそうになった。なるほど雰囲気的にはアメ横っぽいと言えばそうかも。しかしこの猥雑感、足立区民的には何の違和感もないわけだが。ぷらぷらしていると時計屋があったので、ポケットサイズのアラーム付デジタル時計を購入。5000ウォンといわれ、とりあえず「ッカカチュセヨ!」と言って値切ろうとしたが「いやいやこれは十分安いわ。あんた日本人だな?」てな感じで返される。観光ガイドに載っているもんだからきっと来る日本人がみんな言ってるんだろうなw


まさかこんなものを買うことになろうとは・・・

ここまで結構な時間と距離を歩いていたし、またこの時点で15時前後だったこともふまえて、この日の遠目の観光はやめることに。てか、そもそも翌日大事な試合があるのだから、そのサポートに差し障ってはいかんということで(このあたりカタギの方には理解できない行動原理かと思いますが・・・)無理はせず、とりあえず中心地から徒歩でいけそうな「南山韓屋村」に行くことにする。伝統家屋が見られるところらしいので、名所旧跡好きな自分的に楽しめそうかなっつーことで。

(つづく)

あ、とりあえず当方24日のチケットは確保しました。某団体動員説は本当だったようで、ビジター側自由席に至っては既に完売!朝っぱらからぴあの窓口でその「動員されてるっぽい人」がいないかワクワクしながら探してしまったのは内緒だw