ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

URUGOME@目黒ブルースアレイ 05.3.13

2005年03月16日 | 音楽(主に日本のHR?)
ライヴレポ書く暇ないので、こっそりこちらで書いてみます。
いやー、久々のうるゴメでしたが、楽しかった! 観るほうも演る方も、このくらい間開いた方が良いのかも!?
5月発売のミニアルバムからは3曲やりましたが、うち2曲は前のライヴでも披露していた曲でしたね(汗)
杉原さんのインスト「"Born to be Wild"で行こう」はなかなか楽しい曲でした。またライヴでやって欲しいなあ。かけあいとかアドリヴっぽくてとってもライヴっぽい曲でしたが、果たしてCDではどうなっているのでしょう。全然違う感じだったりして(笑)
そう言えばナルチョさんが、次のライヴで新曲やる時には、皆全部忘れていて一から組み立てなおすと思うので全然違う曲になってると思います、なんて言ってて、それは楽しみかも、なんて思いました(笑)
MCももちろん楽しくて、久々に笑いこけました(笑)まあ、先月の大衆酒場でもかなり笑いましたけど(笑)
ナルチョさんの流しのベースソロがなくて残念でしたが・・・体調悪かったのでしょうか。お腹下してるとか言ってましたが・・・
考えてみたら私が好きなVIMPIRE BLUEとか色々やらなかった曲もあったのですが、そんなことは気にならないくらい楽しいライヴでした。細かいところもうすっかり忘れちゃってますが・・・(汗)
そうそう、会場で配られた「うるスポ」に、GRAND PRIXのベスト盤が発売予定、なんて書いてあってびっくり。なぜ今頃・・・というかCD化じゃなくてベストなのね(汗)
タワーレコードによると5/18発売予定だそうです。収録曲とか不明ですが・・・前に出たベスト盤とはまた違うのでしょうかね?
とまあそんなこんなで、楽しかったとか言う割にたいしたこと書いてなくてすんません・・・(汗)
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指輪ミュージカル延期~クリーヴランド行っとく?(笑)

2005年03月16日 | 指輪物語&トールキン
TORnで知ったニュースなんですが、今秋ロンドンで開幕とか言っていた指輪ミュージカル、なんとワールドプレミアはトロントになってしまったのだそーです。ソースはこちらです。
トロントでは2006年3月に開幕だそうですが、本家のロンドンの方は、大きい劇場がなかなか空かないらしく、2006年秋に延びたらしいです。またかよ~。本当ならこの5月に開幕予定だったはずなのですが、2005年秋に延びた、と思ったら・・・
トロントが先に見られることになりますが、ロンドンでやるならあせってトロント行くこともないなあ。ま、もし夏休みまでやっているようなことがあったら行くかもしれませんが。
しかしこのニュースを読んで私が真っ先に何を思ったかというと・・・今度の冬にロンドンに行かないことになったら、2006年2月のクリーヴランドのLotRコンサート行けるなあ、ということでした(笑)
2/10、11、12という一見三連休のような日程なんですが、実は11日が土曜なので全然連休でないという(汗)でもまあなんとか休み取れるかなあと思われます。ちょっと微妙だけど・・・
ショア指揮らしいですし、行っちゃおうかなあ(笑)まあ、ショアの指揮の予定はいつキャンセルになるやらわかりませんけど。
って、クリーヴランドがどこにあるかもよくわかってないんですが(汗)エリー湖のほとり?ということはシカゴの近所?冬メチャ寒そうなんですが・・・(汗)
しかもクリーヴランドのSeverance Hallはダウンタウンからちょっと離れたところにあるようで。うーん、ピッツバーグのHeinz Hallはダウンタウンの中で楽でしたが・・・。久々にアメリカ旅行らしいことになりそうな予感です(笑)ってすっかり行く気(笑)
早速クリーヴランドのことを調べ始めそうな自分がいるのですが、その前にイギリス行くんだろ!(笑)そろそろ日程立てないといけないのですが、コンサートとか、「この日に行かないと」という日が決まってないと日程決められないようになってしまった・・・(汗)そろそろ真面目にイギリス行き考え始めねば。
といいつつやっぱりとりあえずはクリーヴランドについて調べてしまいそうです(笑)

ところで今週末から「ナショナルトレジャー」と「エターナルサンシャイン」が公開ですが、「エターナルサンシャイン」の劇場すごい少ないですねえ(汗)近所のシネコンではことごとくやらないので、新宿あたりで観るかなあ・・・
「ナショナルトレジャー」は、面白くないものをショーン・ビーンだけのために観に行くべきか、と悩んでいましたが、意外に映画の評判も悪くないらしいので、ひとつ行ってみよう、という決意が固まりました(笑)
その次の週には「アビエイター」ですねえ。イアン・ホルムが何の役だか今ひとつわかりませんが(笑)
そうそう、先週「オペラ座の怪人」を観に行ったら、「キングダム・オブ・ヘヴン」のポスターが出来てました。オーランド・ブルーム、ジョニー・デップにそっくりでびっくり(笑)
しかしびっくりしたのは、「オーリー通信」とかいう謎のチラシ?があったことです。しかもvol.1って・・・続くのか?(笑)
それで「キングダム-」のあらすじを読んだら、彼の役、鍛冶屋に育てられた子で、王妃と恋に落ちるという、冗談のように今までの役柄とダブる役なんですねえ(笑)
オーランド・ブルーム目当てで映画に行くことは私はない、はずなのですが、なんだかんだと彼の作品は見てるなあ。「キングダム-」も行きますよ。どうやら歴史コスプレ物が好きらしいです(笑)
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レ・ミゼラブル

2005年03月14日 | ミュージカル・演劇
昨日は久々に帝劇でレ・ミゼラブルを見てきました。
この日のチケットを取ったのは、メインは小鈴アンジョルラス。いえ、妹の趣味です(笑)
小鈴アンジョルラスに、本田美奈子さんのファンティーヌ、駒田・森公美テナルディエ夫妻、剣持たまきさんか河野由佳さんのコゼット、とここまでしかキャストは選べませんでした(汗)これが限界で・・・
しかし、せっかく本田美奈子さんで取ったのに、病気降板はとってもショックでした・・・回復をお祈りしています。
そうそう、ロビーに出演者やファンからの本田美奈子さんへの寄せ書きボードがありました。
結構共演したことがない出演者が多いみたいで(汗)「早く元気になってください。一緒に共演するのを楽しみにしています」というコメントが多かったなあ・・・
そんな中で、岡幸二郎さんの「美奈子が帰ってくるまであなたの場所は私が暖めておきます」と、山口祐一郎さんの「お父さんは大声で歌いながら待っています」という謎のコメントが光っていたでしょうか(笑)

久々にはじまったオープニングのオケを聞いて、「帝劇のオケって相変わらずひどいなあ・・・」と思いつつ(汗)久々のレミゼが始まりました。
選択の余地がなくて初見になった別所バルジャンですが、うーん、もっと歌も演技もできると思ってたんだけどなあ(汗)
これまた選択の余地がなかった鈴木ジャベールは、以前見た時よりはずっと良くなってました。なかなか良かったです。
でも自殺には合格点出せません。私の自殺合格点はメチャクチャ厳しいですので(笑)でもウッチーにはあっさり出しましたがね・・・(汗)ウッチージャベールまた観たいなあ。
実は四季時代から独特な歌い方がどうしても好きになれなくて避けていたのに見ることになってしまった井料ファンティーヌでしたが、歌い方がどうのというのはそんなに気にならなかったのですが、どうもピンと来ませんでした。とにかく泣けなかったのは確かです。
駒田一さんのテナルディエは、ちょっと大人しくなったかな? 前回初めて見た時は感動したものですが・・・。
駒田・森公美ペアは、息が合っていてすごくかわいいテナルディエ夫妻なので大好きです。強いて言えば、仲良くてラブラブな夫婦に見えてしまうところが問題かもしれません(笑)
そんなこんなで前半は話に入り込めずにいたのですが(テナルディエ夫妻が良くても話には入れませんからねえ(汗))若者たちが出てきたら一気にレミゼの世界に連れて行ってくれました。
泉見洋平さんは、トゥイでは熱すぎてひいてしまったけれど(汗)マリウスはハマってますねえ。すこし精悍になったように見えましたが、カッコよかったです。歌も申し分ないし。
コゼットの剣持たまきさんも好きなんですよねえ。もともとコゼット贔屓なので、プリュメ街ではついついエポニーヌよりもコゼットばっかり見てしまいました(汗)
そして、学生たちが良かったですねえ。今回一番泣けたのが一幕の「民衆の歌」、そして「共に飲もう」でした。
あの明るい「民衆の歌」で泣くのはどうかしているかもしれませんが(汗)でも私はあそことても泣けるんですよねえ。
そのままの勢いでプリュメ街もないたまんまでした(笑)いや、コゼットが良いし。
「共に飲もう」はすごく泣いてしまって、その後の「彼を帰して」を全く聞いてませんでした(汗)
実は、この日一番の衝撃は小鈴アンジョルラスでしたねえ。
いや、歌的には高いほうの音程が取れてなくてひやひやしましたが(半音近く違ってたりして(汗))、私は小鈴さんのアンジョルラスの役の解釈になんだか惚れてしまいましたね(笑)
今まで、アンジョルラスは歌はもちろん役の解釈でも岡幸二郎さんが一番かなあと思ってましたが、個人的には小鈴アンジョの解釈好きですねえ。
小鈴さんのアンジョルラスは、理知的で、物静かで、それでいてきさくで、優しくもあって、なんというか、カリスマ性でひっばっているのではなく、人格と統率力で率いている、真っ当なリーダーに見えました。
グランテールに対しても他の仲間たちと分け隔てなく「仲間」として受け入れている感じなのが嬉しかったです。小鈴アンジョルラスがグランテールへの態度を変えるのは、「共に飲もう」でグランテールが皆の前で死について話した時が初めてだったように思いました。
岡アンジョルラスは最初からグランテールにはとても冷たいのですが、それはグランテールがアンジョルラスの弱い部分を映し出しているからだ、という岡さんの解釈を聞いてからは、それもいいなあと思うようになりました。
でもやっぱり、小鈴さんの優しいアンジョルラスが私は好きかなあ・・・
最後にグランテールとは対立したまま二人とも死んでしまいますが、マリウスのところに現れた幻では仲良く肩を組んで笑っていて、仲直りできたんだねえと余計な妄想をしてしまい、ますます泣けてしまいました。
でもやっぱり「共に飲もう」が一番泣けましたね、今回は。あそこは私はアンジョルラスで泣くんですよね(笑)マリウスが「死んでもいいさ」と言った時にショックを受けてたり、悲しそうだったりするアンジョルラスが来るんですよね~。小鈴アンジョも来ましたよ。
でもふと思ったのですが、もしかして小鈴さんのアンジョルラスって、コンブフェールがアンジョルラスの位置にいたらそんまんまあんな感じ、というアンジョルラスかも・・・?(汗)そう言えば、ジャベールを撃とうとする学生たちを止めるの、前はコンブフェールだったよなあ。ちょっとデジャヴ(笑)
そんなことを考えていたら、小鈴さんのコンブフェールが見たくなってしまいました。幸いなことに2000回記念バージョンの時に小鈴コンブフェール見ることができるのです。今から楽しみです♪
できたらまた小鈴アンジョルラスまたみたいけれど、今回はもうチケット取る余裕ないし・・・また次の公演で見られることを期待しつつ・・・
そうそう、次の公演では私が大好きなR.Tさんが登場するようです。多分テナルディエ夫人ではないかと・・・(今さらアンサンブルだったりしたら笑いますが(汗))東京の公演はいつになるかわかりませんが。
なんだかんだと言ってレミゼ卒業できないなあ(笑)。そのうち石川禅さんのジャベールなんて見られたらなあなんて密かに思っていたりもしますし。
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LotRサントラCD?

2005年03月14日 | 指輪物語&トールキン
えーと、なんと言ったらいいのかわからないんですが(汗)LotRサントラを全く別にレコーディングしたこちらのCDちゃんと聴きましたので、感想をば。
前の日記で、オケのレベルが今ひとつ・・・とか書いたのですが、よくよく聴いてみたら、そんなに悪くありませんでした。金管がちょっと・・・ですが(汗)いきなり「一行の離散」の最初のホルンが合ってなかったのでがっくりしてしまったんで(汗)
打楽器も、演奏が悪いというよりは、「ちょっと違うんだよなあ」という演奏でした。
ハワード・ショアが、オリジナルのロンドンフィルの演奏は金管楽器(特にホルン)と打楽器が違うのだと言っていましたが、そのあたりをまたまた実感したなあという感じですね。
でもソロ楽器はなかなか良かったです。特にヴァイオリン。前にも書きましたが、ホビット庄のフィドルを普通にヴァイオリンで弾いているのがとても良いです。オリジナルのフィドル奏者ダーモット・クレハン氏も良いフィドル奏者なんでしょうが、やはりオーケストラでコンサートマスターを勤める人の演奏の方が上手いなあと思いますね。
あ、どーでもいいんですが、このCD、何箇所か"All music composed by Howard Score"と書いてあったりして(汗)他のところはちゃんとShoreになってましたが。誰それ・・・(笑)

1枚目、FotRの部?はいきなりTHE FELLOWSHIPと題して「一行の離散」から始まります。THE BRAKING OFをはぶいた?(笑)
しかし、最後になぜかエルロンドの会議でサムが出てきたあたりからの音楽になり、最後は堂々と「旅の仲間のテーマ」で終わってしまうのがうーん。IN DREAMSでしっとりではいけなかったのでしょうか。
と思ったらまたまたいきなり「預言」が始まって振り出しの戻るという(笑)不思議な構成です。
FotRの選曲は、裂け谷やロリアンやアモン=ヘンがなく、「過去の影~闇夜の短剣」なんて渋い選曲(笑)
そして「カザド=ドゥムの橋」では、ドワーフコーラスがまあまあでした。もちろんオリジナルのマオリコーラスには適いませんが、このくらいなら許せます。
いや、各地のコンサートでヘタレドワーフコーラス聴いてきたものですから(笑)LONDON VOICESのヘタレぶりが衝撃でしたねえ(笑)
で、その後にティンホイッスルなのかパンフルートか何かなのか、が主旋律のインストバージョンのMAY IT BEでFotRは終了。
TTTでは「夕星姫」でのソプラノソロが、上手いのですが、ちとビブラート効かせすぎで下品な印象が(汗)もっと幽玄な声が良かったのですが・・・。RotKの戴冠式のアルウェンのテーマもそうでしたね。
少年ソロのパートを歌っているソプラノの人は本当にベン・デル・マエストロくんそっくりの綺麗な声でした。この人が他のソプラノも歌っちゃえば?と思ったくらいで(汗)
でももしかしたら、名前は女性でしたが、子供なのかも。とにかく綺麗な声でした。
2枚目はRotKの曲と、ボーナストラックで主題歌3曲のヴォーカルヴァージョン。
RotKは、最後は「王の帰還」で感動的に終わった・・・と思ったら、灰色港には行かず、いきなり「エンディング」と題して、「ローハンの騎士たち」のローハンのテーマのところが始まってびっくり(汗)そして最後には、最初の「THE FELLOWSHIP」の最後に出てきた、エルロンドの会議での「旅の仲間のテーマ」でじゃーん、と終わりました。灰色港無視されてるよ・・・(汗)
そしてさらにその後にINTO THE WESTが続いたりして。このあたりの曲の構成は解せないものがありましたねえ。

しかし、このアルバムの一番の収穫は、「ゴラムの歌」と「INTO THE WEST」のインストヴァージョンでしたね。
「ゴラムの歌」はヴァイオリンが、INTO THE WESTはチェロが主旋律を弾いていたのですが、これがとても素敵な味わいで、オリジナルとはちがった魅力がありました。
最後に収録されていたヴォーカルバージョンが今ひとつだったのでなおさら(汗)
ふと思ったのですが、各地のコンサートでソリストには苦労しているようなのですが、無理にヴォーカルでやらなくても、インストでやった方がいいかもしれないなあと。
それにしても、シセルはもちろんなのですが、ケイティ・ヌーナンってかなりいいヴォーカルだったなあと改めて思いました。彼女の歌が聴けてとてもラッキーだったなあと思います、ホント。
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映画「オペラ座の怪人」

2005年03月12日 | 映画
ようやく昨日レイトショーで見てきました。
まず私のファントム体験なのですが、劇団四季の舞台を2回見たことがあるだけです。あとCDはその前に友達から借りて聴いてたんですが。山口祐一郎さんのファントムで。
ちなみに舞台のファントムは2回とも今井清隆さんでした。とゆーか、今井ファントム目当てで見に行ったんですが・・・(汗)
で、この作品、実を言うと私はそんなに好きではありません(汗)どうもストーリーが好みでないし、登場人物に誰一人共感を覚えないので・・・(汗)
音楽は素晴らしいと思いますが、私は音楽がいいだけではミュージカルはダメなので。舞台装置なんかももちろん素晴らしいのですが、装置が良くてもやっぱり話の筋が好きでなきゃダメなのですよね。まあ、話が良くても音楽がダメだったら、ミュージカルとしてはやっぱりダメだと思いますけど。
とまあそんな感じなのですが、一応ミュージカルファンとしては見ておかなきゃね、という感じで見に行った映画でございました。

冒頭のオークションの場面は良かったですねえ。メグ・ジリーらしき老女がいた映画オリジナルの設定も(この人が誰かについては後述しますが(汗))、シャンデリアがあがっていくにつれてオペラ座の光景が昔に戻って行くのも。そんなに「オペラ座-」のファンではないにもかかわらず、なんだか懐かしいような気がしてじわっとしてしまいましたもの。
とは言え、実はこの場面が全編通して一番良かったのですが、結果的に(汗)
映像はとてもきれいだったし、当時のオペラの様子を再現していたのもすごく面白かったです。
にもかかわらず、なんだかちょっと違和感があったのですよね。ミュージカル映画としてはどうかなあという・・・
私が一番違和感を覚えたのは、なんというか、映像が音楽を引き立てていないというか、音楽と合ってないというか、という点でした。
なんだか、結構普通の映画のように普通に場面が展開していくところにただ音楽や歌がかぶさっているようで。私はミュージカルは見慣れているはずなのですが、それでもなんだか「突然歌いだして変」という感じの場面が多々ありましたね。舞台では歌っていたところを台詞にしてたりしてたところもあったし。これなら舞台の方が音楽の効果が高かったですねえ。
映画だから仕方ない、ということはないはずなんですよね。ミュージカル作品で舞台よりも映画の方が良くて、「映像の力には負けるよね」と思う作品結構ありますもの。同じロイド=ウェーバー作品の「エビータ」とか。まあ、あれは全編歌のポップオペラなので、単純には比べられないと思いますが・・・
とまあその辺はちょっと期待はずれでしたが、でも逆に音楽の素晴らしさは舞台以上に感じました。舞台で見るよりも演奏も音響もいいですからね(笑)
あ、でもカルロッタが戻ってくる場面は、音楽と映像がミックスしていてなかなか良かったと思いました。舞台で見ていてもピンと来なかったですが、かなり楽しい場面になってました(笑)ドレスが上から降りて来るところなんかかなり笑えました(笑)
そもそもカルロッタが良かったですねえ(笑)イタリア訛りのエキセントリックなキャラクターに、「これなら皆に疎まれても仕方ないかな?」と思えました。でもそれでいてとてもかわいかった(笑)あのカルロッタはお気に入りです(笑)

予告を見た(聴いた)時には「ファントムとクリスティーヌの歌が今イチ?」と思ったのですが(妹はその予告を聴いて行くのやめてました(汗))、クリスティーヌは高音部は苦しかったですが、まあまあかなあと。
今回映画で見ていて、初めてカルロッタよりクリスティーヌが良い理由がわかりました。ただ技量が素晴らしいだけではなくて、気持ちのこもった歌を歌っているから、なんでしょうね。そういう意味での表現力は十分だったかなあと思いました。
ファントムは・・・ロック唱法を否定するものではありませんが、この作品はやっぱりロックな歌い方では厳しかったかなあと・・・
特にMusic of the Nightは辛かった(汗)あそこはファントムの幽玄な歌声にクリスティーヌと観客が引き込まれないといけないと思うのですが・・・。好きな曲だけにちょっと悲しかったです。
演技的にはどうなのかな? 私ファントムに思い入れないので特に何も感じなかった・・・(汗)

しかし、映画で見ていてこそ、と思ったのは、クリスティーヌの表情が良く見えたおかげで、初めてクリスティーヌの心境-なぜファントムに惹かれ、それなのにラウルを選んだのか、が理解できました。
ラストのファントムへの態度も、舞台で見ていた時には、ラウルを助けるために嫌々やってるのかと思ってたんですが(汗)そうじゃなかったんですねえ。だからこそファントムも二人を解放できた。そのあたりが理解できてなんだかとてもすっきりしました(笑)
ほかにも、前後の展開が映像で説明されていて「こういうことだったのか」と初めてわかったようなところが多々あって、そういう意味ではいろいろと収穫でした。
時々、舞台を見ていない人の感想で、「舞台を見たらいろいろわかるのかな」なんて書いてらっしゃる方をみかけましたが、映画の方がわかりやすいから舞台見てもわからないと思いますよ~(汗)

シャンデリア墜落シーンの変更は正解だと思いましたね。舞台だと一幕最後で盛り上がりますが、映画ではあそこでベストと思いました。

字幕がやばいらしいと聞いていましたが、ところどころ詳しくない私でも「あれ?」と思うところがあったのは確かですね(汗)

そうそう、舞台を2回見て、2回とも墓場の場面で寝てしまったのですが(汗)今回もまた寝ちゃいましたよ!(笑)あの曲は好きなんですけどねえ。
もしかしてあの曲からはα派が出てるのか?(笑)

エンドロールでいきなり流れた新曲は、プログラムを読んだ友達によると、ファントムのために書き下ろされた曲だったけれど結局使わず、作中唯一歌が吹き替えになって歌っていなかった、カルロッタ役のミニー・ドライヴァーが歌ってエンドロールで使われたのだそうです。
いやー、単独で聞いたらきっと良い曲なんでしょうが、いきなりあそこで流れると作品の雰囲気ぶち壊しだったように思ってしまったのですが・・・

それから、ひとつ気になったことが。
オークションに来ていた老女、最初メグ・ジリーかと思ってたんですが、ラウルは「マダム・ジリー」と呼びかけてましたよね。演じていたのもマダム・ジリーの人でしたし。
一緒に行った友達に、「結婚したらジリーではないのでは・・・」と言われてそういえば、と・・・。まあ、独身のままでマダムと呼ばれることもありだとは思いますが。
もしかしてあれマダム・ジリーなんだったりしたら怖いんですけどー!(笑)どうなんでしょうか!?

しかし、今回一番印象的だったのは、後ろの席の人でした。
上映中、曲にあわせて小声で歌い続けてたんですよ~(汗)小声と言っても周りにはしっかり聞こえますからねえ。ご本人は聞こえてないつもりだったんでしょーか(汗)
好きな映画だったら集中できなくてムッとしてたと思いますが、まあいいや、と放置してましたけど。
最後のほうでは泣きじゃくっておいででした。いやー、好きなんですねえファントム・・・
私も一人で泣きじゃくることはないとは申しませんが(汗)INTO THE WEST一緒に歌ったりはしませんよー(汗)映画館では・・・
いやー映画館ではいろんな方と遭遇しますねえ。
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亜門版ファンタスティックス

2005年03月10日 | ミュージカル・演劇
一昨日になりますが、宮本亜門演出の「ファンタスティックス」を観て来ました。初演に続き二度目の亜門版ファンタスティックスです。
初演を見た時の衝撃は忘れられませんね。「太平洋序曲」を見た時にも思ったのですが、演出でこんなに作品が変わるなんて、と思ったのです。
実は亜門版の前に違うカンパニーの「ファンタスティックス」を見たことがあるのですが、その時は「こんなつまんないのがどうしてロングランしてたの?」と思ったんですよね(汗)
それが、亜門版を見たら、すごく面白い! そして、曲も素晴らしいことに初めて気がついたりしたのでした。
宮本亜門氏の演出では、シンプルな装置の中で出演者がめまぐるしく動き、一瞬も飽きさせずにぐいぐいと魅せるものがあります。随所に笑える小技を持ってきてるし。一昨日も、初めてみたらしい人が「笑いすぎてお腹痛い」と言っているのを聞きました(笑)
エルガヨの黒いマントを使った振り付けもいいですね。
ミュートが紙ふぶきをばら撒くのもいいなあと思います。カーテンコールでバラ撒かれると嬉しくなってしまうのは「ピーターパン」と同じでしょうか(笑)
それに、一昨日見ていてつくづく思ったのですが、音楽の素晴らしさをひきたてる演出でもあるんですよね。
コミカルなシーンの音楽にはコミカルな振り付けで楽しさを増しているし、最後にTry to Rememberが流れるところなんかは、じーんとさせるような演出になってましたし。本当に、最初にTry to Rememberが出てきた時には何とも思わないのに、最後に出てくると「いい曲だなあ」と思いますもの。
キャスティングもなかなか良いですよね。井上芳雄くんのマットはハマリ役ですね。それにしても前回よりも随分と演技が上手くなっていたように思ってびっくりでした。蜷川ハムレットに出て一皮剥けたとインタビューなんかで言っているようですが。
エルガヨの山路さんはカッコイイんですよねー。中年のいやらしさが全くない(笑)さわやかなエルガヨでいいなあと思います。
山路さんの特に良いなあと思うのは、ヘンリーとモーティマに対する冷めたツッコミですね(笑)ヘンリーもモーティマもとてもおかしいのですが、エルガヨの冷めた態度がさらにおかしさを引き立ててます(笑)
ベロミーの斉藤暁さんは、歌は苦しいけど(汗)かわいいキャラクターと軽快な踊りがいい味出してます。
ヘンリーとモーティマはかわいいです(笑)なすびは毎回ポールに激突してるんですねえ・・・(汗)捨て身の演技が素晴らしい(笑)
ルイザは、気管支炎だとかいう話をききましたが、そのせいか高音が上がりきってなかったりとか、歌には色々キツイ部分がありました(汗)
でも、演技的には今まで見てきた3人のルイザの中で一番良かったですね。
そんなこんなで楽しんで来ました、2回目の亜門版ファンタスティックス。
やっぱり舞台を観る時は演出家で選ぶべきなんだよなあ、と、宮本亜門氏の作品を見るたびに思うのでした。(栗山民也もそうかな)
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BBCラジオドラマ14ほか

2005年03月10日 | 指輪物語&トールキン



今日は東劇に飾ってある20人ポスターよりの抜粋を並べてみました。ピント合ってなくてなんだかなーなんですが(汗)ライト入っちゃってるのもあるし。
この面子を撮ったのは、好きなキャラクターと写真が良かった人とをセレクトしてみたのですが、今度全員撮ってこようかな。二人ずつ撮るのがちょうどいいみたいです。
ボロミアとファラミアがちゃんと並んでいる(というか執政家3人並んでましたね。ローハンもそうだった)のにちょっと感動したのですが。
このポスターが当たるプレゼントの応募なんかもあるのですが、どこかのポスター通販サイトで9800円とかで幅150cmのやつを売ってましたので、それかもしれませんね。せめてそのくらいじゃないと飾れませんもんね(汗)
そうそう、昨日の写真のオリファントと一緒にギフトセットのミナス・ティリスのフィギュアも置いてあったのですが、エクセリオンの塔がものすごく斜めっていました(汗)
うーん、やっぱり取り扱いに注意しないとエクセリオンの塔は斜塔になっちゃうのですね(汗)うちのもやや斜塔です(汗)ミナス・ティリスお持ちの皆さん、出し入れ・持ち運びにはご注意くださいませ~。

さて、ラジオドラマもちょっとしか聴き進んでないんですが、ファラミアがミナス・ティリスに戻ってきたり、セオデンたちが馬鍬砦を出発するところあたりまで行ってます。
エオウィンとセオデンの会話は、エオウィンのりりしいというか、気が強いというか、鋭いところにちょっとクラッと来てしまいました(笑)エオウィンかっこいい! とっても原作どおりのイメージです。
そして、セオデンに連れて行けないといわれるメリー。セオデンとの絡みがラジオドラマでもそんなに描かれていないのは残念ですが・・・原作みたいに、セオデンと馬を並べて進んでいるのをローハン兵たちが微笑を浮かべて見ていたりする場面やってくれたら良かったのに。
そんなメリーのところにデルンヘルム登場、なのですが、声が低くて、結構ちゃんと若い男の子みたいに聞えて感心してしまいました。うーん、このエオウィンの声の人なかなか良いですねえ♪
そう言えば、PJ映画のエオウィンの吹き替えの本田貴子さんも低く素敵な声で、これはデルンヘルムの声をやることを想定してかしら、と思っていたのですが、結局映画ではデルンヘルムはなしでしたねえ。
そうそう、どんな場面かよくわからずに、「この人いい声だなあ・・・誰?」と思って聴いていたら、エオメルの声でした(笑)いい加減覚えたいものですが・・・(汗)
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衝動買いの季節&キングコンプリート応募

2005年03月09日 | 指輪物語&トールキン
今日の写真は、東劇にひっそりと展示されていた、リングコンプリートの賞品のひとつ、オリファントのフィギュアです。
いや、実物を見たら結構「いいかも・・・」と思ってしまったのですが、この写真では公式サイトの写真でもたいして変わりませんね(汗)ピント合ってないし・・・

昨日渋谷のタワーレコードに寄って、前にさやかさんに教えていただいたこちらのCDを買おうかなーと思ったのですが、LotRのサントラのあたりを見ていたら、全然別のをみつけて思わずそっちを買ってしまいました(汗)
こちらのCDです。amazonで見てもまず買わなかったと思うのですが、実物が一つ置いてあったら思わず買ってしまうという・・・うーんこれを衝動買いと言わずして何と言いましょう(笑)
これ、どういうCDかと言うと、ハワード・ショアのサントラを編曲しなおしてレコーディングしているものらしいです。編曲しなおしたと言っても、基本的には映画のサントラのままで、ところどころ違うなーという程度なのですが。
演奏はThe City of Prague Philharmonic Orchestraというオーケストラで、チェコのオケ・・・らしいのですが、どうも映画音楽なんかをよくやっているオケのようです。でも発売元?はN.Y.で、コーラスやソロヴォーカルはイギリスで録ってるもよう。うーん謎です。
最初の方を聴いただけですが、レベルはあんまり・・・(汗)特に金管がね・・・(汗)
とは言え、ホビット庄のフィドルを普通にヴァイオリンで弾いているのはなかなか良かったりするのですが。ティンホイッスル代わりのフルートもなかなか良いです。
そう言えばFotRのサントラをアメリカのオケが演奏してるCDなんかもあって、機会があったら聴いてみたいと思ってたんですが、これは3作分入っていて2枚組みという豪華版?なので、聴きごたえもあるかなあと買ってみました。
・・・これ買っちゃうと、日フィルで11分しか入ってない「GLORY アカデミー賞の音楽たち」買うのがかなりためらわれてくるのですが(汗)まあそのうち買うかもしれません。
まあ、映画の感動を味わうならオリジナルのサントラにしくはないですし、色々聴いてみたいマニアにしかオススメできない代物ではありますが(笑)またちゃんと全部聴いたら感想書きたいと思います。

それから、これもさやかさんに日本のamazonでも予約できると教えていただいた「Unsung Heroes Of The Lord Of The Rings」も予約してしまいました(汗)読みきれるはずないんですが・・・たかだか84ページくらいのMusic from the MOVIESを4ヶ月かかって読んでますしねえ・・・(汗)
まあメリーやギムリのことが書いてあると知ってしまったからには買わずにもいられず(汗)これも衝動買いの一種かなあ・・・
しかしこの本、脇役?を取り扱っているといいつつ、ファラミアとかセオデンとかデネソールとかのことは書いてないんですかねえ。
まあ、「原作から映画へ」みたいな内容のようなので、ファラミアとデネソールはまずいのかもしれませんがねえ(汗)

そして、今日パスポートサイトのキングコンプリートとリングコンプリートに応募してきました。
リングコンプリートに、パスポートやモルドール通行証、住民手帳の番号を2つずつ書かないといけないのをしってあせった方結構いらっしゃるのでは?(汗)
私は住民手帳が二つともモルドールだったので、どうでもよくて(汗)ひとつどこかにやってしまっていたのでかなりあせりました(汗)なんとかみつかりましたが・・・
そして、さあクーポンを貼るか、と思ったら(今頃貼るなって?(汗))、自宅に糊がないことが判明。いや、ないはずないんですが、普段使わないもんでどこにいったやら・・・(汗)
仕方なく職場でこそこそ貼ってました。剥がれたら無効とか書いてありましたが、とっても剥がれそうだったので(実際TTT CEのクーポンは半分剥がれてた・・・)上から更にセロテープを貼りました(汗)
で、キングコンプリートの方は切手を同封して簡易書留で送りましたが、配達記録便じゃだめなのかしら、と思ったり。あ、配達記録だと同封切手の分の保障ができないからなのかな?
まあとにかくそんなわけで、リングコンプリートの方はまず当たらないと思いますが(汗)これで特典DVDは手元に無事届く・・・はずです(汗)
その前にSEEの特典映像とコメンタリー終わってるといいなあと思いつつ(汗)また新しいCD買ってしまって先に進みそうもなかったりするのでした・・・「UNSUNG HEROS」も4月には届いちゃいそうですしねえ(汗)
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RotK SEE上映2回目ほか

2005年03月07日 | 指輪物語&トールキン

という訳で、昨日は東劇にRotK SEE2回目観に行ってまいりました。
今回も13時の回は売り切れの盛況でした。夜の回は席あったみたいですが。終わるの10時40分では遠い人は無理ですもんねえ。
前回なぜか見逃したゴラムもしっかり撮って参りました! なんで気がつかなかったのかなあ。新富町の駅を出た時点からずっと見えてました・・・
いやしかし、結構似てないんですよね(汗)写真で見るより実物の方がもっと似てないです(汗)

横から見ると後頭がかなり絶壁なのがわかると思います。エスカレーターから振り返ると後ろが見えるんですが、なんかバルーンみたいな感じになってましたよ・・・風船ゴラム?
いや、NZの空港にあったらしいWETAのゴラムみたいなのを期待する方が間違いだと思いますが・・・(笑)
この他、場内にはひっそりとギフトセットのフィギュアが飾ってあったりしました。ピント合ってない写真取って来ましたので、またおいおいUPします。

さて肝心の本編ですが、1週間ぶりだと涙もさほど出ませんね(笑)いつもの「帰りの分です」のところでじわっと来たのと、灰色港で最後にフロドがサムと抱き合うところでちょこっと泣けたくらいで。
あ、今回はピピンでなく、メリーの追加シーンでじわっと来ました。
ピピンを見送るアラゴルンとの会話はやっぱりいいですね。アラゴルンの優しいまなざしと言葉がまた良いですねえ。「ホビットはタフな種族だ」(適当な意訳(汗))という言葉、ピピンが大丈夫だと言っているのと同時に、メリーのことも言ってますよね。
そして、「口に食べ物入れながら喋るな~!」というのが気になるとは言え(笑)エオウィンとの会話が今回は素直にじーんと来ました。やっぱり大画面でメリーの表情観られて良かったです。
このシーン、他にもひっかかるところはあるのですが。エオウィンがメリーとのこの会話で説得?されているようなのが、「そんな簡単でいいのか?」とも思えて・・・。まあ、映画のエオウィンは心優しい女性なんでしょうね。そんな映画のエオウィンも好きですが。
あと、終わった後のオフ会で話題になって爆笑してたのですが、メリーがモグモグやってたくせに、出発と聞いてパンを置いてっちゃうんですよね。まあ、そこで慌てて頬張られてもやだけど・・・(笑)
ファラミアとピピンの会話では、前回見た時にピピンにファラミアが癒された、みたいに見たのですが、今回観たら、そんな簡単なものではなかったですね。複雑な表情のファラミアに前回は気がつかなかったのでしょうか?(汗)
でも、ラジオドラマの影響か(笑)最近ピピンに感じていたわだかまり(メリーの出番取ってるよ、みたいな)がすっきりと晴れて、素直にピピンを見られて良かったなあと思いました。歌った後にファラミアのため(そしてデネソールのためにも、と私は思っているのですが・・・)につらそうな顔をしているピピンにはぐっと来ますね。やっぱりあの追加シーンは重要だなあと思いましたよ。
死者の道はやはりギムリに釘付けですね(笑)やっぱりジョン・リス=ディヴィス上手すぎです(笑)なんだか素直にかわいかった。
海賊を撃たせておいてびっくりしたふりするところ、なぜか場内でかなり笑いが起きてましたね。確かにかわいかったですが(笑)
それにしてもレゴラス素直すぎませんかねえ。アイゼンガルドでもギムリに「レゴラス、口を射てやれ」とか言われて素直に構えちゃうところとかなんだか笑えてしかたないんですが・・・
笑えると言えば、パランティアにアルウェンの死を見せられてショック受けるアラゴルンがなんだか笑えて仕方なかったんですが・・・(大汗)
そうそう、実は前回初めて気がついたのですが、オークの塔で目覚めた時のフロドの頭にはねばねばネットが巻きついてるのに、サムが助けに来た時にはもうすっきりなくなってますよね。誰かが外してやったんでしょーか? うーん。

終わった後は、4人でミニオフ会をやりました。色々と爆笑なツッコミどころの話も(笑)
フロドがシェロブに刺された場所の話で、画面を見ているとフロドは鎖骨の下あたりを刺されているように見えて、オークの塔でもそれらしき傷があるけれど、ミスリルの鎖帷子着てるのにあんなところは刺せないのでは・・・という話を聞いて、なるほどと・・・。今まで全く気がついてなかったですが確かに(汗)うーん、フロドは一体どこを刺されたんでしょうか(笑)
それから、アラゴルンがパランティアで「アルウェンは死んだ」と思い込んでいたのだとして、皆サプライズのつもりで実は生きているのを内緒にしてたらしいけど、そこでアラゴルンが気持ちを切り替えてエオウィンと結婚するとか言い出してたらどうなったんだろうねえ、という話もかなりツボに入りました(笑)
あと、エオメルが療病院でしょんぼりエオウィンを見守ってたのは、自分の馬鍬砦での男尊女卑発言で火に油を注いだせいだ・・・と反省してたからだ、とか(笑)
いや、楽しかったです。参加してくださった皆さんありがとうございました!

ところで、TORnでこんな本が出るという案内が出ていました。
Unsung Heroes of The Lord of the Rings と題して、脇役?にスポットを当てて、原作とPJ映画と両方について述べている本だそうです。メリー、ピピン、エオウィン、ガラドリエル、アルウェン、レゴラス、ギムリについて書いてあるらしいです。うう、これは欲しいかも! 英語読めるかどうかわかりませんが・・・(汗)
日本のamazonに出るようになったら買おうかな。うーん、自分でも洋書を買う気になる時の基準がよくわかりません・・・(笑)
コメント (3)
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BBCラジオドラマ13

2005年03月05日 | 指輪物語&トールキン
相変わらずSEE特典映像観られてないのですが、なんだかラジオドラマが面白くなってきたのでそっちを聴き進んでたりして。
「禁断の池」は、あんまり記憶ないんですが(汗)ファラミアがフロドたちを送り出すところまでやってましたが、なんだか「全ての人間の善意を負いて行きたまえ」の台詞がなかったような・・・聴き取れなかっただけかもしれませんが(汗)
で、続いてはガンダルフとピピンがデネソールと対面するところでしたが、なんだかデネソールが話し出すと3日連続で眠ってしまい(汗)さきほどようやく全部聴けました。
ミナス・ティリスに到着した時に、エクセリオンの塔が輝くのをピピンが見て声を上げる場面とかなくて残念。ラジオドラマだから仕方ないですが、ミナス・ティリスの威容を表現する場がなかったのは残念ですね。
そしてガンダルフとピピンの会話なんですが、本当にイアン・マッケランのガンダルフとビリー・ボイドのピピンと声が似ていて不思議な感じがします。
そして、ペラペラと質問しまくるピピンをせっかちに遮るガンダルフ、でも遮られても全然懲りずにまたペラペラ喋りだすピピン・・・の二人のやりとりがすごいかわいかった!(笑)
ガンダルフが、ピピンにイライラしながらもどこか暖かいまなざしがあるように感じられて、良かったですねえ。
ラジオドラマでも、メリーが飛蔭の上でガンダルフに質問して、「かなわん!」とか「魔法使いはホビットを一人世話するべきじゃね」とか言う場面がなくて残念なんですが、この場面でちょっとその代用ができてるかな。(そしてメリーの出番が・・・(涙))
そしてデネソール登場なんですが、なんだかこちらもジョン・ノブルの声ととても似ていてびっくりでした。(FotRでも出て来てたんですけどね(汗))声が、というだけでなく、なんだか演技の質もとても似ていたような。とても芝居がかった、感情の出た演技だったんですよね。「My Boromir」なんて言って泣きそうになったりして。
私が原作で読んだイメージでは、デネソールってもっと冷淡に冷静に喋ると思ってたんですが・・・。そして、この時点ではまだ狂気に走っているかどうかがまだ読み取れない感じだったと。でもPJ映画でもラジオドラマでもこうだと、私の勘違い?と自信がなくなって来ますねえ(汗)
ただ、デネソールが感情的なので、ピピンが忠誠を誓うと言った時の嬉しそうな感じが出ていましたね。ってこれPJ映画もそうか。
いやー、原作のデネソールの、ほとんど感情が動いたかどうかわからなくて、後でガンダルフがピピンがデネソールを感動させたのだ、と言うまではっきりとはわからない感じだったの好きなんですけどね・・・
ピピンがデネソールにボロミアのことを思わず話す場面では、それまでのおちゃらけた話し方から一転して、真剣に話しているピピンがいじらしかったです。
そして、デネソールに忠誠の言葉を言う時、「死」という言葉を言うのにためらうのがまた良かったですねえ。
ラジオドラマのピピンいいじゃん、といきなり思いました。メリーとの聞き分け今ひとつついてないんですが・・・(汗)
さて、ファラミアが出てくるとまたどうなるのかが楽しみです。
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