ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

RotK SEE上映4回目

2005年03月29日 | 指輪物語&トールキン
今日の画像は、20人ポスターの真ん中あたりです。いや、なんだかなーな組み合わせなのですが(汗)サムの位置が微妙なんですよね(汗)アラゴルンたちと一緒にするか、レゴギムと一緒にするか、ソロで撮るかしかなくて。レゴラスとギムリは二人で撮りたかったので、こういうことになりました(汗)
しかしこのサムの位置ヘンですよねえ・・・なんでフロドと並べなかったんでしょう。ホビットたちと一人だけ離れてるのもかわいそうだし。どうせならガンダルフと位置逆にすれば良かったのに。
というか、そもそも中心がアラゴルンとアルウェンなのってうーむ、ですよね・・・(汗)アルウェンはエルフの御大ズと一緒に左端で良かったのでは。

さて、ちょっと間が空いてしまいましたが、日曜に東劇で4回目のRotK SEEを見てきました。
席はかなり空いてましたよ。FotR、TTTの時ほどガラガラではなかったですが、真ん中あたりしか埋ってなかったような感じです。今なら当日ふらっと行っても席ありそうですよ。
淋しい気もしますが、トイレに余裕でいけるのは良いことだと思います(笑)

今回一番の泣き所は、久々に黒門開くでした。フロドとサムのところですが。やっぱサントラいいですよね。
後はピピンを見送るメリーと、メリーとエオウィンの会話と、灰色港でちょこっとうるっと来た程度でした。
メリーとエオウィンの追加シーンですが、やっぱりエオウィンの表情が和むのが早いような気がしてしまいます。もちょっとメリーの話を聞いているうちに、という感じがいいかなあ・・・。まあ、多分違う解釈でやってるんでしょうけどね。
でもやっぱり、この場面があると、ペレンノール野の前でのエオウィンとメリーのやりとりにつながっていいですね。
ここまでやるなら、アングマールの魔王を倒す時のメリーの「あのひとは死んではならない。少なくとも誰の助けもなく一人で死んではならない」というの欲しかったですけどねえ・・・。
それから、メリーとエオウィンの活躍のシーンが追加されたおかげで、その直後のガンダルフとピピンの会話に余韻がなくなって、感動が減じているように思いました。やっぱいらないよ、あそこ(汗)セオデンがエオウィンに気がついたか?というところがちょっといいかな、くらいで。
そう言えば、エオウィンが魔王と戦う場面、他の兵士たちが誰もいないのは、馬が恐れて走り去ってしまったから、なのですが(だから馬に乗ってなかったエオウィンだけ残ったんですよね。原作では馬から落ちたんですが)、それにしては結構すぐ近くで他のロヒアリムたちが戦ってますよね(汗)あれ、緊迫感削ぐのでぜひやめてもらいたかったですね・・・なんで皆気がつかないんだよ~って。(まあ、アルウェンが戻るのに誰も振り返らない裂け谷エルフたちよりはマシかも?(汗))
あと、今回初めて気がついたのですが、ガンダルフとピピンがデネソールの会見から出て行った後の会話の時に、あのデネソールが落っこちた端っこが映るのですが、あそこ、いきなり落っこちるようにはなってませんよね(汗)一段低くなってて、端は「よっこらしょ」とよじ登らないといけない感じです。そりゃそうだよな、あのまま段差なかったら危険すぎるよね・・・
と思ってデネソールが落っこちるところよく見ていたのですが、なんかすーっとそのまんま滑るように落っこちられてますね・・・(大汗)
うーん、あの低くなってるところ、2mはないにしても1mではきかないくらいの幅はあったと思うのですが。あそこをひらりと飛び越えて落っこちたのか・・・うーん、火事場のバカ力というやつでしょうか。(違うと思う・・・)
いやでも、SEEを見て以来映画のデネソール好きになって来ました。悲しい人に思えるようになったというか。ピピンを自ら引きずっていくところなんか劇場版から好きでしたけど。
うーん、やっぱり私のPJ映画最後の壁はサムなのかな・・・(汗)
追加シーンで良くなったと言えば、グリマですねえ。(いや、本編出てなかったけど(汗))
あのわずかなシーンで、グリマは嫉妬や恨みからサルマンの甘言に乗せられてしまったけれど、本当は人間や祖国を滅ぼすまでの気持ちは持っていなかった、弱いだけの普通の人間だったんだなあと思えます。(にしてはルックス人間離れしすぎだけど(汗))
やっぱりTTTでの涙は、自分のしてしまったことの大きさに初めて気付いた、後悔の涙だったのかな、なんて思いますね。その前にしきりにサルマンに角笛城は落とせない、とか言っていたのも、本当は祖国を滅ぼすまでは思っていなかったことを感じさせますし。
でもやはり、なんでレゴラスがグリマ殺しちゃうのか全く意味不明ですが・・・(汗)
あと、ファラミアがデネソールに指輪のことを話す場面なんですが、「ボロミアが指輪を持ったら我が物にして滅ぼされていた」なんてファラミアが言っちゃうのはどうなんでしょうかね。やっぱり「ボロミアにとってなんと痛ましい試練であったことか」とか言って欲しいですよね、ファラミアには・・・
追加シーンのサントラがやはり結構いいなあと。メリーとエオウィンの会話の時の曲は、「いいなあ」と思いながら聞いたのにまた忘れてしまった・・・恐るべしショアマジック(笑)
エアレンディルを見る場面の曲、地味ながらちょっといいかなあと思います。あの場面だんだんいいかな、と思えるようになって来ましたし。
後は、ガンダルフとピピンが王の間から出て来て会話するところとか、サルマンの対決とか、このあたりは色んなテーマが出て来て聞いていて面白いです。そうそう、サルマンのシーンはLotRサントラとしての最後の収録になったそうですよ。

てな感じで、結構まだまだ感想出てくるものですねえ。あと2回東劇行きますので、もう少し堪能して来たいと思います。そんだけ見れば充分だよな・・・(笑)
コメント (2)
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