今日の画像は20人ポスターより、ツーショットとしては微妙なフロドとガンダルフです。いや向いてる方向がね・・・(汗)
この真ん中あたりの並び方にはちょっと疑問だったりするのですが、その話はいずれまた・・・
さてSEE特典映像観ないまま、原作読書だけ進んでいたりします。今はもうブリー村で馳夫さんに会っているのですが、今日はその前の古森~トム・ボンパディルの家~塚山丘陵の話を。
バクシアニメでもラジオドラマでもPJ映画でもこのあたりはばっさりカットされています。3時間しかない指輪ミュージカルでも当然カットされるでしょうね。
なぜカットされるかというと、最も本筋に影響なくカットできる部分、というだけでなく、このあたりの話は全体の流れから言ってもちょっと異色で、一つの作品としての流れの中に入れるのは結構難しいのではないかとも思うんですよね。
実は私、初読時に一番読むのがしんどかったのがこのあたりだったりしたのですが(汗)今読むとなかなか興味深く思えます。
柳じじいのところにトムが来て「根を張り、土を喰らい、水を飲め」とかなんとか(かなり記憶いい加減(汗))いう台詞、映画で木の鬚が話しているのを見慣れたらなんだか好きな台詞になってました(笑)なんか「木の鬚早く出てこないかなあ」なんて思い出したりして・・・(木の鬚好き)
古森の木たちの話を読むにつれても、エントが早く出て来て欲しいなあと思ったりして。古森はファンゴルンの序章でもあるんだなあと、今回初めて思いました。いや、トールキンにそんなつもりがあったかどうかは怪しいですが・・・(汗)
トムの家で語られる「昔話」は、知らなければ読み流してしまいますが、実は全てトールキンが作った中つ国の歴史として全てちゃんと考えられていた物語なんですよね。その後の塚人の場面の話も、「終わらざりし物語」を読んで北方王国の歴史を知った後で読むととても面白かったです。
そして、メリーがアングマールの魔王を刺した剣の由来についても今までよりも印象的に感じました。「王の帰還」で魔王を倒した後、「この剣を作った者たちがこのことを知ったらとても喜んだでしょう」とかなんとか書いてあるところを今度読んだら、もっと感慨深く思うかもしれませんね。
そして、トムの家でもう一つ重要なのは、フロドの予知夢ですね。オルサンクを脱出するガンダルフの夢もですが、それ以上に、最後に西へ向かったフロドが見た光景をここで夢に見ているというのがとても印象的です。
堀窪を出発するまで、いやもしかしたら古森までは「ホビットの冒険」の続き、と言った感じがしますが、このトムの家から塚山丘陵までの部分は、「終わらざりし物語」に収録されているような、第二紀の古い物語と「指輪物語」の繋がりを描いている部分、という気がしました。
そう考えると、この部分が他からちょっと浮いているのもわかるような気がしますね。そして、カットされてしまうのも・・・(汗)
この部分がカットされて困るのは、メリーが魔王を刺した剣がどうなるのか、ということと、どうやって黒の乗り手に見つからずにブリー村まで行けたかがやや謎になってしまう、ということでしょうか。
話はちょっと変わりますが、今テレビで「ギャング・オブ・ニューヨーク」観ながら書いてます。観ながらというか聴きながらというか・・・いや、サントラがハワード・ショアなもんで(笑)
ショアのLotR以外のサントラは「パニックルーム」しか聴いたことありませんでしたが、「ギャング・オブ・ニューヨーク」はかなりLotRに近い音楽ですね。ヴォーカルも効果的に使われているし、民族楽器も使われていて。
しかし、メインテーマらしきメロディが非常に「指輪のテーマ」か「サウロンのテーマ」に似ているのですが・・・(笑)
このサントラ、ショアがどこかのインタビューで言っていた話では、FotRとTTTの合間で1ヶ月で作ってしまった、結構やっつけ仕事???らしいです(笑)いや、LotRサントラに掛けた時間に比べれば、ということですが。
この放映、当然明日から公開の「アビエイター」にあわせてのものでしょうが、当の「アビエイター」のサントラも楽しみです。
この真ん中あたりの並び方にはちょっと疑問だったりするのですが、その話はいずれまた・・・
さてSEE特典映像観ないまま、原作読書だけ進んでいたりします。今はもうブリー村で馳夫さんに会っているのですが、今日はその前の古森~トム・ボンパディルの家~塚山丘陵の話を。
バクシアニメでもラジオドラマでもPJ映画でもこのあたりはばっさりカットされています。3時間しかない指輪ミュージカルでも当然カットされるでしょうね。
なぜカットされるかというと、最も本筋に影響なくカットできる部分、というだけでなく、このあたりの話は全体の流れから言ってもちょっと異色で、一つの作品としての流れの中に入れるのは結構難しいのではないかとも思うんですよね。
実は私、初読時に一番読むのがしんどかったのがこのあたりだったりしたのですが(汗)今読むとなかなか興味深く思えます。
柳じじいのところにトムが来て「根を張り、土を喰らい、水を飲め」とかなんとか(かなり記憶いい加減(汗))いう台詞、映画で木の鬚が話しているのを見慣れたらなんだか好きな台詞になってました(笑)なんか「木の鬚早く出てこないかなあ」なんて思い出したりして・・・(木の鬚好き)
古森の木たちの話を読むにつれても、エントが早く出て来て欲しいなあと思ったりして。古森はファンゴルンの序章でもあるんだなあと、今回初めて思いました。いや、トールキンにそんなつもりがあったかどうかは怪しいですが・・・(汗)
トムの家で語られる「昔話」は、知らなければ読み流してしまいますが、実は全てトールキンが作った中つ国の歴史として全てちゃんと考えられていた物語なんですよね。その後の塚人の場面の話も、「終わらざりし物語」を読んで北方王国の歴史を知った後で読むととても面白かったです。
そして、メリーがアングマールの魔王を刺した剣の由来についても今までよりも印象的に感じました。「王の帰還」で魔王を倒した後、「この剣を作った者たちがこのことを知ったらとても喜んだでしょう」とかなんとか書いてあるところを今度読んだら、もっと感慨深く思うかもしれませんね。
そして、トムの家でもう一つ重要なのは、フロドの予知夢ですね。オルサンクを脱出するガンダルフの夢もですが、それ以上に、最後に西へ向かったフロドが見た光景をここで夢に見ているというのがとても印象的です。
堀窪を出発するまで、いやもしかしたら古森までは「ホビットの冒険」の続き、と言った感じがしますが、このトムの家から塚山丘陵までの部分は、「終わらざりし物語」に収録されているような、第二紀の古い物語と「指輪物語」の繋がりを描いている部分、という気がしました。
そう考えると、この部分が他からちょっと浮いているのもわかるような気がしますね。そして、カットされてしまうのも・・・(汗)
この部分がカットされて困るのは、メリーが魔王を刺した剣がどうなるのか、ということと、どうやって黒の乗り手に見つからずにブリー村まで行けたかがやや謎になってしまう、ということでしょうか。
話はちょっと変わりますが、今テレビで「ギャング・オブ・ニューヨーク」観ながら書いてます。観ながらというか聴きながらというか・・・いや、サントラがハワード・ショアなもんで(笑)
ショアのLotR以外のサントラは「パニックルーム」しか聴いたことありませんでしたが、「ギャング・オブ・ニューヨーク」はかなりLotRに近い音楽ですね。ヴォーカルも効果的に使われているし、民族楽器も使われていて。
しかし、メインテーマらしきメロディが非常に「指輪のテーマ」か「サウロンのテーマ」に似ているのですが・・・(笑)
このサントラ、ショアがどこかのインタビューで言っていた話では、FotRとTTTの合間で1ヶ月で作ってしまった、結構やっつけ仕事???らしいです(笑)いや、LotRサントラに掛けた時間に比べれば、ということですが。
この放映、当然明日から公開の「アビエイター」にあわせてのものでしょうが、当の「アビエイター」のサントラも楽しみです。