ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

パイレーツテディベア?

2006年08月14日 | 旅行
この写真はヒースロー空港ターミナル1内のハムリーズ(ロンドンの有名なおもちゃ屋さんです)にあった、海賊姿のテディベアです(笑)
行きの乗り継ぎでみかけたんですが、帰りにはもう脱がされてました。
これ、何なのかというと、やはりパイレーツ・オブ・カリビアン仕様なんですねー。
こちらの子供用仮装セットを無理やりテディベアに着せてみたようです(笑)

よく観ると、別にジャックでもウィルでもなくて、単に海賊なんですねー。

しかし、帰国が1週間ズレていたら、ヒースロー乗り継ぎはなかなか大変だったかも(汗)フットレストも持ち込めなかったら機内かなり辛いところでした。危ない危ない。
毎年夏にテロがあるイギリス・・・来年イギリス行きたいんだけど大丈夫でしょうか(汗)
容疑者は昨年はリーズ、今年はバーミンガムと、なぜかトールキン縁の地に住んでいたようで(汗)うーん。
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「弁慶」と「雨と夢のあとに」

2006年08月14日 | ミュージカル・演劇
旅行前と旅行後に見た舞台の感想をさらっと。
まずは松平健主演の「弁慶」。もちろん鈴木ほのかさんが出るんで観にいったんですが。
ん~、やっぱりこの手の舞台はあんまり面白くないっす(汗)ほのかさんもたくさん出てましたけどねえ・・・
あ、チラシで観たときはすごい格好だなあと思いましたが、実物見たら、和風メタルって感じでなかなかかわいく思えました(笑)昔あった「演歌メタル」ってCDのジャケットを思い出しました。金髪の女の子が振袖着てるの(笑)
話は安宅の関で終わりで、まだ続くのかと思ってしまった・・・(汗)
そう言えば、となりのおじさんが安宅の関のシーンを見ていて、「あ、(義経だって)わかってたのか」と感心してました。・・・って安宅の関知らんのか~(汗)「親父は時代劇が好き」というのは誰にも当てはまるものでもないようです。(うちの父も知らないかもひょっとして・・・(汗))
三幕目がショーで、いよいよ生マツケンサンバです(笑)チラシでほのかさんもマツケンサンバに参加するらしいと知っていたのでちゃんと残ってみてましたよ。
一応歌えるメンバーにはソロ曲があって、ほのかさんは義経役の人と「回転木馬」の「もし愛したなら」を歌いました。・・・和服で(汗)
和服のふたりがくるくると躍りながら「回転木馬」を熱唱する様はとってもシュールで・・・いやーすごいもの見てしまった(笑)一人で笑ってました・・・
マツケンサンバでは、ほのかさんは最後だけ登場。ちょっと踊ってました(汗)そして、紺野美沙子さんもマツケンサンバ踊ってた・・・(笑)やっぱりすごいもの見てしまいました(笑)
マツケンの阿波踊りもすごかったよ(笑)バックの人たちがすごいなあと思いました。

帰国直後に見たのがキャラメルボックスの「雨と夢のあとに」。友達に福田真由子ちゃんが出ると聞いて「行きたい!」と、二人の日程がなかなか合わないのに無理やり日程入れさせてもらいました(汗)
時差ボケで2時間くらいしか寝てなくて、寝ちゃうかな・・・と思いましたが、結構集中して見られたので眠くなりませんでしたよ。
いや~真由子ちゃんかわいかったです。危ないかも私・・・(笑)
真由子ちゃんはそんなにものすごく上手くもないんだけど、気持ちが入ってくるといいですね~。表情がとっても良いです。
あの役、大人がやったら嫌味な感じがしたかもしれませんが、実年齢の真由子ちゃんがやってると素直に見られましたね。
話は、柳美里原作とは思えないくらいキャラメルテイストになってました。原作は知らないけれど。ストーリーだけ聞いているとくさいな~、という感じなのですが、演じている人たちが上手いというかとても真摯な演技なので、素直に感動してしまいました。
特にね~、篠田さんがね~。篠田さんに泣かされてしまいましたよ。いや~頑固おやじだけど実は・・・という役をやらせたら右に出るものがいなくなりましたね~。
そして終盤の観覧車の中での真由子ちゃんの笑顔ですね~。まあ見事に泣かされてしまいました。
カーテンコールは、9時までしか出演できないため、真由子ちゃんは1回目のみ登場。2回目は真由子ちゃん抜きで、3回目のカーテンコールで、岡田達也さんが真由子ちゃんの等身大写真を持って登場。ちょっと怖かった(笑)
「日本沈没も観てね」ということでしたが、でもそこまでファンでもない私でございました・・・(汗)
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かわいそうなべラドンナ?

2006年08月14日 | 指輪物語&トールキン
旅行写真も指輪関連はもうネタ切れで、これで最後になります。・・・ってこれ指輪関連か?(笑)
ニュルンベルクのカイザーブルク(神聖ローマ皇帝の居城)の博物館にあった当時のヘルメットのひとつです。なんだか観たことあるような形だなーと思って(笑)
当時の武器を色々見ていると、人を沢山能率良く殺すために知恵を絞って作られたものなんだなあ・・・と思ってなんだかうすら寒かったです。
映画で使われた武器は、そういう中世の武器を模していながらも、どこかそういう恐ろしさを感じなかったのですが、やはり作られた目的が違うからなのでしょうか・・・

さて、昨日行方不明になったトゥック翁の息子のことをガンダルフは知っていたのか、という疑問にちょっと触れましたが、トゥック翁の子供について、ガンダルフがもうひとつ気になることを言っています。
「ホビット」の冒頭で、ガンダルフがビルボの母のべラドンナのことを「かわいそうなべラドンナ」と言っているのですね。
何がかわいそうなんだろう、べラドンナにはどんなエピソードがあったんだろう・・・というのが気になるところです。
これが書かれたときにはまだ「指輪物語」の構想は全くなかったはずですし、トゥック家についてそんなに深く考えていたはずでもなかったとは思うので、「何かあった」というのは深読みしすぎかなとは思いますが。
トールキンにとって、トゥック家とトゥック翁は、父方よりも親しみ深かった、母方のサフィールド家と母方の祖父がモデルらしいので、単につまらないバギンズ家の男と結婚してしまったことを「かわいそう」と表現していたのかもしれません。
表面的には袋小路屋敷で幸せに暮らしていたべラドンナですが、実は心の中では何かを失ったまま暮らしていたのかもしれません。例えば「冒険」とか・・・
いや、べラドンナもビルボ同様、心の中に冒険への憧れを持ちつつも、平穏なホビットとして暮らすことを望んでいたかもしれません。とすると「かわいそうな」というのはガンダルフの勝手な感想?なのかもしれません。
でも、実際のところはどうだったんでしょう。トゥック翁と親しかったガンダルフ、トゥック翁の子供たちとも親しかったと思うのですが、べラドンナとはどうだったのでしょうか。べラドンナもガンダルフの冒険の話に心を躍らせていたのでしょうか? 行方不明になった兄(弟かも?系図ちゃんと見てから書けって(汗))とは仲が良かったのでしょうか?
それとも、三美人と歌われ、バギンズ家から求婚されるくらいなのですから、そんなに変わり者ではなかったのかも・・・そういう意味でガンダルフに「かわいそうな」と言われていたのかもしれませんが・・・
このあたりもなんだかとても気になってしまうのです。
でも、トールキンはどちらかというと第一紀、第二紀のエルフやヌメノールの話を書くことの方に重きを置いていましたから、そこまでの設定はきっと考えてなかったかもしれません。
あ、でも幻のエピローグではサムの子供たちのことまで設定して書いてたんだよなあ。とすると、べラドンナやトゥック翁の子供たちのこともある程度は考えていたかなあ。少なくとも系図を作った時点である程度は考えてたでしょうね、きっと。
ホビットではエラノールの子供たちのことも気になってます。系図には名前が出ていませんが、長男はエルフスタンだとか、娘にフィリエルという子がいるとか、頭の中にはある程度の設定はあったみたいなので。
こんな風に色々と気になる設定を作り散らして(汗)読むものの心をひきつけるあたり、やっぱりトールキンはすごいなあと思います・・・
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