ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

久々に「終わらざりし物語」のこと

2004年01月24日 | 旧指輪日記
このところSEEとかプレミアとかの話題ばかりになってましたが、「終わらざりし物語」も着々と読み進んでます。まあ、未だに読み終わっていないのを「着々」と言えるのであれば、ですが(汗)
今は「指輪狩り」の途中です。まだ途中ながら、結構衝撃の内容ですねー(汗)
第三紀の話になって、俄然面白くなって来たというのが正直な感想です(汗)私、どうもエルダールとかヌメノール人たちとかの高貴な方々よりも、ロヒアリムやドワーフのようなワイルドな人たちに魅力を感じるのですよねー。(シルヴァンエルフは結構好きかも)ホビットは別格として(笑)
エオルの長征の物語は、その後のローハンの長征はセオデンの長征だけだった、というくだりを読んで(これは「追補編」でしたっけ?)、じわわーんとしてしまいました(笑)特に映画のセオデンにあてはめてみると。
エオルの英雄的で半ば伝説的な長征とゴンドールとの友情も、セオデンの時代には単に「昔の話」でしかなかったのではないかと思います。そのセオデンが、ゴンドールを救うために、エオル以来の長征を行うわけですよね。映画の、自分は王として何ができるのか、と自問し苦しんでいた人間くさいセオデンがその決意をするのかと思うと、今から妄想爆発しています(笑)
ドワーフたちのモリアでの戦いの話も、ドワーフのカッコ良さを感じましたね。一族が集結しての壮絶な復讐に・・・。復讐を是とするわけではないですが、人間ならぬドワーフだからこそカッコイイと思えるのかもしれません。
そして、一番衝撃だったのは「エレボールへの遠征」ですねー(汗)「マジかよガンダルフ!」と叫んでしまいましたよー(笑)
以前から、ガンダルフがフロドに言う「ビルボは指輪を拾う運命で、それはお前さんのところにやって来る運命だった」というような台詞を聞いたり読んだりする度に、「でももとはと言えばあなたのせいでは・・・(汗)」と思ってたんですが、その思いを新たにしてしまいましたねー(汗)「やっぱあんたのせいじゃん!」というか(汗)
でも久々にせっかち理不尽爺なガンダルフ調とお高くて傲慢なドワーフたちの会話が読めて、すごい嬉しかったです(笑)
この話、「指輪」本編を書き終えてから書かれたものだと思うのですが、トールキンが「指輪」を書いた後でも、「ホビット」や「農夫ジャイルズ」に出てくるようなユーモアを書いていたのだと知って、これも嬉しかったですね。

コメント
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