このところ一人で大騒ぎしているロンドンのLotR演奏会ですが、結局チケット取ってしまいました(笑)まあ最悪でもとんぼ帰りくらいはできるだろうと。せめてオックスフォードに行けるくらいの日程が取れれば良いのですが。TOPPSのカードも買うぞ!と今から浮かれてます(笑)RotKも見てないってのに(笑)
さて、昨日の予告どおり?今日は「終わらざりし物語」のアルダリオンとエレンディスのことを。
結局最後まで読み終わり、実はその後の「ガラドリエルとケレボルンの歴史」が面白くて仕方ないのですが、それはまた後ほどということで(笑)
この物語、やっぱりどうしてもトールキンとエディス夫人が下敷きにあるように思えて仕方ありません。もちろんそのままモデルというのではなく、トールキンの男性観、女性観、結婚観というものが総合的に現れているのだと思いますが、それってやっぱり自分自身の結婚生活のことが一番大きく影響しますよね・・・
私がこれを読んで感慨深かったのは、トールキンは自分がエディス夫人にどのような仕打ち(と言ったら言い過ぎでしょうが(汗))をしていたかよく解っていたんだなーということでした。アルダリオンとエレンディスのすれ違いを描きながら、女性であるエレンディスにも深い理解を示すような描き方がされていましたから。
このあたりの鋭い洞察?というか他者への共感というかが、トールキンの描く女性が魅力的な理由なのかも、と思いました。少なくとも男性に都合の良いだけの、女性から見たら腹立たしい女性像ではないです。女性からも共感できる女性キャラクターが多いですよね。私はトールキンの描く女性キャラクターはかなり好きです。
ただ、この物語でも、ギル=ガラドと中つ国の危機のこと、そしてエレンディスがヌメノールのことしか考えることができなかったというあたりに、「女性が狭い世界しか見ることができないのがいけないのだ」というような考えが垣間見られるように思えましたが・・・。二人の娘、アンカリメが女王になった後、中つ国への援助をやめてしまった、という話からも。
まあ、それもまた真実かもしれないし、トールキンは女性のそういう部分も含めて、愛すべき存在だと思ってはいたのかもしれませんが。
でも、トールキンが自分の物語にあまり女性を登場させない理由も、その辺りからなんとなーく解ったような気がしてしまいました。
さて、昨日の予告どおり?今日は「終わらざりし物語」のアルダリオンとエレンディスのことを。
結局最後まで読み終わり、実はその後の「ガラドリエルとケレボルンの歴史」が面白くて仕方ないのですが、それはまた後ほどということで(笑)
この物語、やっぱりどうしてもトールキンとエディス夫人が下敷きにあるように思えて仕方ありません。もちろんそのままモデルというのではなく、トールキンの男性観、女性観、結婚観というものが総合的に現れているのだと思いますが、それってやっぱり自分自身の結婚生活のことが一番大きく影響しますよね・・・
私がこれを読んで感慨深かったのは、トールキンは自分がエディス夫人にどのような仕打ち(と言ったら言い過ぎでしょうが(汗))をしていたかよく解っていたんだなーということでした。アルダリオンとエレンディスのすれ違いを描きながら、女性であるエレンディスにも深い理解を示すような描き方がされていましたから。
このあたりの鋭い洞察?というか他者への共感というかが、トールキンの描く女性が魅力的な理由なのかも、と思いました。少なくとも男性に都合の良いだけの、女性から見たら腹立たしい女性像ではないです。女性からも共感できる女性キャラクターが多いですよね。私はトールキンの描く女性キャラクターはかなり好きです。
ただ、この物語でも、ギル=ガラドと中つ国の危機のこと、そしてエレンディスがヌメノールのことしか考えることができなかったというあたりに、「女性が狭い世界しか見ることができないのがいけないのだ」というような考えが垣間見られるように思えましたが・・・。二人の娘、アンカリメが女王になった後、中つ国への援助をやめてしまった、という話からも。
まあ、それもまた真実かもしれないし、トールキンは女性のそういう部分も含めて、愛すべき存在だと思ってはいたのかもしれませんが。
でも、トールキンが自分の物語にあまり女性を登場させない理由も、その辺りからなんとなーく解ったような気がしてしまいました。