きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

概算要求90兆円超も止むを得ず!

2009-10-16 11:29:02 | Weblog
概算要求90兆円超も止むを得ず!          (009.10.16.)

新政権が、無駄の削減や投資効率の効果を考え、少しでも財源を捻出して、マニフェストの実現に努力するべく発足して丁度1ヶ月、従来までの政権とは違って各大臣や副大臣が夫々の役割の中で、活躍し、順調な滑り出しでスタートしたと思っている。

しかし、掛け声では、もう一段の努力による削減の声を掛け、各省大臣は今までの「財源要求大臣ではなく、査定大臣になって欲しい」と発破を掛けたが、当初予定の3兆円から4兆円の削減目標には届かなかった。

其れでも、2兆5000億円以上の削減数字が出た、しかし税収の落ち込みが予想を超える事から、来年度に向けた概算要求額は90兆円を超える事がほぼ確実になった様である。

鳩山総理は、マニフェストを実行する上で、如何しても90兆円を超える可能性を表明し、若し国民がシーリングを重視すると言うのであるなら、マニフェストの一部に変更を余儀無くす事になると言っている。

遣りたい事が、あっても、財源の収入が想定外に少なければ、仕方が無い事で、赤字国債を出しても止むを得ないのではないでしょうか。

政権交代後、やっと少し今までと違った動きが出てきた事に、国民は大きな期待を掛けている。全く新しい政治主導の内閣運営に、変ろうとするのだから、最初から全てに上手く行く事は稀なことで、多少は、変更があっても民主党のマニフェスト通りに時間が掛かってもやり抜いて欲しいと思います。

此れに抵抗を示す、官僚や旧自民党の族議員等は、色んな形で揶揄する傾向にあるが基本の線は、揺らぐことなく遣って欲しいと願っている。

今月26日から新政権、初の国会が始まるが、野党になった自民と公明両党がどの様な出方を示すかが、問題で、自公両党の将来ビジョンが国民の信頼を得られる政党として生まれ変われるかどうかが試されるところでもある。
(えびなたろう)