2021年11月21日(日) 大谷選手 MVPに
JST11月19日の朝、嬉しいニュースがもたらされた。 大谷翔平選手が、MLBのアメリカンリーグのMVPに選出されたのである。(画像はネットより)
投打に活躍する SYOHEI君
〇選出状況
・日刊スポーツの情報では、以下である。
1位 大谷翔平 LAA 得票 420票
2位 ゲレーロJr TOR 29票
3位 ペレス KC 1票
(大谷翔平MVP 420得点満点選出 記者30人全員が1位票を投じる (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース.html 参照)
・スポニチの情報では、以下である。
1位 大谷翔平 LAA 得票 420点
2位 ゲレーロJr TOR 269点
3位 セミエン TOR 232点
(エンゼルス大谷がMVP! 満票選出は日本人初 イチロー以来20年ぶりの快挙 「すごく嬉しい」(2021年11月19日)|BIGLOBEニュース.html 参照)
MLBでの、MVPの選出には、Aリーグ、Nリーグ各15球団の球団本拠地ごとに、2名づつの記者がきめられて、彼らの投票によって、各リーグのMVPが決まる。投票は、普段、あまり聞かない、ボルダ得点方式によっている。
2位、3位について、得票数や選手名のデータに相違があるのは、ボルダ方式の複雑さかもしれない、ともあれ、大谷選手が、満票で1位になったことだけは、間違いないようだ。
ボルダ得点方式/ボルダルールについては、当ブログの下記記事で触れている。
選挙権と意思決定 (2021/11/08)
〇改めて言うまでもないが、今季の大谷選手の活躍には、素晴らしいものがある。
・打者・野手として
打率 0.257
本塁打 46本
打点 100打点
盗塁 26
・投手として
勝敗 9勝2敗
防御率 3.18
東急インイング 130回1/3
奪三振 156
である。
・更に、オールスター前でのホームラン競争では、8人の中の1人に選ばれたが、接戦の末、1回戦で敗れたが、ファンを沸かせた。
翌日の、オールスターの本番では、1回表、1番DHで出場し凡打。1回裏に、二刀流で、投手として、3人を凡退で打ち取り。その後、3回に、投手を交代したが、結果的に、勝利投手になっている。
このような活躍のなかで、何といっても魅力なのは、何事にも真剣に取り組む姿勢と茶目っ気さで、ある人は、少年が、そのまま大人になったよう、と言っている。
憎めない性格で、だれからも好かれると言える。
・ベーブルースの、2桁勝利2桁本塁打の記録が破れなかったのが、今期の悔い残りだが、時間の問題だろう。来年は、すんなりクリアして、また、話題に上ることだろう。
〇大谷選手の、今期の話題は終了したわけだが、来期がどうなるのだろうか。
*大谷選手の環境がどうなるだろうか
他球団への移籍も考えられるが、LAAの、理解のあるマッドン監督の存在は、極めて大きい。専門の通訳もつけてくれている。
怪我などを克服して、始まった今期だが、来期も、MVPを取れるような活躍ができるだろうか?
*二刀流の今後はどうか、
日米での後継者・挑戦者は現れるだろうか?
DH制が基本のナショナルリーグ(日本のパリーグ)、形だけは二刀流のアメリカンリーグ
(日本のセリーグ)だが、後者の方が、やりやすいだろうか。
日本の高校野球では、エースの投手が、3番打者という、二刀流は、珍しくない。
*二刀流をこなすには、個人としての超能力が必要と言える。
野球が大好きであるとともに、体力やエネルギーなど、並外れた能力がいるだろう。
内外の野球評論家の見解はどうだろうか、