つれづれの記

日々の生活での印象

唱歌「冬の夜」に寄せて

2023年01月31日 07時18分48秒 | 日記

  2023年1月31日(火)  唱歌「冬の夜」に寄せて

 

 

ここ暫くだが、文部省唱歌 「冬の夜」が頭を離れない。

何がきっかけだったかは思い出せないが、ふと思い浮かんだ歌で、メロディも覚えているのだ。筆者と同世代になる家内も、この歌をよく覚えていた!

♪ともしびいちいかく、きぬぬうははあは、はあるのあそびの、たのしさかたるー-♪

この曲は、ネットで調べたところ、明治45年(1912年)3月、「尋常小学唱歌」第3学年用に掲載され、発表されたようだ。当時の慣例で、作詞・作詞者は公表されず、現在も不明で、不詳となっている。

 

歌詞は以下だ。

 

・時代を映して、歌詞は全体が文語調で、以下の様に、旧仮名遣いもある。

   衣縫母は、日数かぞて、縄な父は

・冒頭の燈火は、電灯のことで、まさか、ローソクではあるまい!

・2番の父親の手柄話にある、過ぎしいくさとは、日清・日露戦争の事だろうか? 

  子供への配慮から、一時、過ぎし昔の思い出かたる、に変えたようだが、オリジナルの歌詞に戻され、現在に至って

  いるようだ。

・東北の雪国の田舎で育った筆者には、囲炉裏端で、手仕事をしながらの家族の団欒の風景が、鮮やかに思い浮かぶ。

・リフレインで繰り返される部分は、外の寒さと、家の中の暖かさが、対比されている。

・1番の歌詞にある、指折り数えて春を待つ光景は、雪国の子らの素直な気持ちだ。

・下図は、この歌に因んだ、ネットで見つけた風景だ。驚いたことに、この図は、歌の話でよく見ている、著名な二木絃

 三氏の作品のようだ。(参照:冬の夜_ 二木紘三のうた物語.html)

 

 

・下図は、ネットで見つけた楽譜である。歌いやすい、素直な曲調だろうか。

  (右サイトから引用:冬の夜(文部省唱歌)/うたごえサークルおけら.html)

 

ネットには、多くの歌手がカバーしたものが出ているが、森昌子が、1970年頃にうたった、澄んだ声の「冬の夜」も素晴らしい。

 

この「冬の夜」と同じ頃に、今もよく歌われている唱歌

  「雪」   雪やこんこ、霰やこんこ、降っても降ってもー――――。

  「冬景色」 さ霧消ゆる湊江の、舟に白し朝の霜――――。

が発表されているようだ。

 

上述の、二木絃三氏のサイトで、サイトの読者の、面白いコメントを見つけたので、以下に引用する。

 

この歌は、昔流行ったもので、しりとり形式になっている。筆者もよく覚えていのは、“ロシ蛮国、ロバトキン、玉”の個所だ。ロシが面白い。

 

 

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新年の4つ目の駅伝

2023年01月29日 17時58分22秒 | 日記

  2023年1月29日(日)  新年の4つ目の駅伝

 

 

先日、新年の4つ目の駅伝である全国男子駅伝大会を、NHKTVで観戦させてもらった。

 

当ブログでは、今年になって、これまで、以下の記事を投稿している。

  新年の2つの駅伝   (2023/1/6)   (O62)

  新年の3つ目の駅伝  (2023/1/22)  (O65)

本稿は、これらに続くもので、今回の大会の概要について述べている。

 

 

◇全国男子駅伝大会

*大会ポスター

  

  

*実施概要

主催  日本陸上競技連盟  共催 中国新聞社、NHK

期日  2023年1月22日(日)

場所  広島市・廿日市市

コース 下図のように、マラソンより少し長い48kmを、折り返しで、7人で走る。

チーム 47都道府県代表のチーム

  

 上図ではよく見えない、各区間は、以下の様になっている。

 

各区の年齢制限は以下の様だ。

 中学生  2,6区  (距離は、ともに3km)

 高校生  1,4,5区 (距離は、それぞれ、7、5、8.5km)

 社会人(含大学生) 3,7区 (3区は8.5km、7区は全体で最長の13km)

 

*結果

下図は、各チームの順位変動を示したものだが、上位に居続けた長野が、途中から首位に立ち、昨年に続いて、優勝している。

 

当初、かなり遅れをとった広島だが、2区で大幅に順位を上げ、以降、ペースを維持して、地元の意地を見せて、7位に入る頑張りをみせた。

 

下図は、長野のアンカー 上野裕一郎選手のゴール風景だ。

 

現役のランナーでありながら、箱根駅伝の立教大チームの監督も務める、上野裕一郎選手だが、襷を引き継いだ時の2位との時間差を見ながら、アンカーとして、余裕のある走りを見せてゴールしている。上野選手は、名門佐久長聖高校の出身で、地元から、大会への出場を依頼されたようだ。

 

 箱根駅伝での立教大チームだが、昨年秋の予選会を見事突破し、55年振りに今年の本選出場となっている。残念ながら、順位は18位に終わったが、来年の記念大会での活躍に期待したい。

参照サイト;(「15kmを45分で通過しよう」立大・上野裕一郎監督 55年ぶり本戦復帰に導いた魔法の言葉)

上図は、立教大の予選会突破を喜ぶ、上野監督(左)

 

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ウクライナをめぐる状況

2023年01月28日 11時36分52秒 | 日記

 

2023年1月28日(土) ウクライナをめぐる状況

 

 

 

〇戦況地図

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻以来、約11か月になるが、最新の戦況地図は下図の様だ。

濃い赤斜線で示されているのは、クリミア半島とルハンシク州・ドネツク州の一部で、侵攻前から、ロシアや親ロシア派が支配している地域だ。

クリミア半島は、2014年、ロシアが軍事力で占領し、ロシア国土に組み入れた地域だ。〇海峡に架けられ橋で、ロシア本土と繋がっている。

また、親ロシアはが支配している地域は、クリミア占領後に、自前の傀儡政府を作って支配している。

薄桃色の地域は、侵攻後、ロシアが掌握し、水色の地域は、ウクライナが反撃を主張している地域のようだ。

サイトに出ている記事だが、UNHCRによれば、軍事侵攻後の、ウクライナの民間人の死者数は7068(内子供438)人、ヨーロッパへの避難民は、799万人強で、全人口の、17.5%に上るようだ。

           

下図は、2022年10月に、ロシアが一方的に併合を宣言した、ウクライナ東・南部の4州(ルハンシク州、ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州)を、当時の戦況地図に重ねたものだ。以前の記事で使用した図である。

支配地域と黄線の州境は、一致していない地域もあるようだ。

 

〇ウクライナへの軍事支援

ウクライナ軍が現在使用している戦車は、性能が劣り、故障なども多いようだ。このため、ゼレンスキー大統領は、西側に対し、新型戦車の提供を強く要望している。

これに対し、各国は、以下の様に軍事支援を行うこととしたようだ。

・ドイツ;慎重だった、シュルツ政権だが、戦車「レオパルド2」の供与を決断したようだ。

     調達まで、3か月程かかるという。

     ドイツは、供与によって戦線が激しくなり、リスクが高まることを懸念したようだ。

     ポーランドが、ドイツ製の戦車を供与することも、ドイツは認めるようだ。 

・アメリカ:バイデン政権も、戦車「エイブラハム」を供与することにしたようだが、調達

      まで、数か月かかるようだ

・イギリス:イギリス政府も、主力戦車の提供を検討していると言われる。

 

下図は、ネットのサイトから引用したものだ。ロシアが、軍事力で、ウクライナを圧倒している状況が分かる。

 

〇今後のシナリオ

 ウクライナ情勢は、現在の世界を覆っている暗雲だが、今後、どうなるのだろうか?

 このことで、以前、当ブログの以下の記事

  ウクライナで再併合へ (2022/10/4) (O32)

で触れたことがあり、その記事にある、以下のシナリオを引用する。(『』が引用部分)

 

『・ウクライナが降参し、4州を割譲する。⇒一時的な停戦にはなるが、ウクライナは、簡単には収まらず、ベトナム戦争の様に長期のゲリラ戦になるだろうか。

・ロシアが内部崩壊する。⇒国内の厭戦気分と経済苦境、等から、批判勢力が増加し、プーチン政権が退く。身辺をKGB流に固めているプーチン氏は、容易には退かないがー-。

・ロシアとNATO(欧米)間の新たな戦争に発展する。核による際どい威嚇合戦や、部分的な核戦争になる?』

 

1番目のシナリオにある、ウクライナの降伏はあり得ないものの、一時的な停戦は、十分、考えられる。トルコなどの周辺国や、国連などの関係機関の動きがあるかもしれない。

でも、クリミア半島と、4州の面積は、ウクライナ国土の10数%にも上ることから、国民や国際社会としては、停戦が、そのまま継続するとは思えず、戦闘が続き、膠着状態になり、年オーダーで、長期化する可能性もある。

 

2番目のシナリオも、かなり、あり得る。ロシア軍が撤退して、紛争が終結する、小さな可能性もある。

プーチン大統領の6年の任期は、2025年までのため、大統領選が行われるようだ。

イエスマンで周辺を固めている氏の牙城は固いと思われるが、反対勢力や、国内世論の高まりがあるかも知れない。暗殺も起こるかも!?

 

3番目のシナリオの、全面戦争には至らないものの、ロシア側の、核をちらつかせた、際どい威嚇が行われるだろうか? NATO軍が、表舞台に出てくる可能性もあるだろうか。

 

 

〇森元総理の発言

森元総理が、ウクライナに対する、岸田政権の姿勢を批判したようだ。

さる1月25日、都内で行われた日印協会の会合で、以下の様に話したようだ。

 

「ロシアが負けることはまず考えられない」

「せっかく(日露の良好な関係を)積み立ててここまで来ているのに、こんなににウクライナに力を入れちゃっていいのか」

などと、西側に偏っている岸田政権の姿勢に苦言を呈したようだ。

氏は、現在のウクライナ情勢を、どう見ているのだろうか。ロシアに対して、日本は、どうしろというのだろうか?

 

氏は、総理時代、日露関係の修復のために尽力し、プーチン大統領とのパイプもあるようだ。

森元総理は、東京オリンピックに関する会合で、女性蔑視の発言で、会長を辞めることとなった事案が思い出される。

 

 

 

 

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コロナ 新たな段階へ

2023年01月24日 15時46分21秒 | 日記

2023年1月24日(火) コロナ 新たな段階へ

 

 

◇この所のコロナの状況だが、新規感染者数は、1月23日 16:00時点で以下だ。

全国  32571人

地域別状況

5桁  0

4桁  東京2677 神奈川2194 埼玉1322 千葉1374 茨城1821

    愛知1229 三重1201  大阪1844 兵庫1279 広島1909

    福岡1036

3桁  200以上 29地域

100台     6地域 

    青森199 山形134 富山172 島根177 高知158 徳島173

 

◇ここ数か月の状況は、下図の通りである。昨年暮れから新年にかけて、増加傾向で、1月初めにピークがあったが、その後、漸く下火傾向になってきているようだ。

 

◇新型コロナウイルスは、2020年、中国で発覚以降、我が国でも、長期動向で見ると、下図に示すように、第1波から現在まで、感染を拡大してきているが、現在の第8波は、昨年9月の第7波を超える勢いである。

 

         波       3  4  5    6   7   8

◇死者数

この所、気になっているのが、死者数だ。

長期スパンで見ると、下図のように、今回は、これまでの最高値を超えて、増加傾向だ。

死者数の山は、前項に示した、新規感染者数より、少し遅れて現れる訳だが、新規感染者数は下降傾向なので、暫くすると、死者数も減少傾向に変わると言うことだろうか。

 

◇この所、ウイルス君も、状況変化に合わせて、変異しているようで、オミクロン株の、XBB.1.5(ワン・ファイブ)という変異株になるようだ。アメリカでは、可なり蔓延しているようだ。

 

 

◇感染法上の分類の変更など

感染法という法律があるようで、新型コロナウイルス感染症は、法律では、2類相当に分類されてきたが、この春頃から、インフルエンザと同じ、5類に変更すべく、専門家による検討が始まったようだ。

5類になると、新型コロナワクチン接種が、現在の無料から、有料になるという。

また、すっかり定着し、習慣化している、マスク着用や手消毒なども、どうなるか気になるところだ。

無料で受けられる筆者の5回目のワクチン接種は、2月9日の予定で、それが終了するまでは、ともあれ、元気でいなければなるまい。

春節を迎えて、膨大な人が移動すると伝えられている、中国の状況が気になるところだ。

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新年の3つ目の駅伝

2023年01月22日 22時08分44秒 | 日記

2023年1月22日(日)  新年の3つ目の駅伝

 

 

先日、当ブログに、下記記事を投稿し、ニューイヤー駅伝と、箱根駅伝について取り上げている。

  新年の2つの駅伝  (2023/1/6)  (O62)

 

本稿は、新年の3つ目の駅伝として、先日の1月15日に行われた、「全国女子駅伝」について述べている。

今日22日は、新年の4つ目の駅伝である、全国男子駅伝が開催されたが、TVで観戦した所だが、近日中に、当ブログに、取り上げる予定だ。

 

◇大会概要 

 下図は、本大会のポスターである。 

 

 

◇大会概要

この大会は、日本陸上競技連盟が主催し、関係団体が共催となっている。

全国47都道府県が、年齢に応じた、女子選手のチームを作って参加する。

 京都のたけびしスタジアムを出発し、京都国際会館前で折り返し、スタジアムに戻ってくるコースで、マラソンコースの長さと同じ、42.195kmを、10区に分けて、10人で走る競技だ。

優勝杯には、皇后杯の名が冠される。

 

コースを、下図に示す。

 

◇結果

下図は、全体の順位変動を表した図だ。

常に上位に居続け、最終区間で、2人を抜いて優勝した、大阪(青線)の頑張りは見事なものだ。

一方、圧倒的な優勝回数を誇り、連続優勝を狙った京都(緑鎖線)だったが、スタート当初の遅れを盛り返し、最後は、2位に上がったのは、地元のパワーとプライドだろうか。

 

 下図は、岡山チームの、順位の変動を表した図だ。

第1中継所で、38位でタスキを受け取った岡山チームが、3区を走って、第2中継所で次の4区の走者に引き継ぐ時は、21位になっていたようだ。なんと、17人抜きをやってのけたのである。

この区間は、3Kmと短い中学生区間で、走ったのは、ドルーリー・朱瑛里選手で、区間新だったようだ。でも、岡山チームは、その後の順位は伸びず、18位に終わっているようだ。

 

 

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