2021年9月28日(火) MLBも大詰めに
アメリカの大リーグ野球(MLB)も大詰めで、レギュラーシーズンから、ポストシーズンに入ろうとしているところだ。
日本人選手の活躍も注目されるが、なかんずく、ロサンゼルスエンジェルス(LAA)の大谷選手が注目されているところだ。
〇大谷選手の今期の成績
*大谷選手は、まず、打者で,DHとして、大いに活躍している。
打者としての成績は以下
試合数 149試合
打点 78点
本塁打 45本
ALでの、ホームラン王争いに名を連ねているのは、見上げたものだ。
46本 V.ゲレーロJr (TOR)
S.ペレス (KC)
45本 大谷翔平 (LAA)
途中までは、大谷選手がリードしていたのだが、このところは調子が上がらず、追い越されてしまっている。相手チームが警戒して、申告敬遠など、四球を貰うことも多い。 オールスターでのホームラン競争が、マイナスになった、とも云われる。
安打数 133
打率 .258
通常の打者としてみても、打率は、そんなに悪くない成績だ。
野手としては、足の速さを生かした、走塁や盗塁も魅力だ。
盗塁 24
*投手としては、もちろん、リアル二刀流である。
これまでの成績は以下だ。
投球回数 23試合
勝敗 9勝2敗
防御率 3.18
奪三振 154個(9/26時点) 10奪三振の試合もある
〇直近の活躍
*一昨日26日は、NHKBSのMLB中継で、LAAとSEAの試合を観た。
14-1で、LAAが大勝
大谷は2番DH 打撃成績は、2本の3塁打 1三振 3四球
大谷の活躍で、チームの空気が大きく盛り上がって、打線が爆発したと言えるが、ホームランもさることながら、まず、打って塁に出ることだ。
走者として、足を見るのも楽しみで、大谷の走塁だから3塁打になっているとも言える。
一時、日本で話題となった、トリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)も狙えるだろうか。
*昨27日は、大谷選手が、リアル二刀流で出場する、マリナーズとの試合が、NHKBSで、早朝5時から放送されるのを、テレビ観戦した。
解説 小早川毅彦氏
結果は、
LAA1-SEA5
で敗退 。念願の2桁勝利はお預けとなった。
この試合、大谷が相手の攻撃を抑えて好投する中で、相棒のスズキ捕手のホームランで先制し、5回表を抑えて、勝ち投手の権利も得ている。
しかし、その後、相手チームにホームランされ、同点となって、勝ち投手の権利が暫時なくなったが、味方の援護があれば、権利も復活したのだが、できなかった。
投手交代後は、相手チームに打たれ、1-5で負けとなった。
SEAは、ワイルドカード進出のぎりぎりの位置にあり、必至である。
〇ベーブルース
大谷選手は、2桁勝利 2桁ホームランという、ベーブルースの古い記録に光!を当てた。
ベーブルースは、レッドソックスの中心投手だったころ、本格的な二刀流に挑戦し、
1918年 13勝 11本塁打
1919年 9勝 29本塁打
の記録を残している。
これらのデータから、10勝10本塁打が目標とされた。
1920年に、ヤンキースに移籍後は、ほぼ、野手(打者)に専念したようだ。・
ベーブルースの本名は、
ジョージ ハーマン ルース ジュニア(Jr)
ベーブ(babe)は、赤ちゃんを意味し、童顔だったところからつけられた愛称という。
い
大谷選手も、野球少年がそのまま大人になった印象があり、共通するところが有るかもしれない。
ベーブルース 大谷翔平
〇今後の楽しみ
残り試合数が限られている中で、大谷選手は、LAAの8/3の最終戦(対SEA)に投手で登板できるだろうか?
この試合で、ベーブルースと肩を並べ、あわよくば、それまでに、DHで活躍して、ALのホームラン王になれれば、これ以上の喜びはない!