2025年5月12日(月) 天正遣欧使節団
昨夜、NHKテレビで、 天正遣欧使節団の事を、初めて知った。
番組の案内役は、ヤマザキマリさん(下図)である。
NHKの番組表では、以下のようにでている。
右欄:ヤマザキマリx歴史ミステリー ―天正少年使節をたどる旅―
左欄;440年前、長崎から世界に衝撃を与えた、10代の若者たちがいた!「天正遣欧
少年使節」いったい彼らは、何者だったのっか? 美しきヨーロッパを舞台にヤマザキマリが謎に迫る
使節団は、少年の4人で、以下のようだ。
右上 伊東マンショ 主席正使
右下 千々石ミゲル 正使
左上 中浦ジュリアン 副使
左下 原マルチノ 副使
中央 メスキータ神父 随行神職
この天正使節団は、天正10年(西1582年)に、航空機の無かった時代、身の危険も顧みず、長崎港から、 ポルトガルのリスボンにむけ、出港している。
当時は、ポルトガルは、スペインとならんで世界の中心であった。
使節団の日本のルートは、下図。
日本を出てから帰国するまで、8年間(出国1582、帰国1590)もかかっている。
下図は、長崎県大村市にある、少年達の、顕彰の像のようだ。
九州には、キリスト教を信奉する、大友宗麟、大村純忠、有馬晴信などのキリシタン大名がおり、少年達は、これら大名の名代として、危険を顧みず渡欧している。かれらは、大名たちの子弟や縁者だったようだ。
日本国内は、出発前と比べ、キリシタンに対する警戒と弾圧が厳しくなっていたようだ。
「長崎と天草地方の隠れキリシタンッ関連遺産」が、2018年6月、世界文化遺産に登録されている。